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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ダイビング事故から考えるマスメディアのあり方)
ダイビング事故から考えるマスメディアのあり方
このQ&Aのポイント
- バリ島でのダイビング事故について、被害者が会見を開く必要性や報道の姿勢について疑問を感じます。
- 報道は最低限の情報以外を公開する必要はなく、顔写真や職業の公表はメリットがないと考えます。
- マスメディアの人々は自分の家族が同じように世間の目に晒されたら黙っているのだろうかと疑問を感じます。
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質問者が選んだベストアンサー
質問者さんが疑問に感じることはごもっともですよ。それがまっとうな国際的な考え方です。欧米ではこういうケースで生存者が謝ることはあり得ません。救助してくれた人たちに感謝の言葉を述べることはあるかもしれませんが。。。。 マスコミがこういう対応をとる根底には、日本人は「ごめんなさい」「すいません」が大好きな民族だということがあります。 何か問題が起こったときには、責任の有無はともかくとして、関係者が謝らないととにかく怒るんです。 今回の件だって、生存していた4人が謝らずに「自分たちは客だもんね。むしろ被害者であって、責任はない。」なんて平然と言い放ったら、「何だこいつら」「周囲にどれだけ迷惑かけたと思っているんだ」と怒り出す"日本人"は大勢出てきますよ。 日本社会においては、とにかく謝る。謝りさえすれば、とりあえず無罪放免。日本の社会は個人主義が確立されていなくてムラ社会のままだから、泣いて詫びてこないやつは仲間はずれ。謝りさえすればまた元のサヤに収まる。そういう社会なんです。 公平な判断を下すはずの裁判所だってそう。徹底して無罪否認し続けた被告には「反省の情が見られない」として厳罰が下されます。謝れば「改悛の情が見られる」として情状酌量の余地あり、となります。 なので生存者たちはその辺を感じ取ったか、謝るのが当たり前だと思った(不思議に思わなかった)のか判りませんが、とりあえず会見を開いて謝ることにしたんだと思いますね。
お礼
ご回答、詳しい解説ありがとうございます。 確かに謝り倒しといいますか、あらゆる場面で空気を読む、謝罪で体裁を保とうとする人種はおそらく他にはいないでしょうね。 ただ会見を開いたのはともかく、帰国後のメディアの姿勢は非常に違和感を覚えました。