私はプログラムもやったし、システム開発に携わった経験もありますから、
その経験から・・・
まず、貴方は何をやりたいのでしょうか? プログラム作成は一定の知識が
あれば、誰でもできることです。問題は、プログラム作成だけでは単に注文
主やシステム設計部門から出された仕様に基づいてプログラムを作成すると
いう仕事だけではすぐに限界がきます。そのような仕事を30才台や40才
台、さらには50才台になってもやり続けられますか? この様な仕事だけ
ならば中学生の能力があれば可能ですよ。
ですから、本当の情報化の仕事というのは、プログラムを作成することが目
的ではありません。現在の業務を分析し、どう整理して、どのように電算化
していくかということが大事なのです。顧客や利用者の意見を聞いて、実際
にプログラム作成の指示をしてシステムをつくっていくこと、それがもっと
も大事な仕事です。これがシステムエンジニア(SE)と呼ばれる職務です。
もっとも最近は会社の方も、プログラマーに毛の生えた程度の業務の仕事内
容であっても、やたらと顧客への説明としてSEというのを乱発しています
が、本当にSEの名に値する人はごく少数ですが・・
このあたりは、一度、「日経文庫. システムのはなし」を見て下さい。
ということで、プログラマーをめざすのではなく、是非SEをめざして下さ
い。真にSEといえる能力をもっているなら引っ張りだこです。
そして、SEをめざすならば、別にどのような大学へ行ってもどのような専
攻であっても、あまり関係はないですね。私が知っているもっとも優秀なS
Eは、某大学の経済学部出身でした。
また、情報関係の会社の人に言わすと、理系の専門学部をでているよりも文
系の学部を出ている方が、人との対応能力に優れているからいい、理系の専
門を出ている人はどうもオタクっぽくて、だめなんだそうです。(専門学部
の人、ごめんなさい)
今から、あまり袋小路にはいるのではなく、SEになるためにも、幅広い教
養を持って下さい。専門的な能力は、貴方の素質があれば、本当に短時間で
身につけることができます。
がんばれ!
お礼
頑張ります。たとえ何があっても自分は頑張ってみせます。 ありがとうございました。