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ヴァーグナーと媚薬について
トリスタンがイゾルデに飲まされた媚薬と ジークフリートがグートルーネに飲まされた媚薬は 成分が同じものでしょうか? この偉大なる2作品の最重要なターニングポイントに 何故こんな安易な発想しか出来まかったのでしょうか? ご推測をお聞かせ下さい。
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おはようございます。 先ず二つの媚薬の成分ですが、これは別のモノの気がします。ジークフリートは薬の作用で記憶喪失状態になりますが、トリスタンのそれは理性や建前を捨てた状態ですよね。効果が違う=別の媚薬と思います。 次に『安易な発想』の件ですが、ワーグナーが原作とした素材がそうだったのではないでしょうか。 『トリスタンとイゾルデ』の直接の原作は、13世紀の詩人ゴットフリート・フォン・シュトラースブルクの作品で他のトリスタン伝説も参考にしたようです。 『ニーベルングの指環』の直接の原作は『ヴェルスンガ・サガ』、『エッダ』、『ニーベルングの歌』などの叙事詩です。 私自身はこれらの作品を読んでいないので断言は出来ませんが、可能性は十分に有ると思います。 以上、素人なりに推測してみました。私の勘違い等ありましたらゴメンなさい。
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- kitanoms
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回答No.2
トリスタン伝説と媚薬について、こんなサイト(↓)もあります。
質問者
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ありがとうございました。 勉強になりました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かに・・ トリスタンは絶命するまで覚醒しませんが ジークフリートは お友達ハーゲンの解毒剤で、斑ボケ的にも快復の兆しが現れましたものねえ・・ 「原作とした素材」の件も、その可能性が大と納得いたしました。 実は私は、ヴァーグナーがコノ手のクスリを密かに所持しており、ヴェーゼンドンク婦人やコージマに使用して好結果を得ていたので、あのように話を急転させても 本人は不自然とは思わなかった・・と、睨んでいたのですが・・・ あさはかでした。