- ベストアンサー
シングルプロセッサかマルチプロセッサかで迷っています
ペンティアムIIIを使ったマルチプロセッサ用のABIT VP6マザーボードを入手しました。 説明書によると、このMBでは、CPUはシングルでもマルチでもお好みで好きな使い方ができるとのことでした。 そこで迷っているのは、OSがWindows98なのですが、この場合だと本当にSMPの性能が発揮できるのかどうかよくわからないことなんです。 細かいことをいうと多分深い世界できりが無いと思いますので、素人にわかりやすい単純論で結構なのですが、 ●その1: ペンティアムIIIの500MHzを2個SMPにした場合と、同1GHzを一個シングルで使う場合と、Windows9x系だとどちらが実質有利になりますでしょうか? また、今後NT系~XPやLINUXなどのOSに積み替えた場合は上記の選択ポイントが変わってきますでしょうか? ●その2: SMPは、シンメトリーのマルチプロセッサと聞きましたが、そうするとマザーボードに積むCPUは、まったく同じ周波数で揃えないとだめ、ということでよろしいでしょうか? (いっぺんに2個のCPUを買えないので、後々余裕ができたときで2個に増設できればいいな、と考えているのですが、その際、2個目はちょっといいものを、たとえば第一CPUは500MHzだったけど、第二CPUは1GHzにしよう、ということも可能でしょうか?)
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
DualCPUに対応したOSでも、アプリケーション側でDualに対応していないとあまり効果が出ません。 場合によっては、不具合が出ることもあるらしいです。 必ずしも2倍の性能にならない詳しい理由は忘れたので自信はありませんが、2つのCPUで必ずしも同じ処理をしているわけではないので、一つのCPU行っている処理を待ってもう一つのCPUが処理をしたりするアイドリングがあるからではないでしょうか? あとは、メモリの容量やHDDからデータを読み書きする時の転送速度に限界があるから。 例えば、転送速度が最大で100のHDDで、一つのタスクで70使用していたら、2つのタスクで140のはずですが最大が100しかないので100の転送スピードしか出ません。 メリットとしては、重い処理を高速に処理できるということバックで重い処理をさせながら複数の作業を同時に行えるということにあるのかもしれません。 比べるものが500MHzと1GHzなのでちょっと比べづらいですが、Pentium4の3GHzよりもXeonの3GHzでDualの方が高速ですよね。 サーバー向けには4のCPUが搭載できるマザーもあるようです。
その他の回答 (4)
- monanti
- ベストアンサー率30% (12/40)
デュアルマザー3台目なんですが、最初の1台以外はシングルで使っています。 ●その1: 1GHzシングルの方が良い。 Windows9xはマルチプロセッサ対応ではありません。 CPUを2個積んでも1個しか使いません。 マルチプロセッサ対応のOSであっても、普通に使う分にはシングルの方が良いです。 単純に言えば、二つに分けられない仕事の場合、CPUが1個遊んでしまうということです。 ●その2: 周波数、型式、ロットなどが同じ物を使うのが基本です。 店で一緒に売られていても入荷時期が違ったりするので注意が必要です。 が、前に使っていたマザーは違うCPUでも使えました。 Pen3も意外と値段が高いので、マザーボードだけにこだわるのも如何なものかと。 Celelonだと2GHzで7千円強ですかね。 CPUとメモリの価格、性能を考えるとPen3で今から一式揃えるより、Celelonでマザーごと考え直す方が良いかも知れませんよ。
お礼
>単純に言えば、二つに分けられない仕事の場合、CPUが1個遊んでしまうということです。 なるほど、わかりやすく教えていただきすっきりできました! >周波数、型式、ロットなどが同じ物を使うのが基本です。 >前に使っていたマザーは違うCPUでも使えました。 なるほど! MBによっては融通のきくものもたまにあるんですね! >Celelonでマザーごと考え直す方が良いかも知れませんよ そうですね。。。 実はこのMBは、いきつけのショップの掘り出し市に500円で出ていたので、よくわからぬまま、高嶺の花だったSMPに初挑戦してみようかな、と買ってしまったものでした。 無理やりVP6でPen3にするより、トータルな値段と実用的な性能を考えて、やめちゃった方が得策のようですね(^^;) すごく高かった当時の定価だとモンモンとしてしまいそうですが、500円しか投資してませんので、その点ですっぱりと割りきりができやすいです。
- AC120V
- ベストアンサー率52% (687/1312)
デュアル CPU のメリットは AVI ファイルをエンコードしながら、ビデオキャプチャーをするとか 実際にやってみると CPU 負荷 100% 状態でもフレームドロップアウトも発生せずに安定にキャプチャー出来ます。 AVI ファイルをエンコードしながらでも、軽い作業ならサクサク動きます。 このように複数の作業を同時にする場合、大きな効果が有ります。
お礼
重ねてどうもありがとうございます! なるほど、CPU負荷メータが100パーセントを指していても、実質50%相当で余力を持っていてくれている、ということですね。 初心者にもわかりやすいアドバイスで、とても助かりました。
- AC120V
- ベストアンサー率52% (687/1312)
Windows98 はマルチプロセッサに対応していません。 OS とアプリケーションソフトがマルチプロセッサ対応でなければ効果は有りません。 CPU 1つでも 2 つでも同じです。 CPU は同一の周波数で、同じスペックで揃えてください。
お礼
こんなに早くご回答がいただけてインターネットの威力だなあ、と大変ありがたく感謝いたします。 ちょっと便乗質問で、参考までにもうひとつ伺ってよろしいでしょうか? #1のかたのご回答で、SMPを実際にきちんと対応OSで運用する場合も、実行効率としては2倍クロックの1CPUの方がよいとのことでしたが、そうするとSMPのほんとうのメリットというと、どんな効能があることになるでしょうか?
- renton
- ベストアンサー率34% (1720/4934)
Win98ではシングルCPUのみのはずです。Dualには対応していませんので、WindowsならNT/2000系のOSでないといけません。 500のDualと1Gのシングルならば、1Gでしょうね。 Dualで単純に2倍にはなりません。 Dualにする時は、同クロックで、同じコア、同時期のCPUでないといけなかったはずです。 単純に同じクロックのCPUが手に入っても、製造時期が違ったりしてCPUの仕様が違うとDualでの使用ができないことがあります。
お礼
こんな早朝にとてもすばやいご回答がいただけて、びっくりしています。 >Dualにする時は、同クロックで、同じコア、同時期のCPUでないといけなかったはずです なるほどやはりSMPというからには本当にピッタンコの双子でないといけないんですね。。。 CPUは一時代前のP3だし、おまけに今手持ちのOSが98なので、MBにはもったいない使い方ですが、シングル運用の方針で行こうと思います。 どうもありがとうございました!
お礼
かさねてご親切に本当に有難うございます! >アプリケーション側でDualに対応していないとあまり効果が出ません。 なるほど・・・むかしMMXが初めて登場した時に言われてたように、アプリが対応してないと宝の持ち腐れになってしまう訳ですね。 >2つのタスクで140のはずですが最大が100しかないので100の転送スピードしか出ません。 これはわかりやすい説明で、とても助かりました。 >サーバー向けには4のCPUが搭載できるマザーもあるようです これはすごいですねえ、 やはり、でもSMPの主要用途というと、アプリよりはOSだけをフルに使うファイルサーバ、ということになりそうですね。 マッキントッシュの最新型が、デュアルCPUということで誇りにしていますが、これもアプリがどれだけ対応してくれるかなんでしょうね。 とてもわかりやすいアドバイスで、どうもありがとうございました。