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心の基礎体力とかいうの。
が、欲しい精神病の患者です。 やらなければならないこと、はまだわかりますが、しかし自分がやりたいこと、好きなことでもすぐに疲れてしまって、飽きて、そっぽ向いてしまいます。持続どころか、最初からそのやりたいことに取り組むことが出来ないです。 自分が大嫌いだとか色々と生きててストレスがかかってるんで、その上発散だ回復だをできる「休憩」の仕方も下手なのかできてないのか分かりませんが、医者と自分の見解曰く「日々臨戦態勢みたいな感じで気を張ってて、息づきもできてないから、疲れ抜けてないし、疲れがどんどん生み出されていってる」のでは? というところにたどり着きました。 ので、こんな凄い不器用な自分にもできる休憩の仕方と、その後の物事に対する心の体力を養いたいのですが、何か提案はありますでしょうか。 ちなみに休憩方法は、例えば半身浴だとか運動だとかおいしいもの食べる云々ってのは、ダメです。半身浴しても汚れが落ちるだけだし、運動しても疲れるだけだし、おいしいもの食べても満腹になるだけです。そこに快感とかがないので、回復も発散もできないです。 よろしくお願いします。
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No.8,9です、お礼をありがとうございます。 今回も繋ぎの回答ですが、ご質問者が受けたMRIらしき検査というのは、「高次脳機能障害の有無を検査するのが目的だった」のではないかと思います。 【高次脳機能障害】http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E6%AC%A1%E8%84%B3%E6%A9%9F%E8%83%BD%E9%9A%9C%E5%AE%B3 MRIと発達障害の両検査とも掛かった病院は同じだけれど、診断した医師は違うということですよね。 同じ病院ということであれば、過去に撮影したMRI画像も発達障害を診断するときの資料として使われたとしても、これは、あくまでも検査項目の一つであり、参考資料と言う位置付けになると思います。ご質問者やうちの息子のケースのように画像からは異常が見つけらないケースがあるので、診断の決め手に出来ないことがあるというのが現状だと思います。 発達障害の診断に関しては心理検査と知能検査の他に、誕生前から幼児期が記された母子手帳の記録、当事者の問診、養育者からの聞き取りと総合的に診るという伝統的な手法がありますが、こちらの方に今も重きを置いているのだと思います。 その様に考えた根拠ですが、上記の参考リンクでは高次脳機能障害について、 “損傷が軽・中度の場合には核磁気共鳴画像法(MRI)でも確認できない場合がある。 SPECT(放射断層撮影)、PET(陽電子放射断層撮影)など、先端の画像診断で判別されることがあるが、現在では、診断の一材料である。 むしろ、画像診断に神経心理テストなど多角的な診断により「高次脳機能障害」と診断されるケースが多いのも事実である。” とありますので、発達障害の診断にMRIを利用するときにも同様のことが言えると思います。 >やはり、病人の価値を決めつけるのは、他人たちが大きいのだと感じました。 お前たちが勝手に決めた予想の価値観で、俺達がこうも変な立場にいるのだと。甘えだとか決めるのも他人で、哀れすぎると決めるのもお前たちだと。 辛いだろうと憐憫を抱くくせに、辛さを無意識に渡してきて。 まるで殴ってきながら、なぜ怪我をしているの?という感じですね。 発達障害は、普通に訓練すれば治る(経験を積むことで克服できる)と考えている人が多いからだと思います。そりゃあ訓練しないよりはした方が絶対に良いですよ。でも、並大抵の訓練じゃ身に付かないから、2倍や3倍どころか15倍も20倍も、いや、もっとそれ以上頑張らないとならないときがざらにあるから、「発達障害」なんですよね…。 私も後遺症のことを聞かされて直ぐは(息子は髄膜脳炎に罹ったことで能力の5%を失ったと考えてくださいと言われています)、息子は人の5倍~10倍ぐらい頑張れば克服できるものと思っていましたし、実家の身内でさえ、つい最近まではそんな風に勘違いしていました。折に触れ話して来たつもりだったんですが、話半分ぐらいにしか聞いてはもらえなかったのでしょうね。それとも、息子が一見 何も問題を抱えているようには見えないからなのか…。自分が能力の5%を失ったら、どう変わるのか、5%はたかが5%と人にも言い切れるのか? そんな疑問をもってくれたら、それだけでも理解が進むのにと思います。 普段の様子をつぶさにみられる立場にいない者からすると、何が問題なのか解らない。一部分だけを切り取ってみれば、誰にでもある失敗や躓きにしかみえないから…。頻回じゃなければ本人も困りはしません。でも問題なのは、地震に例えるならば、それが微震ではなくて、やがては群発地震になってしまうところにあるんですよね。 辛抱強く反復して訓練しなければ覚えられない。 その様子をつぶさに見ていなければ、訓練不足じゃないかとか、工夫次第としか思えないし、何がどう難しく感じているのかさえ想像もつかない。 傍から見たらごく普通に見える、それが、ご質問者やうちの息子の立ち位置なんだと思います。でも、普通に見える、そのことだけで充分じゃないか…と思う立場の障害者の方がいるのもまた事実だと思います。 そんな風にあるがままの姿をなかなか理解してもらえないし、説明もし辛い、それがアスペルガーやADHDやLDの実態ですよね…。
度々すみません、No.8です。 次の箇所に間違いがあったので、補足と訂正をします。 ネットなので、記述として残る以上は誤解を与えない表現に直したいと思います。 >神経の先生からは、息子は、てんかんの影響で多動症になった可能性が考えられること(発症直後は病前とは、かなり性格が変わってしまったため) これは、当時の先生方が私にわかりやすく説明するために「てんかん」という表現を使っていたのをそのまま書いてしまいましたが、先の回答でも触れたように厳密には てんかんではなくて、「髄膜脳炎を発症したときのけいれん発作と、そのときの後遺症と考えられる脳波の乱れのこと」を指しています。 幸い、投薬治療の効果があったので二度目のけいれん発作はなく、その後、てんかんの診断もなく、今は脳波が落ち着き、抗てんかん薬に関しては、ここ数年飲んでいません。 息子は、もともとは どちらかというと おっとりした子で、年に似合わず空気が読める子ったのですが、退院後間もなく幼稚園に通いだした頃から、落ち着きのない、慌てたように話をする子になってしまったので、脳波の検査後に検査技師さんにそのことを相談したところ、「神経の先生に相談してください。(てんかん発作と同じ)脳波の乱れから多動症になり、性格が変わる子もいますので」と説明を受けました。 退院直後は、性格については変わったところ、変わっていないところ、どちらもあり、最初は同じ子でありながら違う子になってしまったようで、もう同じ子はどこにもいないんだと、何とも言えない寂しさを感じましたが、ずっと接していると、根っこのところは全く変わっていなくて、素直で家族思いの優しい子なんです。虐めに遭ったことはあっても、一度も虐めをしたことがない子なんです。 病後は息子の中に違う人格が紛れ込んでいるような違和感があったけれど、今は全く一人の人格に見えます。段々、症状が落ち着いてきて、病前の性格に近づいたというのもありますが、医療スタッフの励ましで、やっと私自身が障害を受け入れられるようになった、このことが大きいのだと思います。 もとのご質問から逸れて誠に申し訳ないですが、私の表現が拙いために、匿名とはいえ、家族や直接かかわった医療スタッフの方々が誤解されては申し訳なく、追記させていただきました。
お礼
ご回答有難うございました。
No.7です。お礼をありがとうございました。 申し訳ないですが、今回も長文です。 なお、こちらに関してのご返信は受診後(ご質問者が主治医に質問した後)で結構です。 もしも、取り急ぎ聞きたいことがあるのでしたら補足してください。 私はNo.5の回答で、「発達障害があると脳の(MRI)画像を通して異常が見つかるケースは多い」と書いてしまいましたが、語弊があるので訂正させてください。 今の主治医は実際には「異常が見つかることがある」と説明してくれていたと思います。ですから、先の表現に関しては、「(脳梗塞などの)脳の既往症がない定型発達者と比べた場合、発達障害者はMRIで脳の異常が発見されるケースが多い」とするのが語弊のない表現だったと思いますので、こちらの意味で解釈願います。 ________ 話が長くなりますが、息子がMRI検査を受けるに至った経緯をお話します。 息子は、幼少時に髄膜脳炎に罹っています。 入院時には、てんかんと同様のけいれん発作がありました。 脳炎時のけいれん発作は、実際には、てんかんとは区別されるものだそうですが(転院先の今の主治医からは、そう教えられています)、当時の主治医であった小児外科医からは、息子は髄膜脳炎の後遺症から、てんかんになったと説明を受けました。 <先生(小児外科医)の名誉のために書きますが、先生は多分、素人に難しいことを一度に説明しても、混乱させてしまうだけだとお考えになったのでしょう。 脳波の波形がてんかんと同じ以上は、抗てんかん薬で発作を抑える治療をしなければならないし、再度発作が起きれば次は間違いなく てんかんになってしまいます。 それに、発作を繰り返せば、難治性のてんかんに移行してしまうこともあり得ます。 治療法が同じなら、てんかんと説明した方が手っ取り早い、そういう考えあってのことだろうと解釈しています。> 退院後は、そのまま同じ総合病院の外来に通院することになり、神経と心理、それぞれの専門医が主治医になったのですが、神経の先生からは、息子は、てんかんの影響で多動症になった可能性が考えられること(発症直後は病前とは、かなり性格が変わってしまったため)、また、多動症の影響で学習障害も合併する可能性があることを知らされました。現状はその通りになっていますが、その頃は まだ幼かったので、てんかん予防と経過を見ながら療育を、ということで治療と検査、カウンセリングを受けました。 後遺症から障害を持つに至った可能性を示唆されたものの、上の子や近所の同じ年頃の子どもたちと比べ、息子は発病前から言葉や運動能力の発達が遅めだったので、発達障害の傾向は もともとあったのかもしれません。しかし、髄膜脳炎に罹ったことで更に障害が重くなったのではないか?と私は思っています。 私に遠慮してか、どの先生もはっきりとは言いませんでしたが、異口同音に「生まれつきなのか、後遺症なのか、どちらが先かは考えない方が良いです。(発症前に正確な検査を受けていないので)確かめようがないのですから」と。 でも、親としては障害を重くさせてしまった可能性は否定できません。 先生は、親子の信頼関係を損ねることや、私が気に病むことで息子の心が傷つくことを懸念して、はっきりとは言わなかったんだと思います。 MRIに関しては、息子の退院前後頃だったと思いますが、検査を一度受けています。 一度目の検査は、髄膜脳炎の影響(病変・損傷)を診断するためのものでした。 そのときの診断結果も、脳の形状に異常は見られないということでした。 その後、中学生になって今の主治医に代わってから、二度目の検査を受けました。 二度目の検査は発達障害の診断の補助的検査という意味合いで、今の主治医の勧めで行われました。 主治医に直接質問していませんが、息子は過去に髄膜脳炎を患っていますから、このことも関係していたのではないかと思います。 転院後の再検査ですから、過去の検査に見落としはなかったのかと、再確認の意味合いもあったのではないかと推測しています。このことに関しては、こちらが強く聞けば主治医は答えてくれると思いますが、聞かなくても良いとも思っています。 上の子の進学の関係で引っ越しをしたので転院するよりなかったのですが、今の先生には良くしてもらっていますし、先生もこちらで検査できるのなら、(画像資料を取り寄せて)以前の主治医に手間を掛けさせたり、気分を悪くさせるようなことはしたくなかったんじゃないかな…と思いますので。 ______ >なぜ、医者は貴方が教えてくれたことを教えてくれないのか。MRIはしているなら、なぜそれを発達障害ありきで見てくれないのか。ロールシャッハとかやって俺がアスペルガーと分かった。 心理検査や知能検査よりも前にMRIを受けていたということでしょうか。 どの検査も今の主治医のもとで行われたけれど、MRIには発達障害をみつける手段となり得るということを知らされていなかったということでしょうか。 検査を受けた当時は誰も発達障害を疑っていなくて、気分が悪くなるとか記憶障害があるなどが主な症状としてあり、脳梗塞や脳腫瘍を疑って受けたとか、成人後に脳疾患をやり後遺症を疑ってのことであれば、発達障害と関連付けた説明はないと思います。 しかし、発達障害を疑ってからの受診であれば、事前に説明がなかったのは疑問ですよね。 好意的に解釈するのなら、その当時、発達障害に関わる検査を幾つもしていたのであるとしたら、主治医は「(あなたから)質問がないということは、発達障害関連の検査だと承知しているもの」と考えたのかもしれないですね。 MRIから何年か間を置いてから発達障害を疑い、心理検査や知能検査を受けたということであれば、(MRIの)画像診断上、異常が認められなかったので同じ主治医が担当した診断であっても、MRIについては特に触れないことはあると思います。 私の場合は、息子に障害を負わせてしまった、もしくは障害を重くさせてしまったという負い目があるので、二度目のMRIで異常が認められなかったことで、つい、ほっとして、「では、息子の障害は軽いということですよね?」と詰め寄ってしまいました。けれども、主治医は困った顔をしていました。 そのときは困惑する意味が解らなかったのですが、「障害が軽い」と言い切ってしまうと、私が良いように解釈して、息子に過度に期待しプレッシャーを掛けてしまいます…。 それに、重いだの軽いだのと、その発想自体が偏見に繋がります。 障害者の家族が障害者を差別するなんて、おかしな話です。 一番つらいのは当人なのに、周りが勝手に期待して当人を追い詰める。 そういったことを、息子の主治医は懸念して言葉を濁したのだと思います。 ご質問者の主治医が、ご質問者に発達障害があるのではないかと考えた上で検査を受けさせ、かつ、MRIの意義について特に説明がなかったのであれば、上記のような理由(ご家族や就職先の人が、画像診断上は異常が見つからなかった ご質問者に過度な期待をもってプレッシャーを掛けてしまったり、ご家族が他の発達障害者を差別してしまう懸念)あってのことかもしれないですよね。 それか、MRIで異常が見つからなかったのなら、「発達障害といっても、画像に映らないぐらい程度が軽いものなのではないのか? それなら、もっと頑張らなければいけない」と、ご質問者が解釈し、自らを追い詰めてしまうことを懸念して、主治医は何も言えなかったのかもしれません。 ______ 余計な不安を与えてしまったかと思い、次の受診までの繋ぎとして想定できることを幾つか書き出してみましたが、ご返信いただいたように主治医に直接聞くのが本当には一番良いと思います。疑問に思ったことは、ためらわずに主治医に質問してください。そうやって、医師と信頼関係を深めていった方が治療効果が上がると思います。 (No.7で空間認識力の話をした流れで…余談ですが、ルービックキューブは空間認識力をアップさせるゲームだそうです。右脳に良いという説もあります。指も使うから前頭葉にもよさそうだし、スポーツみたいな激しい動きはないし、息抜きしながら脳が鍛えられそうです。)
お礼
>心理検査や知能検査よりも前にMRIを受けていたということでしょうか。 どの検査も今の主治医のもとで行われたけれど、MRIには発達障害をみつける手段となり得るということを知らされていなかったということでしょうか。 この時、自分は頭を強く打ったから~~とか説明したんだと思います。外的要因というか、そういった怪我から異常になったのでは、と思って当時の担当医に説明したら、じゃあ血液検査とMRIしましょうって話になって、大きな病院で受けました。そこでの検査結果は特に異常がないというものでした。その後しばらくして発達障害かもしれないから発達障害の検査してみましょうってことになりましたね。それからそのMRIについてはあまり触れられていない気がします。俺が忘れてるだけかもしれないが。 MRIらしき検査と発達障害の検査は間を三年くらいは開けてると思いますので、もしかしたら関係ないのかもしれませんね。今度聞いてきます。 >一番つらいのは当人なのに、周りが勝手に期待して当人を追い詰める。 そういったことを、息子の主治医は懸念して言葉を濁したのだと思います。 話の流れ関係ないですが、この一言が引っかかりました。 やはり、病人の価値を決めつけるのは、他人たちが大きいのだと感じました。 お前たちが勝手に決めた予想の価値観で、俺達がこうも変な立場にいるのだと。甘えだとか決めるのも他人で、哀れすぎると決めるのもお前たちだと。 辛いだろうと憐憫を抱くくせに、辛さを無意識に渡してきて。 まるで殴ってきながら、なぜ怪我をしているの?という感じですね。 だからといって誰に対しての嫌味ではありません。いつかの俺が思った言葉を思い出したんで、記述しました。 >疑問に思ったことは、ためらわずに主治医に質問してください。そうやって、医師と信頼関係を深めていった方が治療効果が上がると思います。 聞ければいいんですけどね。前回の診察でも、俺は、なぜこれを今まで悩んでおきながら、ここで相談どころな片鱗させも言えてなかったのだろう?という、謎の行動をしていました。 それに思い出せない場合もあるんです。だから、俺は診察は十分にできてないと思います。
ご返信ありがとうございます No.3,5,6です。 >MRIとかいうのは三年前くらいに受けてます。あの白い大きな、輪みたいな機械に入るやつですよね。 私は検査室に入れなかったので検査機自体は見たことがないのですが、グーグルの画像検索で確認したところ、ご質問者の仰る通りだと思います。 ちなみに、カンカンカンカン…と、けたたましく、うるさい音が鳴っていませんでしたか? それなら確実に間違いないと、息子が申しておりました。 >「MRI等の検査結果を発達障害ありきで見てみると見方が変わる」ということでいいですか? はい。発達障害があるとMRIや脳波検査で異常が見つかることがある、この事実から、脳の構造や発達の仕方が定型発達とは異なっているということが解って来ました。他には、画像には映りきらないような脳の構造上の問題についても着目されていて、(ショッキングなので前回は書きませんでしたが)解剖学的な見地からも原因が解明されつつあるということです。 要するに、行動の全部が全部、性格とも言えないという話です。(だからといって、無責任になっていい、投げやりでいい、というのではありませんが。) >ゲームの件ですが、察するにテレビ画面やパソコンのモニターという電子的な光を見るのが脳に影響悪く、手を動かすといえどももぐら叩きのようにそういった光がない手を使う遊び道具がいいということですね。 はい。それと私見になりますが、もぐら叩きが良いとされる他に考えられる要因としては、全体を見たり、距離を測ったりと、「奥行きがある空間で、瞬時に判断しながら遊びをする、このことに意義がある」と思います。 一言でいえば、「もぐら叩きは空間認識力を高めるゲームでもある」と思うのです。 もちろん、瞬発力を高めて反射神経を鍛えること、これも大きなメリットでしょう。叩くという行為自体がストレス発散にもなると思います。 (空間認識力の話をしたついでですが… 星野先生の『発達障害に気づかない大人たち』では、「発達障害者にとって一番不向きな仕事は航空管制官である」とありましたが、航空管制官の採用試験には “空間認識力” が試される問題があるのです。 同著には、何故、発達障害者に航空管制官の適正がないのかという説明までは書かれていませんでしたが、アスペルガーやADHDなどの発達障害がある人には、空間認識能力に問題がある人が多いこと、これが適性を欠く要因の一つになっているのではないかと私は推測しています。) そんな風に、脳を鍛えるのが目的ならば、バランスよく鍛えられるゲームが良いと思います。 「脳機能のバランスを整えながら活発にして行けば、心も元気でタフになる」と思うんですよね。 年齢的に、もぐら叩きは ちょっと…ということであれば、スカッシュやエアホッケーなんかも良さそうです。 >ある種、コーヒーを飲みすぎてカフェイン中毒になるようなことでしょうか。 そうです。正に仰る通りのことを言いたかったんです。 発達障害者は新奇探究性が強く、飽きっぽい人(いつも直ぐに退屈して、新しい遊び、スリルのある冒険を求め、ドラえもんに道具をねだる “のび太みたいな人” )が多いのだとか…。 そういうタイプの人が、ネットに嵌ると中毒状態になって依存症になってしまうことがあると言われています。No.5で ご紹介した1~4の書籍にも同様のことが書かれています。 このサイト自体がネットなので、中毒だの依存だのを話題にすると、閲覧して気分を害する方もいると思い、前回は持って回った言い方をしてしまいました。 けれども、言いたいことが伝わって良かったと思います。 ところで、カフェイン中毒と言えば、発達障害があると頭をスッキリさせたくてコーヒーを飲みすぎてしまう人、刺激を求めてタバコを吸い過ぎてニコチン中毒になる人の確率が上がると、『発達障害に気づかない大人たち』にありました。(ちなみに、同著では そういった行為を“自己投薬” と表現しています。) 自分で意識的に脳を覚醒しようとして、過剰摂取しやすい傾向があるということです。 それと似たようなことが、ネットを使用したときに起こり易いそうです。 発達障害のある人が、ネットゲームやテレビゲームなどに興味関心が合致してしまうと、独特の過集中も起きてしまい、 >脳を疲労させやすい光が出てきてしまうという感じでしょうか。疲労ゆえに脳機能を痛めてしまう。筋トレしてはいるが、無理に動くことで筋肉痛を休めることなくより傷つけてしまいトレーニングが自体が悪影響の原因、逆効果になる話を思い出しました。 と、そんな感じになるんだと思います。 ダラダラと長い文章だったのに、汲み取って下さり ありがとうございます。 最後に、脳の働きについて解りやすいサイトがありましたので、リンクを貼っておきます。 リンク先のタイトルは、『こどもの脳のはたらき』になっていますが、脳の各部位の働きは大人も変わりないし、脳や心に関する総合的な話が載っていますので、何かと参考になるのではないかと思います。 【脳の働き】http://www.d6.dion.ne.jp/~hiudent/brain1.html
お礼
MRI、おそらくやってます。今度聞いてみます。 そうです。今度聞くんです。なぜ、医者は貴方が教えてくれたことを教えてくれないのか。MRIはしているなら、なぜそれを発達障害ありきで見てくれないのか。ロールシャッハとかやって俺がアスペルガーと分かった。じゃあMRIは更に価値あるものになったのではないか? だというのに教えてくれない。俺が聞いてないだけなのか、それとも何があるのだろうか。 ご回答有難うございます。また何かあれば補足させていただきますので、ご一読の方願います。
~こちらはNo.5の回答の続きです。~ >囲碁は誰かと手を使って対戦するならば、これもまたテレビゲームではありますが、同じように思えます。 前頭葉の働きを高めるのには、ピーラーよりも包丁、タイピングよりも筆記が良いとされているのは何故だと思いますか? 理由については受け売りではなく自分で考えたのですが、包丁だと刃先を使ってピーラーよりも細かな動きが出来ますし、皮を剥くときの厚みも自分で調整しながらすることになります。それと、包丁を使うとなると力を一定に保つのはピーラーよりも難しいですから、指を切らないように気を付けることにもなります(包丁が得意な人は、逆にピーラーの方が怪我しやすいのかもしれませんが、やはり、ピーラーの方が動きが単調であることは否めないと思います)。 また、筆記の場合、文字には直線と曲線がありますから、指や手、手首や腕の動きが複雑になりますし、筆圧や文字のバランスを考えたり、漢字や綴りそのものを想起しながら書くことになります。 そんな風に包丁を使うときも筆記のときも、指先の動きが複雑なだけではなく、脳そのものがフル回転して、動作をリアルに思い浮かべつつも、その次に起こること、することを想定しつつ、様々な判断をして行くことになります。 予め何か(機能とか答えとか)が用意されているのではなくて、自分で全て判断してするので、前頭葉の働く量は明らかに後者(包丁や筆記)の方が多いと思います。 囲碁やトランプを対面でするときには、ここまで複雑な手の動きはないけれど、それでも、つまんだり、ひっくり返したり、並べたりと、ゲーム機よりも沢山の指を使って複雑な動きをしますよね。指から脳に伝わる刺激の量も、脳から指に伝えられる情報量も、格段に二次元の画面上よりもよりも三次元の立体世界の方が多くなります。 それと、表情を見て会話すること、これが前頭葉の活性化には効果が高いと言われているのでここでも大きな違いがあります。これは、黙読よりも朗読の方が前頭葉の活性化につながる、このこととも関係が深いと思います。 「直接感じるということ、目の前の情報を処理するときに、脳内で沢山の手順を踏むこと」これがネットと直接対面の大きな違いだと思います。 気の合わない人と対面でゲームしても萎縮するばかりで楽しくないと思いますが、誰か身近な人と時間を見つけて、人生ゲームのようなボードゲームや百人一首(これは札を取るだけではなく、声を出して歌をよみあげる “よみ手” になるのも効果があります)をやるのも良いと思います。「一日一首、百人一首の歌を書き写して、朗読して覚える」こういうのも前頭葉を鍛えるトレーニングになります。 前頭葉を鍛える術について幾つか書き出しましたが、これは身内が認知症になったときに、様々な記事や本や報道を見ましたが、どれも見解が一致していますし、実際にグループホームなどでも、歌を歌ったり、折り紙を折ったりなどが奨励されていますから、これに関しても成果が実証されていると思います。 折り紙も、エビとかハムスターなど、複雑な形のものを折るとなると、図解を読み解きながら指先を使って作り上げることになるので、子供や高齢者が暇つぶしにやることとは思わずに、取り組めばなかなか難しいものですし奥深いですよ。 ともかく一番大切なのは、ストレスを感じない範囲で楽しむこと、どんなに小さなことでも技が身に付くことでプラスになっていると希望を持つことだと思います。 ______ 最後にリラックスの件ですが、私の場合はカイロプラクティックで骨格の歪みを完璧になおしたときは、夜中に途中で覚醒することなく朝までグッスリと眠れて、朝日が昇るといきなり目が覚めて、その瞬間から元気、そんな感じでしたね。 ただ歪みを取りたかっただけなのに、「こんな効果があるとは!」と、とても得した気分でした。おそらく、歪みが取れたことで血行が良くなっていたのだろうと推測しています。お金が続くものなら、歪み予防にずっと施術を受けたかったですね。 しかし、これについては(睡眠や心理面での)効果がある人とない人といるようです。 でも私の場合、ともかく体が軽くなって、全部新品に取り換えたみたいに家事も育児もスムーズにこなせて嬉しかったのを覚えています。 カイロプラクティックに関しては、紹介してもらうなど、良い先生がみつけられるのなら、通うのもありだと思います。 お望みの回答ではなかったと思いますが、拾えるものは拾って、取り入れられそうなものは取り入れる、そんな風に考えていただけたらと思います。
お礼
指をたくさん動かすことは、恐らく俺の格闘ゲームも同じと思いますが、しかしテレビゲームですので、貴方が仰った脳に悪い光を受け続けなければならないことは間違いないと思います。ですので、格闘ゲームは休憩がてらにやるようにします。 カイロプラクティックは調べれば近所にありましたので、今度行ってみたいと思います。
ご返信ありがとうございます No.3です。 今回も長文ですみませんが、二回に分けて投稿します。 >貴方がこの情報を得たというその本、確かなものですか? ご質問から少し飛躍すると思いますが、ネットを長時間やると発達障害の症状を重くしたり、発達障害者がネットにのめり込みやすい性質を持つがために、鬱を発症すると治りにくいというのは定説と考えてい良いと思います。 これは精神科関係のメディアでは、よく取り上げられていて、精神科医が著した次の本にも書かれています。(どの本も、うつ病や抑うつについて調べるのが目的で読んだものなのに、全てに同様のことが書かれているのだから、とても偶然とは思えません…やはり定説なのだと思います。) --------------------------------- 1.『非定型うつ病のことがよくわかる本(健康ライブラリー イラスト版)』 講談社/貝谷 久宣 (監修) 2.『医者の私が薬を使わず「うつ」を消し去った20の習慣』 中経出版/ 宮島 賢也 著 3.『発達障害に気づかない大人たち』祥伝社新書/星野 仁彦 著 4.『母という病』 ポプラ社/岡田 尊司 著 (※読みやすい・内容が易しいと感じた順に並べています。) --------------------------------- 1は非定型うつ病に絞って書かれていて、発達障害についてはあまり詳しい記述はありませんでしたが、しかし、非定型うつ病(従来型の定型うつ病とは違って、体調が比較的良ければ好きなことにも打ち込めるし、良いことがあれば気分が明るくなるタイプ)の場合、慢性的に前頭葉の血流が悪くなっていて、そのため、前頭葉の活動が鈍くなりがちであるという研究報告が載っています。これを踏まえ、前頭葉の血流が悪いと抑うつを招くということが解って来たことも記されています。 なお、2~4については、発達障害があると、脳内の神経伝達物質や発達・代謝などに異常が見られるということが載っていて、幼児期に虐待を受けたり、親が多忙であったりと、養育者と子供の関わり方が良くなかったケースにも、発達障害と似たような症状を示すことがあると書かれています。 私も本に書かれていること全てを丸呑みにしている訳ではありませんが、信憑性は極めて高いと思っています。これらの本ほど詳しくはないけれど、ネットでも、テレビの報道番組でも度々見聞したことでもあったし、これらの本には具体的な根拠が示されていたからです。 >でも軽度=かすり傷、というものではなく、普通でありながらアスペルガーという重病を患うみたいな感じだそうです。 と、以前のご質問( http://sanwa.okwave.jp/qa8415300.html )で仰っていますが、これは、星野先生の『発達障害に気づかない大人たち』に載っているアスペルガー関連の記述を読むと、主治医の仰っていたことが実感もしくは想像できると思います。 ご質問を読んだときは、イメージがぼんやり浮かんだだけでしたが、この本を読んだとき、「ああ、こういうことなんだな」と思いました。 “かすり傷とは言えない傷にあたること” がかなり具体的に書かれていましたので。 前回の回答で同著から引用したかったのですが、かなり長くなってしまうのと、著作権のことが気に掛かったこと、部分だけ取り上げると誤解を生じ兼ねないことを考慮して、載せるのは断念しました。しかし、文章自体は平易で読みやすいと思いますので機会があれば読んでみてください。 現在は、全てではありませんがMRIや脳波など目に見える形で発達障害の脳の障害部位が特定できるようになりましたし(=目視が可能になったということ)、同じ種類の発達障害の症状を示す人もまた、同じ個所が障害されていることが解って来ています。このことは、子供の主治医からも簡単にですが、説明を受けています。 うちの子の場合(ADHDとLDの合併症)は、MRIの画像診断では脳の異常は見つかりませんでしたが、発達障害があると脳の画像を通して異常が見つかるケースは多いので、検査を受けるよう主治医から説明がありましたし、脳波検査もまた然りです(現在、我が子の脳波に異常は見られませんが、脳波が落ち着いたのと症状が軽減した時期は一致していますので、私は脳波の異常と症状の関連性を認める立場にいます)。 ~追記です。最後の書籍の『母という病』は私には内容が重かったし、母親だけではなく父親から見た病理についても説いて欲しいものだという感想を持ちました。今年の3月末頃に発売予定の同著者による『父という病』を読めば、読後に感じた疑問を補えるのではないかと思っています。 ここで参考書籍として挙げた、そのほとんどが図書館で借りて読むことが出来るでしょうし、手にするか否かについては、Amazonなどで書評を読んで検討するのも良いと思います。しかし本当のところ、知りたいことの内容や根拠については、誰かに聞くよりも直に自分で確認して読むのが一番だと考えます。掻い摘んだものを紹介されたところで、自分で読まない限りは実感も納得もできないものと思いますので…。~ ______ >格闘ゲームを最近買ったのですが、~それって前頭葉に刺激行きませんか? 今回読んだ本にも、そういう記述は見当たらず、自分自身が研究者ではないので全くの私見になりますが、「心地良い程度、疲労を感じない程度で対戦を終えられるのなら、前頭葉の活性に効果はあると思います」。 (ちなみに、幼稚に見えるかもしれませんが、穴から出てくるモグラの人形を、おもちゃのハンマーで実際に叩く“モグラ叩き”などは、前頭葉の働きがよくなるのだそうです。) ただし、(今回の回答の冒頭の記述と内容が重複しますが)ネットを長時間やると疲労がたまったり前頭葉の働きが鈍くなってキレやすくなったり、(ネット以外のことに対して)注意力散漫になったり、睡眠時間がずれて生活リズムが狂いやすいというのは、以前から様々なメディアで指摘されています。 マスメディアに限らず、最近の小中学校では、懇談会などを利用して、親に対しても子供に安易にネット環境を与えないように指導する学校が増えています。 パソコンもスマホも携帯も、画面の光刺激が脳を興奮させやすいので、長時間やると眼精疲労にもなるし、脳そのものが疲労しやすくなるというのは、かなり現実的な話です。(コミュニケーション能力に躓きを感じやすく、しかも、興味関心があることにのめり込みやすい発達障害の人たちは、文字を使ったコミュニケーションの方が手っ取り早くて、合っていると没頭するケースが多く、また適度なところでやめられない習性から疲労しやすく、鬱病を発症している場合は症状の悪化を招きやすいというのも先述の通り、精神科医療では広く知られた話です。 特に眠る前のネット使用は、脳の興奮が覚めやらぬまま寝床に入ることになるので、睡眠を妨げてしまうという話は定説になっています。 経験上、就寝前にパソコンをいじると確かに寝つきが悪くなりますし、今は慣れたのであまり感じなくなりましたが、初めてパソコンでネットを使ったときは、とても目が痛くて、「よく、みんな平気で使っていられるなぁ」とビックリしました。 以前、検証番組でも見ましたが、パソコンをしているときは、誰でも瞬きの数が極端に減ってしまうのだとか…光刺激だけでなく、眼精疲労も脳には良くないと思います。かすんだ目で物を見るわけですから、頭もスッキリしません。 知人が仕事でパソコンを多用していたのですが、“肩こりのもと” だとも言っていたし…。使わなかった頃は理解できなかったけれど、確かに長時間向かうとそうなります。パソコンとは長らく無縁だったから、脳の使い方、目の使い方、体の使い方が、全く違うな…と、私は、それらを知らなかった時代があるからこそ疲れ方の違いが実感しています。 何よりネットを使うとなると、ほとんど目と手しか使わないと思いませんか? (Wiiフィットは別ですが)ネットゲームをする場合、対面のトランプや囲碁に比べたら、通常は椅子に座ったまま画面をにらむことになりますから、体をほとんど動かさないことになりますよね? 顔が見えないというのも、ゲームに区切りをつけにくい要因になっていると思います。顔が見えるなら、トイレに行ったり、お茶にしたり、疲れたし そろそろお開きに…という展開に持ち込みやすいと思いますが、顔が見えない(表情が解らない)から、そういう気遣いをしたりされたりという機会が減ってしまう…これも人によっては疲労を蓄積させるマイナス要因になっていると思います。 自分の好きなタイミングで休憩をはさんだり、やめることができる性格の人なら良いのですが、そうでない場合は疲労が溜まって前頭葉を鍛えるどころではなくなると思います。 ~話が長くなりましたが、前述の書籍やメディアの情報ですが、テレビゲームやネットを「使用してはいけない」のではなく、あくまでも生活の中心にならないように、「気分転換程度にとどめるのが良い」という話だと私は解釈しています。~
お礼
発達障害があると脳の画像を通して異常が見つかるケースは多いので、検査を受けるよう主治医から説明がありましたし、脳波検査もまた然りです とありますが、俺はMRIとかいうのは三年前くらいに受けてます。あの白い大きな、輪みたいな機械に入るやつですよね。同じく、異常はありませんでした。 しかし、文章から読み取るに「MRI等の検査結果を発達障害ありきで見てみると見方が変わる」ということでいいですか? ゲームの件ですが、察するにテレビ画面やパソコンのモニターという電子的な光を見るのが脳に影響悪く、手を動かすといえどももぐら叩きのようにそういった光がない手を使う遊び道具がいいということですね。 脳に悪い電磁波を流す、というよりは、脳を疲労させやすい光が出てきてしまうという感じでしょうか。疲労ゆえに脳機能を痛めてしまう。筋トレしてはいるが、無理に動くことで筋肉痛を休めることなくより傷つけてしまいトレーニングが自体が悪影響の原因、逆効果になる話を思い出しました。ある種、コーヒーを飲みすぎてカフェイン中毒になるようなことでしょうか。
リストラティブ ヨガ というヨガがあります。 http://medical-yoga.luna-works.com/restorative/ 通常のヨガはストレッチみたいにポーズを取って体幹のトレーニングをイメージするかもしれませんが このヨガはプロップという枕や毛布や座布団などの道具を使ってひたすら楽な体勢になります。 そして先生はとてもゆったりとした口調でプロップをジャストフィットするように導いたり 手伝ってくれたりします。さらにアロマの香り、音楽、薄暗く心地よい照明、呼吸法で とても深いリラックスの状態をつくります。 熟練の先生になると催眠術のように過去や未来の風景をイメージさせて終わってみると 目頭が熱くなることもしばしば。そんなときは心底ストレスが取れて 本当にスッキリします。マッサージやエステでは絶対に味わえない心のマッサージという感じです。 ただ欠点はどこでもやっていない・・・東京でもとても限られた場所でしかやっていません。 やっていても上手いかどうかは・・・ 私は個人レッスンでしたがその先生も紹介でないとやってくれないのでちょっと無理。
お礼
ヨガはいいって聞きますね。でもストレッチとか私もやりましたが、ストレッチという形をしただけみたいな感じで、心に変化は訪れませんでした。ご回答ありがとうございます。
ご質問者は、公開中のご質問でアスペルガー症候群であることを明かしていらっしゃいますので、このことを踏まえて回答したいと思います。 大変な長文で誠に申し訳ございませんが、よろしくお付き合い願います。 ________ ご質問者はアスペルガーであるが故に、脳の広範囲な部位に発育や発達の障害がみられ、脳内の神経伝達物質の代謝異常を抱えているので、「脳そのものがストレスを受けやすい」のです。そのこと自体は、心が弱いこととイコールではありません。 例えば、短距離ランナーが長距離で良い成績を残せなくても、それは心が弱いのではなくて、その人の体全体の筋肉バランスの問題なのです。 短距離が得意な人は、速筋(白筋:瞬発力を生む。無酸素運動のときに使われる筋肉)が多く、長距離が得意な人は遅筋(赤筋:長時間継続して有酸素運動をするときに使われる)が多いのです。要するに、どちらの距離が得意なのかは体内の筋肉の比率の問題であり、心の問題ではありません。 (トレーニング次第で、速筋と遅筋の筋肉の比率を変えることは可能だということですが、それでも、生来持っている筋肉のバランスそのものが、その後の比率の変化にも大きく関わって来ることには変わりはありません。) これと同じようなことが、アスペルガーを含めた発達障害にも言えます。 適正と合致しないことだと成果が得られ難いのは、心が弱いのではなくて、能力のバランスによるものです。 脳は心の入れ物ではあるけれど、体の一部でもあります。 健康体で生まれて来た人でも、疾患や外傷により、発達障害とよく似た脳の障害を負うことがあります。でも、これは心が弱くなったのではなくて、脳の機能が損傷を受けてしまった結果です。 後天的に脳に損傷を負った場合、当事者も家族も以前の能力を取り戻そうとリハビリに励みますが、どうしてもできなかったときは、心に原因は求めず脳の機能に損傷を受けたという事実を受け入れざるを得なくなります。 どんなに悔しくても、意欲は少しも減っていなくても出来ないのなら、やはり心の問題ではなく脳の機能の問題なのです。だから、脳が損傷を受けたという事実を受け入れ、残された能力を生かすことを考え、工夫することで乗り切ること、周囲の理解を得ることに心を向けることになります。 しかし、先のケースとは違い、先天的、または、言葉もおぼつかない幼児期に疾患や外傷で障害を持つに至った発達障害のケースは、当事者も家族も、その様子に長らく慣れ親しんで来ているが故に、心と脳の違いがどうしても解りにくいと思います。 特に当事者の場合は、絶好調という状態(不都合が特になかったとき)を知らないから、「脳の不調は全て心の不調に原因がある」という考えに陥ってしまうものと思います。しかし、心をついて行かせたいのなら、先ずは脳の調子を整えること、脳について知ることだと思います。 ________ アスペルガーなどの発達障害を抱える人たちが、「脳そのものがストレスを受けやすい」とされる根拠、このことに関しては主治医から説明があったり、ご質問者も専門書を読むなどして既にご存知かもしれませんが、心に原因を求めることよりも、「脳そのものがストレスを受けやすい」という事実を受け入れて、なぜ、そういうメカニズムになっているのかを理解すること、これは、これから生活していく上でも、直接関わって行く人に説明をする上でも、とても大切なことだと思います。 この辺のことは、ADHDの当事者であり精神科医でもある星野仁彦先生の著書『発達障害に気づかない大人たち』(祥伝社新書)に詳しく書いてあるので、もし未読でしたら、一読をお薦めします。アスペルガーを含む広汎性発達障害の行動上の問題だけではなく、放射線医学や生化学的見地から、脳の構造上の問題や脳内神経伝達物質の代謝異常について詳しく書かれていますし、アスペルガーの合併症としてよくみられるADHDについても豊富な資料をもとに書かれていますので、大変参考になると思います。 なぜ、ここで突然ADHDの話したかと申しますと… ご質問者がここで書かれている悩みとは、つまり、 「注意の集中力・持続力、創造力、想像力、意欲、意志発動」が上手く働かないということになりますよね。 これらは全て、前頭葉の働きと深く関わっていることが、現在の医学では解明されています。(前頭葉には、この他に、衝動性や欲望のセルフコントロール、認知能力、言語能力、など様々な働きがあることも同著には書かれています。) 『発達障害に気づかない大人たち』では、ADHDの原因の最有力説として※「前頭葉機能不全説」(シェルーン・1986)の紹介が載っています。 この裏付けとして「前頭葉の役割」を説明しつつ、チンパンジーなどの霊長類を用いた動物実験で前頭葉に損傷を受けたケース、および、頭部外傷、脳挫傷、脳卒中などの疾患で前頭葉に損傷を受けた患者の症状や心理検査の結果がADHDとよく似ていることを例に挙げ、近年の脳波検査による大脳生理学研究でも(ADHDには)「前頭葉機能異常」が確認されていると結んでいます。 <※前頭葉機能不全説(前頭葉脱抑制説) 1986年にシェルーンが提唱したもので、ADHDの原因の最有力説とされる。 ADHDの多動と衝動性は基本的に前頭葉による抑制がきかない状態であるとして前頭葉の機能障害を指摘した。 ~解説文は、『発達障害に気づかない大人たち』を参考にまとめたものです。> 思うに、ご質問者の心の基礎体力のなさとは、現在発症している鬱病の影響もあって、前頭葉の働きが悪くなってしまっていること、これが大きいと思います。 アスペルガーであるが故に、前頭葉の働きが良好とは言い難かったところに、鬱病が重なってしまった為に、以前よりも前頭葉の働きが悪くなって、どうにもこうにも上手く行かなくなってしまっているのでは…。 投薬治療としては、以前、別質問で回答しましたコンサータやストラテラには集中力を高め、イライラを抑える効果があるので、主治医の許可が下りるなら、やる気を引き出すという点で効果が期待できると思います。最終的に決定するのは主治医ですけれど、関心がおありなら主治医に相談してみてください。 もしも、ご質問者がADHDも合併しているのであれば、主治医は投薬を検討する可能性があると思います。 ________ これは前述の書籍以外から得た情報で、鬱病関係の本や新聞や医者から得た情報になりますが、前頭葉の働きをよくする自分でできること、それは「朗読・掃除・整理整頓・包丁を使った料理を作ること・パソコンを使わずに自分の手で筆記すること・絵を描く・短歌や俳句、詩を詠むこと・日記をつけること・折り紙を折ること・散歩すること・会話すること・クロスワードパズルを解くこと」なのだそうです。 要するにハイテクに頼らずに地道に手を動かし声を発すること、こまめに体を動かし、身の回りのことを自分ですること、このことが前頭葉を鍛えることになるのです。 これらは、全て認知症を遠ざけることにも繋がります。 パソコンやゲーム機や携帯、テレビやネット動画、これらに長時間向き合うことは、前頭葉の働きを鈍くさせてしまうばかりか、前頭葉を鍛える機会を奪い去ってしまい健康を損ねることになてしまいます。ですから、もし、これらが常習化しているのなら、今すぐ改める必要があります。ゲームもパソコンや携帯で一人でやるのではなく、トランプや囲碁など「対面で誰かと一緒に楽しんでやる」このことが脳にはとても良いし健康にもつながるのです。 生活リズムの乱れや栄養面の偏りも発達障害を重くしてしまう要因になっているということが段々と分ってきましたが、先程の前頭葉を鍛える習慣なども併せて、「認知症を遠ざける生活」、これさえ実行できていれば、生活習慣病や精神疾患など、あらゆる病気を遠ざけることが可能なのです。 夜更かしをしていると、歯磨きや洗顔も適当になって、不健康だし見た目も悪くなってしまいますよね…。 【認知症予防】http://www.min-iren.gr.jp/syuppan/genki/161/genki161-06.html そう言っている私は、これを書くのにかなり時間を費やしてしまいましたし、投稿時間もとても遅くなってしまいました。…それでは、急いで寝ることにします。 ~追伸です。 前頭葉を鍛える訓練ですが、机の上を整理するとか、リンゴの皮を包丁で剥く(ピーラーは効果がないので×)、川柳を詠むとか、鶴を折るぐらいなら出来そうな気がしませんか? 絵を描くのが苦手なら、色鉛筆で塗り絵をするのも良いそうです。(ただし、パソコンの塗り絵は効果がないので×) もしも、捨ててしまうような漫画があれば、捨てる前に塗り絵をしてください。 そんな風に難しく構えず、気楽に出来そうなことからやってみてください(例えば、ここでの回答を音読してみるとか…)。前頭葉が鍛えられれば、満足を感じることができるようになるので、焦燥感が収まって休息も上手くとれるようになると思いますよ。
お礼
格闘ゲームを最近買ったのですが、それはネットを通じて誰かと対戦することができます。コントローラーを使ってコマンドを入力するために指を結構な頻度で(現時点では)複雑に動かし、人が動かす厄介な敵との読み合いや奪い合いをするのですが、それって前頭葉に刺激行きませんか? 囲碁は誰かと手を使って対戦するならば、これもまたテレビゲームではありますが、同じように思えます。 というか、前頭葉の動きが~~とか代謝が~~とか、俺が忘れてるだけかもしれませんが、医者から聞いた覚えがありません。 ストレスを受けやすいというのは心の問題だとずっと思ってたのに、実は脳そのものがストレスを過敏に感じる性質を持つとかも初耳な気がします。貴方がこの情報を得たというその本、確かなものですか?
だって、嫌になりませんか? ある程度のクオリティを求めて何か好きなことをするのは。 好きなことが好きなことじゃなくなりますよね。 好きなことを好きにするというのは、やりたければやって やだったらやめることを言うのだと思うんです。 夢中になれるものを探してらっしゃるのでしょうけれど、 なんか気がそれてしまうわけですかね?つまり常に何かに気を取られている それは常に考えているから、ですよ 気がそれてしまうような何かを常に感じているか 考えているかでリラックスができない。 それを放っておいて休息もクソもないのでは? いろんなことがごちゃごちゃと出てくるようでは、リラックスできないと思いますし。 考えを止めるのに一番いいのは、瞑想みたいなことなんでしょうけど これ、難しいんですよね。それに、静かに座って集中してると自分と向き合っちゃって、 いろんな辛いことが出てくる可能性もあるじゃないですか。 ただ、ひとつの提案として聞いてもらえればと思うんですが、瞑想もあるということで。 あと、自然に触れるといいと思いますよ。その際に出てくるであろうごちゃごちゃした 自分の気持ちはきちんと受け止めてみたらいかがですか? 参考程度でお願いします。
お礼
ご回答有難うございます。
あの…もしや、完璧を目指しがちでしょうか?
お礼
完璧主義者に見えますか? 休憩方法を教えてください。
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お礼
酷い病人は健常者は目に見えてわかるので丁寧に。 病人と健常者の間、その中途半端な理解に立つ俺達は、健常者の健常者側に傾く理解の裁量で理解され。 結局は健常者が偉いんです。気持ち悪いですね。 MRIの件、明日病院なんで聞きに行ってきます。