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中学校の連帯責任とは?評価に与える影響は?
- 中学校の個別教科の指導において、連帯責任を果たすことが学習指導要領で認められているのかについて質問しています。
- もし連帯責任が認められている場合、その果たし方が評価の基準の一つとなるのか、また、評価が下がった場合に生徒や保護者に開示されるのかについても質問しています。
- 現在の学校教育の仕組みの中で、個別評価される内申書への連帯責任の適用は難しいのではないかとの懸念から、アドバイスを求めています。
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No.2です。 補足を拝読致しました。 1. 教育委員会からの回答は、おそらく一般的なものになるだろうと推測します。 第2、第3の矢が必要になってくるかも知れません。 2. 「連帯責任」の意味が、ご質問者、宿題を出す教科の先生、たぶん教育委員会で異なってくるのではないでしょうか。 3. 教科担任の言う「連帯責任」が成り立つと、生徒全員に同じ成績評価を下さねばならなくなりますね。これはご質問者の趣旨からして、おっしゃる通りです。成績評価は個別(生徒それぞれ)に行うのが正しいです。 4.繰り返しになりますが、宿題を増やすのは正しい責任の取らせ方ではありません。 宿題をしてこないというマイナスを、正常な状態(全員が宿題をしてくる状態)に戻せば良いだけのことです。 宿題をしてこない生徒が、少なからず いるということは、結果として教科担任の指導責任もあるかも知れません。前回申しましたように、保護者たち全員へ、「連帯責任」のことを通知しているのかどうかという点は押さえておきたい点です。
その他の回答 (2)
たとえば、大人の世界では連帯保証という仕組みがあります。連帯責任と同じかなと思いますが(厳密には違うかも知れませんが)。 この場合、相手を保証するために( 自分に )責任が発生するのです。 今回のご質問のケースでは、それがありませんね。 宿題をしてきた生徒たちが、宿題をしてこなかった生徒たちを、事前に、「彼らは宿題をしてきます」と保証していた訳ではありません。したがって。宿題をしてきた生徒たちに連帯責任は発生しません。 宿題をするかしないかは、ご質問者のおっしゃるように個別の問題です。 従って、どこから「連帯責任だ」という理屈が出てきたのか、不思議に思います。学校の先生なら、このぐらいの道理はわかっているはずですが。 また、宿題の量を増やすというのも、意味不明で不可解極まりありません。 仮に「連帯責任」が成立するとしても、宿題をしてきた生徒たちが協力して、宿題をしてこなかった生徒たちの宿題を手伝い、解決して宿題を提出すれば良いと思います。それが「連帯責任」を果たすことになるはずです。それ以上の事ではありません。 本件は校長に申し出ても解決はしないでしょう。教科担任の指導方針だから、校長からは強くは言えないと思います。教育委員会の方が良いでしょう。 あとひとつ、「宿題を忘れた生徒が、規定数を超えた場合には連帯責任をとらせます」という通知は、それぞれのご家庭に行き渡っていて、それぞれのご家庭が承認しているのでしょうか。いないと思います。 おそらくは、その先生が勝手に作り上げたルールだと思います。 学習指導要領の適用外です。
お礼
ご回答有難うございます。 早速、教育委員会宛の文章を考えてみます。 今後共、宜しくお願い申し上げます。
補足
教育委員会宛の文章を作ってみました。 連帯責任を果たさぬことで内申書の評価をさげる事は可能ですか? ××市××において学習塾を経営するものです。 当塾塾生が通う中学校で、特定の先生(その教科の2年全クラスを担当)だけですが、宿題をしてこない生徒数が一定数を超えると連帯責任でクラスの宿題が増えるという事を塾生より聞いております。 自分は、現在の学校教育の仕組みの中で、中学生の特定の教科の指導に 「連帯責任」という手法を取ることは不可能であると考えます。 生徒は、学校においては、その教科を指導する教師に、”個人単位で個別に” 評価され、内申書に成績をつけられる立場です。 連帯責任の考え方は、個人別個別評価の内申書の仕組みにそぐわないものであると自分は考えます。 お問い合わせ致したい案件を具体的に申しますと、 担当教諭の方が連帯責任を果たしていないと考えている行為(自分の宿題は提出したが、宿題をしない生徒に対し宿題をしてくる様声かけをしない、宿題をしてくるような雰囲気づくりに協力しない、等の行為)は国語の評価でマイナスの評価基準となりうるのか? ということです。 なお、直接異議をとなえる生徒(うちの塾生ではありません)に対し、教師の回答は、「連帯責任なのだから、宿題が増えるのはあたりまえでしょ」とのことで、授業を中断し30分以上を説教に費やしたそうです。 当塾塾生及びご父兄は、三年でも指導を仰ぐことであろうこの教諭に少なからず不安をいだいており、その不安を少しでも解消致したく、質問申し上げた次第です。
- ma310ma10
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難しいけれど、考えさせられる問題ですね。 先に質問者様の求めるようなしっかりとした根拠に基づいたものではなく、 「連帯責任」について人々はどうお考えになるか これは小学生の例ですが、興味深いような意見もあると思いますので 参考までに貼っておきます。 http://benesse.jp/forum/member/zbmca040?CONTENTS_ID=t6lePWt6cl6ssmmsssmXZOend4n3&MESSAGE_ID=013760 例えば、「言葉の裏表」と題してコメントしている方は 「連帯責任」に批判的な意見が多い中で、一人冷静に捉えていらっしゃいます。 後にPDFファイルを貼ってあり、学習指導要領で認められているか ということについての回答にも上の方のコメントは触れていると思いますので、 後々戻ってから確認してみてください。 では、本題ですが私自身は詳しくはありませんので 解釈・考えは間違っている所もあるかもしれません。 よって一つの視点からの意見として参考にとどめて頂ければと思います。 先ずは、中学校学習指導要領総則に示されている道徳の取扱いについて 「第1 1.教育課程編成の一般方針 2」を見てください。 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/chu/sou.htm ここで 「学校における道徳教育は,道徳の時間を要として学校の教育活動全体を通じて行うものであり,道徳の時間はもとより,各教科,総合的な学習の時間及び特別活動のそれぞれの特質に応じて,生徒の発達の段階を考慮して,適切な指導を行わなければならない。」 とされています。 つまり、道徳教育に関して学習指導要領で示されている事項は、全教科においても適応されるということですね。 では、道徳の中で「連帯責任」についてはどう書かれているのかですが、 http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2010/04/19/1282846_2.pdf この「第3章 第2節 4 主として集団や社会とのかかわりに関すること」の特に(4)を見て頂きたいと思います。そこには「(4) 自己が属する様々な集団の意義についての理解を深め,役割と責任を自覚し集団生活の向上に努める。」と記されています。詳しい内容解説についてはPDFファイルをご覧になって頂ければいいと思いますが、「役割と責任を自覚し集団生活の向上に努める」の部分が今回の質問の核にせまるところなのではないかと思います。 先程、道徳教育は全教科において適応されると書いたので、この上に記されていることも全教科で指導の一部として教師が考えるべき内容にあたるはずです。「連帯責任」を「役割と責任を自覚し集団生活の向上に努める」ための一指導の在り方として認めているのなら論理上可能ということになると思います。 ただ、それを果たしておらず評価を下げた場合についての質問者様の挙げた後者の質問については私はわかりませんので、回答は控えさせて頂きます。 長々と失礼いたしました。
お礼
早速のご回答有難うございます。 、「言葉の裏表」と題してコメントしている方のご発言は、示唆に富んでいますね。 ご案内頂いた、中学校学習指導要領総則は後でじっくりと調べてみます。 今後共宜しくお願い申し上げます。
補足
学習指導要領を読みましたが、担当教師は、”自分は学習指導要領に則って指導している」という意識であると推定されます。
お礼
いつも、有難うございます。 教育委員会宛の文章を作り直しました。 宜しくお願いします。
補足
××市××において学習塾を経営するものです。 当塾塾生が通う中学校で、特定の先生(その教科の2年全クラスを担当)だけですが、宿題をしてこない生徒数が一定数を超えると連帯責任でクラスの宿題が増えるという事を塾生より聞いております。 自分は、現在の学校教育の仕組みの中で、中学生の特定の教科の指導に 「連帯責任」という手法を取ることは不可能であると考えます。 生徒は、学校においては、その教科を指導する教師に、”個人単位で個別に” 評価され、内申書に成績をつけられる立場です。 連帯責任の考え方は、個人別個別評価の内申書の仕組みにそぐわないものであると自分は考えます。 お問い合わせ致したい案件を具体的に申します。 1.担当教諭の方が連帯責任を果たしていないと考えている行為(自分の宿題は提出したが、宿題をしない生徒に対し宿題をしてくる様声かけをしない、宿題をしてくるような雰囲気づくりに協力しない、等の行為)は国語の評価でマイナスの評価基準となりうるのか? 2.指導方針に直接異議をとなえる生徒に対し、教師の回答は、「連帯責任なのだから、宿題が増えるのはあたりまえでしょ」とのことで、テスト前日にもかかわらず授業を中断し30分以上(40分以上というものもいます)を説教に費やしたそうです。テスト直前は睡眠を削ってまで勉強する生徒がいる中、このような行為は子供の義務教育を受ける権利の侵害には当たらないのですか? 3.責任のとらせ方は宿題を増やすことではないと考えます。宿題をやってこない生徒がいるというマイナスを全員が宿題やってくるという通常状態に戻すことがゴールならば、正しい責任のとらせ方は、教師も含めたクラス全員が宿題をしてこない生徒に宿題をさせる方法を考え、それを実行することではないでしょうか? 4.宿題を忘れた生徒が規定数を超えた場合は、宿題を増やすことで連帯責任をとらせる旨、それぞれのご家庭に通知されているのですか。自分は通知されていないと考えますが、ご家庭への通知なく教師が自分の裁量でこのような行為を行う権限があるのでしょうか? 当塾塾生及びご父兄は、三年でも指導を仰ぐことであろうこの教諭に少なからず不安をいだいており、その不安を少しでも解消致したく、質問申し上げた次第です。