極真会館(きょくしんかいかん)は、大山倍達が創始した空手道団体です。前身は日本空手道極真会大山道場で、極真の由来は「千日を以って初心とし、万日を以って極とす」という言葉の”心”を“真”に変え、名称としたとのこと。
大山 倍達(おおやま ますたつ、1923年(大正12年)7月27日(旧暦6月4日) - 1994年(平成6年)4月26日)は、男性武道家・空手家であり、国際空手道連盟総裁・極真会館館長。極真カラテ十段。この大山が世界中の格闘家と対戦し、より実戦に近い形の格闘技として創始したものが極真カラテです。敢えて空手とせず、カラテとするのは、世界中に広めたいという強い意志があったと聞きました。(世界中の人に認知されるには、漢字よりもカタカナの方が良いと大山館長が考えたようです)
私は学生時代に極真カラテを学んでいました。25年以上前のことです。当時は、まだ大山館長もご存命で、フルコンタクト(寸止めではなく、実際に当てる)カラテがようやく認知され、これこそが実践カラテだと評されていました。当時は、松井章圭、黒澤浩樹、増田章が3強と呼ばれた頃で、極真カラテ人気の絶頂だったと思います。
その後、大山館長が亡くなりお家騒動があり、極真会館も二つに分かれ、また様々な流派にも分かれてしまいましたが、今のフルコンタクト(=実戦)カラテの礎を創ったのは大山倍達という人物であり、源流のなった格闘技こそが極真カラテであると言えます。当然、実戦向きであり強いです。肉体だけでなく、精神も鍛えられる武道であることは間違いありません。
お礼
回答ありがとうございます。 「極真」って奥が深いですね~・・・。 まさに「心技体」という感じがします。