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攻殻機動隊 イノセンスが難解すぎる...
今更な気もしますが 先日 攻殻機動隊 ghost in the shellの続編 「イノセンス」を見ました。 物語の流れや内容、バトーの恋愛の話までは理解したのですが、人間と人形と動物の対比?などの深い部分についてまだ理解できていません。詳しい方、回答よろしくお願いします。
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徳間書店から出されている小説に山田正紀さん著書の「イノセンス After The Long Goodbye」という本があります。 http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A4%E3%83%8E%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B9-After-Long-Goodbye-%E5%B1%B1%E7%94%B0/dp/4198618194 この本は映画のストーリーの前日譚です。 そして、その巻末に、山田正紀さんと、イノセントの映画監督の押井守さんの対談が載っています。 そこで押井守さんが、イノセントのテーマについて次のように語っています。 「人間が人間以上のものになれるとしたら、それはどういうことか? 一つは人間中心の考え方を捨てて、人形を受け入れる事だと思います。 …(中略)… 現代の人間は、自分の身体性の多くを都市に依存してしまっている。 その延長線上で生きるよりも、人形になってしまった方がいい。 もう一つは、犬と語り合う事です。人間中心主義をはずして考えると、 どうしても動物をださなければならない。 ロボットや人形と対置させるものがあるとしたら、それは人間ではなくて、 動物なんじゃないか。」 と書かれており、「人間中心主義からの脱却」という意味(テーマ)がイノセントにはあるようです。 なお、なぜ犬なのかというと、人間に寄り添い、人間と共に暮らす事で特化したのが犬だからだそうです。 そして逆説的に、一番身近にいる犬の方が、実は一番人とは遠い存在だと考える事もできるそうで、それ故に、 人間と犬を対置させ、犬と語り合う事で、人間は自らの正体に気付く事ができるのではないか…というような事も言っています。 また、イノセントについては「イノセント創作ノート 人形・建築・身体の旅+対談 押井守」という本も出版されており、私は読んでいないので詳しい事はわかりませんが、押井守さんがイノセントについて色々語っているようです。 一度、読まれみてはいかがでしょう。 http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A4%E3%83%8E%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B9%E5%89%B5%E4%BD%9C%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88-%E4%BA%BA%E5%BD%A2%E3%83%BB%E5%BB%BA%E7%AF%89%E3%83%BB%E8%BA%AB%E4%BD%93%E3%81%AE%E6%97%85-%E5%AF%BE%E8%AB%87-%E6%8A%BC%E4%BA%95-%E5%AE%88/dp/4198618305/ref=pd_cp_b_1
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- 123admin
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一応は観たと思うんだけど、「攻殻機動隊 イノセンス」に関してはあくまでも押井守の作品であって士郎正宗の原作の攻殻機動隊とは全くの別物という視点でしか捉えていないので・・・ で、「人間と人形と動物の対比?などの深い部分についてまだ理解できていません。」という問いに関しては作品自体を否定的偏見に満たされた個人的感想として そもそも映像美を追求しているだけでそんなのは高尚な感じを持たせる為の押井トリックでしかないんじゃない? というのが個人的な考えです。 中二病ってのがありますが、押井守ってのはそういう括りでいえば60年代70年代の学生運動に感化された学生運動病思考が強い。 丁度その時代を俯瞰したアニメに京アニの「氷菓」第四話「栄光ある古典部の昔日」と第五話「歴史ある古典部の真実」が参考になるかもしれません。 氷菓 -ストーリー- http://www.kotenbu.com/story/
お礼
回答ありがとうございます。 トリックですか...何かしらの意味はあると思って質問したのですが、意見もいろいろですね。
お礼
回答ありがとうございます。 やっぱり物語にも意味があったのですね。 理解するのにだいぶ時間かかりそうですが、読んでみます。