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殺人犯に追いかけられた目撃者が事故死したら?
殺人を目撃した相手を殺そうと犯人が追いかけたら、その目撃者が車にはねられて事故死してしまうというのはドラマでよくあります。この犯人が後に殺人で逮捕された際、この目撃者の件はどうなるのでしょうか? 結果的に手をくだしてはいませんが、口封じに殺そうと追いかけたのは事実です。犯人が追いかけなければ目撃者が車にはねられることもありませんでした。
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- happy-days55
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確かにドラマでよくありますね。 法律に詳しいわけではないので、あくまでドラマの中ではの話として答えます。 目撃者を死なせたとして有罪にするには、容疑者に殺意があったことを証明し、なおかつ容疑者の行動によって目撃者が死亡したことを証明しないといけません。 殺意を証明するには、何か殺傷能力のある武器を携帯していたとか、以前に目撃者を殺すと脅迫したのを誰かが聞いていたとか、そういう証拠が必要です。 「追いかけたのは、ただちょっと口止めしようと思っただけ。殺す気はなかった」と言われたら反論できません。 また殺意のあることを証明できたとしても、実際手を下す前に目撃者が事故死してしまったわけですから、その事故死が容疑者の行動によって引き起こされたものであることを証明しないといけません。 容疑者が拳銃等を所持していて、そのことを目撃者が知っていたのなら、恐怖心のあまり車の前に飛び出してしまったという証明になると思います。 その辺を警察が調べて有罪にできそうであれば、検察が目撃者殺害の殺人容疑で容疑者を起訴して裁判をすることになると思います。 警察ドラマだと、大体こんな感じです。
いわゆる「過失致死」に該当するのではないかと思いますが、弁護士などの様に「法律について正しい勉強や理解・知識がある訳ではない」ので・・・。 その手の作品から断片的に得られる知識だと、「直接的に与える場合は、『傷害(暴行)致死罪』」で「間接的・結果的に与える場合は、『過失致死罪』」となる様な・・・。