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linuxでパーテーションを区切るメリットは?
linuxでパーテーションを区切るメリットは何なんでしょうか?
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そういえば、暗号化ファイルシステムを使う場合も、パーティション分割は有効で 少し前にどっかで暗号化を利用する場合にはパーティション単位で 暗号化対応ファイルシステムを使うよりも LVMでディスクごと暗号化するほうが高速みたいな話があったと思うんですが… ちょっと、3分くらい探して、それ見つかりませんでした。 "Ubuntu"でGoogle Gmailのアラートサービスを使っているので それでヒットした記事だったと思いますが、表題などが思い出せません。 そういえば、空き容量のことも、Linuxでは通常のユーザーが書き込み不能になっても root権限では、ちょっとだけ空き容量が確保されているような仕組みがあります。 正確な仕様は把握していませんが、設定ファイルの保存ができなければ 問題解消ができないような状況もあるので、そういう際に 管理者権限でのみ利用できる空き容量があるのは効果的なのでしょう。 古典的なPC-UNIXの構成では/,swapの他に、/varや/homeを切り分けることが多かったと記憶しています。 /varは容量が肥大化することがあり、またアクセスが盛んな場合があるので システム自体が容量不足にならないように、/varを分けるほうが安全で また、できれば/varは別のHDDに置くほうが性能面で有利ということだったかと… /homeは、/homeだけ残しておけば 再インストールしても環境が引き継ぎやすいというUNIX系OSの特徴もあり 好んで、そういう使い方をする人もいるようです。 ただ、容量バランスを考えるのがめんどうくさいし Linuxで100GB超のHDDを食いつぶすことは、そうそう無いので 最近のLinuxでは、分割を避ける傾向があるようです。 再インストールに陥るようなことも、GUIによる設定が一般化したことによって 起きにくくなったんじゃないかと思います。結果的に/homeを分けておくメリットも あまり大きな重みを持たなくなったように思います。 まぁ、分けなくても、結局/homeをまるごとバックアップしておけばいいわけですし。 で、容量不足になったようなときに、UNIX系OSのファイルシステムツリーは たとえば/homeを/dev/sda1から/dev/sdb1にまるごと移し替えたとしても アプリケーションやスクリプトの指定先は変える必要が無く 普遍に/home/usernameだったり、あるいは~/のままなので ドライブレターシステムよりも、運用性は高いと言えます。 このへんは、Windowsの常識とLinuxの常識の大きな溝でもあるので 理解し、慣れるまでは、奇異でわかりにくいものと感じるかもしれません。
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- quatercask
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どこで見たか今探したら出て来なかったんですが、仮想環境のKVMを使う場合に既にマウントされた領域に仮想HDのファイルを置くよりLVMパーティーションを割り当てる方がパフォーマンスが良いという記事を読んだ事がありまして、マウントしないvgを用意してlvを切り出してます。
- wormhole
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使用するファイルシステムにもよりますがext2~ext4(他にもあるかも)だとinodeの数も関係してきます。 ext2~ext4ではinodeはフォーマットを行った時点で数が固定され、ディスクにいくら空きがあろうがinodeがなくなったらファイルやディレクトリは作れません。 ですのでファイルを多量に作ることがあるかもしれない/homeや/varなどでは別パーティションにしてinodeを多めにするといった事もありえます。個人利用でinode枯渇する事はほとんどないでしょうけど。
- foobar
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#1さん回答にある以外だと、パーティションを分割しておくことでディスクが満杯になったときの影響を抑えることができる、というのもあったりします。例えば、一時ファイルの置き場を別のパーティションに分けておけば(設定のミスなどで)異常な量の一時ファイルができたときにも他の作業に必要なディスク領域を圧迫せずに済みます。もっとも、小分けにしすぎると融通が効かなくなって、使いにくくなったりもしますけど。 似たような理由で、ユーザの利用領域とシステムの利用領域を分離することもあります。特に多数のユーザが共通で利用するシステムだと、こういう配慮も必要になったりします。
- yakan9
- ベストアンサー率54% (2245/4126)
> パーテーションを区切る という意味をもう少し詳しく記載して貰うと、より回答しやすいのかも知れません。 勝手に解釈しまして、 / swap だけのパーティション設定と、 / /boot swap の、特に、/bootを追加すると、LVM構成しないことです。 このLVM構成を採用すると、いろいろな点でメリットとデメリットが出てくるということを言われているかと思います。 解説記事はWEB検索すると多いです。 下記の記事が分かりやすいと思います。 パーティションの管理から入っていって非常に分かりやすいです。 http://d.hatena.ne.jp/masa_matya/20090312/1236816414 その他、 LVM は Linux カーネルの論理ボリュームマネージャです。 https://wiki.archlinux.org/index.php/LVM_(%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E) LVMってそもそもなんなのさ!? http://piro791.blog.so-net.ne.jp/2008-11-04 だんだんと、HDDの容量が大きくなると、MBRに替る、GPTというパーティション構成のデザインもでてきました。 一つのHDDに定義できる基本パーティションは4個まで、それ以上パーティション分けをしたい時は、3個の基本パーティションと、残りを拡張パーティションとして定義し、その中に論理パーティションを作っていくことの概念である、MBRという仕様でした。 それに代わって、GPTは、128個まで基本パーティションが定義できます。 こうした時代になると少し変わってくると思われます。 以前は、 MBRが主流でした。 半自動で、Linuxのインストール時、LVM構成を採用されていました。 当方で実感していることは、 その構成は、/boot部分が何らかの不具合で壊されると、起動できなくなるといったことから、/bootパーティションを独立させるようになったとも聞いています。 それと、LVM構成だと、デバッグ時不便なことです。
- vaidurya
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OSに問わず、パーティションを区切るメリットは同じでしょう。 むしろパーティションを区切るデメリットが Windowsに比べると、Linuxを含むUNIX系OSでは小さいので 積極的に分割して管理しようと考える人がいるかもしれません。 区切るメリットは… 1.fsckやCHKDSKが短時間で終わる 2.特性の違うファイルシステムを使い分けることができる(Linuxはとりわけ対応FSが多い) 3.パーティション単位でマウントオプションを使い分けられる 4.パーティション単位で管理される特殊なツールを効果的に使える(たとえばflashybrid) UNIX系OSにデメリットが小さいという点は、ドライブレターシステムよりも管理性の高い ルートファイルシステムに連なるファイルシステムツリーによるものです。 たとえば、Windowsのバッチファイルはドライブレターを指定する必要が生じ ドライブレターが変わることで、バッチファイルがそのまま使えなくなることがあります。 UNIX系OSのシェルスクリプトは、フルパスが変わらないように パーティションを、あるいは別のストレージ装置をマウントして管理できるので 多数のシェルスクリプトを修正することなく、そのまま使えるようにできます。 マウントオプションの使い分けは、リードオンリーマウントの活用などができます。 Windowsは、通常は認識可能ファイルシステム=強制マウント+書き込み可能マウントですから たとえば7とXPのマルチブートを行なった場合に、XP側で活性化したマルウェアが 7のシステムドライブへアクセス可能の状態になりやすいOS設計になっています。
お礼
すみません 大変遅くなりました。
補足
先ず、一番初めのLinuxOS(ubuntuですが) これを最初にパーテーションで区切るメリットが よく解らなかったのです。 >最近のLinuxでは、分割を避ける傾向があるようです。 >再インストールに陥るようなことも、GUIによる設定が一般化したことによって 起きにくくなったんじゃないかと思います。結果的に/homeを分けておくメリットも あまり大きな重みを持たなくなったように思います。 やっぱりそうなんですね。 これからはパーテーションを区切る事を考えなくても良いのですね? 多分ですが、Linuxでパーテーション容量を 変更するツールが確かありましたよね、 それがあれば、最初にパーテーションを区切る 必要が無い、という事でヨロシイでしょうか?