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タミフル

インフルエンザの薬のタミフルはインフルエンザをなおすほか、インフルエンザの予防にのんでもよいのですか。インフルエンザにかかってから飲むのは保険適用で、インフルエンザの予防に飲むのは保険適用外なのですか。

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  • rokutaro36
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回答No.2

(Q)インフルエンザの薬のタミフルはインフルエンザをなおす (A)このように誤解している方が多いのですが、 タミフルは、インフルエンザを「治す」薬ではありません。 治す薬ならば、インフルエンザに罹ったときに、いつ飲んでも 効くはずです。 しかし、実際には、症状が出てから48時間以内の服用が原則と なっています。 それは、なぜなのか? インフルエンザは、体の中に入ったインフルエンザ・ウィルスが 増殖して症状がでます。軽い初期症状が出てからも、どんどん 増殖して、やがて最大値に達して、その後、減少に転じて、 最後には、なくなり、病気は自然に治ります。 最大値に達した時、高熱など重い症状がでます。 タミフルは、インフルエンザ・ウィルスの増殖を抑える薬です。 なので、ウィルスの量が最大値に達したら、 増加しないための薬であるタミフルを飲んでも意味がないのです。 なので、そうなる前の、ウィルス量が少ないときに飲んで、 ウィルス量が増えることを防止して、重い症状が出ないようにする 薬なのです。 ウィルス自体は、タミフルではなくて、体の免疫力で、殺され、 対外へ排出されます。 (Q)インフルエンザの予防にのんでもよいのですか (A)上記の通り、インフルエンザ・ウィルスが増えることを 防止する薬なので、予防効果も期待できます。 ですが、薬を飲んでいるときには有効ですが、 飲まなくなると、効果がすぐになくなります。 なので、インフルエンザにかかる危険性が高い場合には 有効な方法ですが、そうではないならば、 副作用の心配の方が大きいことになります。 (Q)インフルエンザにかかってから飲むのは保険適用で、 インフルエンザの予防に飲むのは保険適用外なのですか (A)はい。その通りです。 薬には、2つの規制がかかっていると考えてください。 (1) 使用してよいかどうか、ということ。 (2) 健康保険の適用になるかどうか、ということ。 処方薬は、一般的には、二つは同じなので、意識していませんが、 本来は、別なのです。 例えば、薬局で売られている薬は、(1)はOKだけど、 (2)はダメという典型的な例です。 タミフルの予防投与は、(1)はOKだけれど、(2)はダメ という使用方法です。 なぜ、(2)はダメなのかということ、健康保険は、 「病気やケガの治療」のための制度であって、 病気を「予防するための制度ではない」からです。 有名なのは、人間ドックや健康診断です。 これらの検査は、病気を治療するためではないので、 健康保険の適用にはなりません。 でも、そこで病気が見つかると、それ以降は、 病気の治療になるので、健康保険の適用となります。 なので、予防投与は、健康保険の適用外となるのです。 タミフルだけでなく、インフルエンザンの予防接種など、 予防目的ならば、すべて適用外です。

ssri
質問者

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回答ありがとうございました。

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その他の回答 (1)

回答No.1

結論から言うと予防に飲んでも良いが効果は非常に限定的で、予防の為に摂取するならば保険適用外です。 そもそもタミフルの予防効果というのは継続的なものではなく、たとえば服用した場合に街中などで第三者からの感染を防ぐことができるという試験結果や指標は存在しません。タミフルの予防効果というのはインフルエンザに罹患した人の身近にいる方で二次感染が発生していた場合、その症状を抑えるということで用いられるというだけです。 通常は家族の方がおられる場合は何も言わなくても多めに支給することが大半です(ただし患者本人以外の要望ということになった場合、保険適用外としての扱いならざるを得ないのでそれとなく伝える方が良い)。 予防ということは伝染をふせぐということではなく、仮に病気になったとしてもその症状を抑えるという意味合いで使われている言葉なのです。 防疫という観点から考えるならば手洗いやうがい、マスクの着用の方が遥かに効果的にインフルエンザの感染率を下げる事が出来ます。

ssri
質問者

お礼

回答ありがとうございました。

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