- 締切済み
交通費
派遣社員や契約社員で働く時、雇用条件で「時給○○円、交通費無」ということが多いですよね。この交通費を所謂「経費」等と捉え、確定申告等の際に申告すれば控除対象になったりしないものでしょうか?もしくは何らかの手続きにより還付してもらえたりしないものでしょうか?図々しいですかね・・・ 宜しくお願い申し上げます。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
長いですがよろしければご覧ください。 >派遣社員や契約社員…雇用条件で「時給○○円、交通費無」…この交通費を所謂「経費」等と捉え、確定申告等の際に申告すれば控除対象になったりしないものでしょうか? 残念ながら、「必要経費」とは認められません。 --- (詳しい理由) 「雇用契約」の場合は、「必要経費」が【無条件で】【最低でも】「65万円」計上できます。 これを「給与所得控除」と言います。 『給与所得控除』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1410.htm このように、「給与所得控除」としてあらかじめ「必要経費」に上限が設定されているため、「給与所得」には個別の必要経費の計上が認められていません。 --- 【ただし】、「給与所得控除の2分の1」を超えるような業務上の支出があった場合で、「雇用主(給与の支払者)」がそれを証明した場合に限り、「給与所得控除の2分の1」を超える額をさらに控除することが認められています。 これを、「給与所得者の特定支出控除」と言います。 『給与所得者の特定支出控除』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1415.htm ***** (備考) 「雇用契約」ではなく「業務委託契約」の場合は、支払われる報酬(外注費)は、「事業所得」か「雑所得」に区分して申告することになります。 よって、「給与所得控除」は適用されず、「実際にかかった必要経費」を計上することになります。 『所得の区分のあらまし』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1300.htm 『所得の種類と所得金額の計算方法|松戸市』 http://www.city.matsudo.chiba.jp/kurashi/zeikin_top/kojiin/shikenminzei/syotokunokeisan.html ***** (出典・その他参考URL) 『給与か外注か? その判断基準は』(2011/11/22) http://iwayan.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-8876.html 『事業所得と雑所得の違い|丹羽総合会計事務所』 http://tax.niwakaikei.jp/archives/596.html --- 『やさしい必要経費の知識』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2210.htm 『必要経費―家内労働者等の場合―所得税法上の取扱い』 http://shotokuzei.k-solution.info/2007/06/_1_151.html 『家内労働者(等)の必要経費の特例』(2008/10/24) http://iwayan.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-1c89.html --- 『所得から引かれる「控除」、仕組みを理解して節税を!』(更新日:2013年08月09日) http://allabout.co.jp/gm/gc/424898/ ※間違いのないよう努めていますが、最終判断は各窓口に確認の上お願い致します。 ※なお、ご紹介したサイトの信頼性についてはご自身でご判断ください
- f272
- ベストアンサー率46% (8469/18131)
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1415.htm 例えば,103万円の給与だとして33万も交通費として負担しているのなら控除できるよ。