ファーストフード店どうして食券制にしない？

質問

マクドナルドなど、サイドメニューも多く複雑な店舗は別として、牛丼屋などで食券制にしていない店舗はなぜそうしないのでしょう？
注文間違いも金銭のやりとりも発生せず安全で効率的、使っていればコストの元は取れると思います。
何か特別な理由があるのでしょうか。教えてください。
よろしくお願いします。

回答No.3

eroero4649

吉野家がわざわざ後払いシステムにしているのは、お客さんが帰るときに「ありがとうございました」というのを忘れないため、だそうです。効率より人情を重視しているということです。本当かどうかは知りませんが、吉野家は食い逃げされても後を追いかけないという噂もあります。なんでも、そもそも食い逃げができそうなシステムになっているのは自社（吉野家）の責任なのだから追いかけないとか。まあ下手に追いかけて危害を加えられるよりしょせん一杯数百円だという計算もあると思います。かつて万引き犯を追いかけて取り押さえようとしたら殺されたって事件がありましたよね。たかが数百円のために従業員の身に危険を及ぼすわけにはいかないということでしょうね。

すき家のゼンショーは、それとは見事に好対照な理由です。要は「食券機のコストが面倒くさい」。
一時期すき家が強盗に狙われる事件が多発した時期がありました。それは夜中のような時間帯にいわゆるワンオペ（従業員が1人だけ）ということが多いすき家が狙われたわけです。コンビニのような防犯装置（従業員がボタンを押すとブザーが鳴って警察に自動的に連絡が行く。従業員はその隙に逃げる）がないのも大きな理由です。
ゼンショーは警察から、「お前のところが強盗犯から名指しで狙われてるから従業員を複数置くか、食券機を導入しろ」といわれたのですが、「従業員は雇いたくないですし、食券機の導入費もバカになりませんねん。全国の店舗に食券機を導入するコストで強盗何人分になるかを考えたらやってられませんな」と返事をしたそうです（本当）。さすがはバイトにさえ残業代を払わない企業です。強盗に入られても、つり銭は保険が支払われるので、純粋な損害は売上金だけです。「全国の店舗が1回ずつ強盗に入られてもまだ（食券機導入より）安い」ってことでしょうな。じゃあ従業員が危険な目に遭ったらどうするんだというところですが、一応従業員に対しては「ヘタに抵抗しないですぐ逃げろ」と指導しているようですが、まあしつこいけどバイトへの残業代さえ出し渋る会社ですから、そのへんについてはなんとも思ってないのが現実でしょうね。「はあ？なんでワシらが従業員の安全なんかに気をつけなあかんねん」

お礼

ご回答有難うございました。
店舗数が多いとやはり導入コストがネックになるのですね。

回答No.2

SEI-R

＞使っていればコストの元は取れる。

残念ながら間違いです。
ああいった機材は、イニシャルコスト（初期費用）の他に、月々のランニングコストがかかります。

毎月だと点検・整備費用やレシート・食券の充填、電気代、他にメニューが変われば表記の変更など、諸経費がかかるため、どの店舗でも使い続ければ得をするようなものではありません。

人件費の削減や効率化という利点はありますが、そもそも回転率が低い店舗や省スペースの店舗などでは、元々の人件費がそんなに高くないため、利幅は少ないです。

飲食店の券売機は大体70～80万円（相場）くらい、これを店舗に2台入れれば140～160万円。
月々のランニングコストが2台で5万円～8万円くらい。
かなりアバウトな試算ですが、これが店舗の売上や人件費と比較して、得かどうかによります。

それ以外でも会社や店舗の方針で、直接のやり取りを重視するところも珍しくありません。

ちなみに、牛丼屋などでも、大型店舗や回転率が高い店では食券を導入している店舗もあります。

お礼

ご回答有難うございます。

ランニングコストがあることは認識していますが、ファーストフードであれば回転率もさほど悪くないと思いますし、どんなに人件費が低いと言っても、券売機の運用コストと比較して得にならないということはあまりないと思うのですが…。

人の手で金銭のやりとりを行うと、通常の精算に加え数時間毎のレジ金の確認、差異が出た際の処理などの時間的なコストもあります。

その時間を接客対応や清掃等、機械にはできないことに当てたほうが収益があげられるのではと思ったのです。

＞会社や店舗の方針で、直接のやり取りを重視するところも珍しくありません。
こういった理由でしたら納得できます。

ありがとうございました。

回答No.1

maiko0318

この前、ＴＶでやっていました。

外国人から見ると信じられないようですね。
故に）あんな食券、いくらでも偽造できる。なぜあんなものを使って商売が成立しているのか？

だそうです。

お礼

ご回答有難うございます。
偽造を懸念して導入していないということなんでしょうか。
実際は成り立っているわけですから、もし既に偽造されていたとしても損失の方が小さいのではと思ってしまいました。
そういうところは海外の方から見たら驚いてしまうのかもしれませんね。