実現すると言うこと
喩えば遠くの国の素晴らしい景勝地の話を聞いたとします。自分も是非行って見てみたいと思い、そしてお金をためて飛行機やバスなどの乗り物に乗って、あるいは途中人に尋ねながら歩くなどして終に着く。この場合は、そこに行きたいという気持ちと、実際に行くと言う行動が伴って初めてその景勝地を拝むことが実現します。
ここに、ある人が理想を持って歩いていても、その理想に実際に到達していることとは異なります。
目指すものと、その目指したものに到達することとの間の隔たりをいかにして人は埋めることができるのでしょうか。人が何某の理想を目指すとき、人はその目指した理想のように行動することが求められ、それを為すことが理想を実現することであると思います。
こんな人は素晴らしいなと感じるような人や言葉に会うこと、あるいは自分はこんな人生を送ってみたいと思えるような人生を実現すること、は、それぞれ、素晴らしさを吟味すること、人や言葉、邂逅について吟味すること、人生について吟味することによって、それぞれのより詳細な像を得、自身が具体的に行為することを可能にし、次第次第に自分の目標とするところに迫ってゆけるでしょう。
質問ですが、皆さんの考える素晴らしいなと感じるような人や言葉とは何でしょうか。
或いは、どのような人生を送ってみたいと思われるでしょうか。
よろしくお願いします。
ちなみに自分は、聖人に会うこと、真実の言葉を聞くこと、後悔しない人生を歩くことを目標にしています。それぞれを吟味すると、聖人とは浄らかな人であり、真実の言葉とは一つの事を言い表している言葉であり、後悔しない人生とは、晴れも曇りも雨もあったが、総じて奇跡的(全てがそれでよかった)な人生であったと言えるような人生のことです。
そして、目を澄ますこと、聡い耳を持つこと、勇気を持って歩くこと、などが、目指すところに近づくことです。
お礼
ありがとうございました。 何代いるんですか?!ww