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オーディオインターフェイスとエフェクターの接続方法
- オーディオインターフェイスとエフェクターを接続する際の注意点とは?
- ファンタム電源がないオーディオインターフェイスにエフェクターを使用する方法とは?
- YAMAHAのMG82CXを使用した場合にPCの音のみをモニターする方法とは?
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こんばんは、#1です。 >USBでPCと繋ぐことが出来るタイプのミキサーとI/Fを一緒に使うメリットってあるのでしょうか?音質的なアドバンテージが得られる等の効果はありますか? 例えば、MG82CXと比べてUSB接続も出来るMW8CXだと利点が増えるだろうかということで良いでしょうか、 メリットといわれるとうーん・・とうなってしまいます、 まず先に想定されうるデメリットから書いてみますが、USBオーディオインターフェース同士、あるいはUSBオーディオインターフェースとPC内蔵音声デバイスをオーディオケーブルで接続した場合にキーーンという感じの電子的なノイズ(たぶんコモンモードノイズ)が出てしまうことがかなりの頻度であります、 この場合、ミキサー側のUSBケーブルを抜いてしまえばノイズが止まります、でも抜くって事はスタンドアロンなアナログミキサーになるという事になります。 この様なノイズが出なかったとして考えた場合ですが、ミキサー側でもUSBで使える訳ですが、UA-55と併用する上で何かメリットが考えられるかというと・・・、特にはメリットを考えにくいとは思います。 ただし、UA-55を使わないで配信することもあるならばMW8CXはそれ単体でも配信には向いているミキサーだとは思います、MG82CXについても同じですが簡易バージョンとはいえSPXリバーブはミキサーに内蔵されているリバーブの中では恥ずかしくない音質はもっているとは思います、 MG82CX+UA-55であれMW8CX+UA-55(ノイズが出たらUSBケーブル抜き)であれ、UA-55単体配信では出来なかったEQでの調整が出来るようになるメリットはありますし、アウトボードのエフェクタも繋げられるメリットはあると思います。 まったく工夫の無いUA-55配信よりは自分の望むように調整が出来る点でより良い配信にはなるだろうとは思います、 ただし、先に書きましたように無料のVSTエフェクトでもそれらは可能で、それ以上の事も出来てしまう点が悩ましいところにはなると思います、 アナログ機材で工夫するメリットは安定性(放送事故が起きにくい)とレイテンシによる遅延をまったく感じないで済む点です、 VSTでの工夫のメリットは無料で出来る事、やれる工夫が多岐にわたること、アナログ機材の場合には多少は音質の劣化(S/Nや歪み率やF特性の変化)が伴いますが、VSTエフェクトではそれらは特に考えなくても良いことなどがあげられます。 >エフェクトに関しては、前にSONARを使ってエコーをかけてみてなんかイマイチ(使うエフェクトが良くなかったかも)だったので、敬遠してましたがこの際に少し調べてみます! ヒントになるかもしれませんので自分がボーカルに使っているフリーのエフェクト名をあげておきます、 ・「Electri-Q (posihfopit edition)」 パラメトリックイコライザー、「Analog」というモードにすると倍音成分を付加してくれるので声が少しくっきりとしてきます、アナログアンプシミュレーションであることで簡易的なエンハンサーにもなっているという感じです。 ・「LightweightGate」(※注:バグあり、レシオをゲート側に振るとDAWがフリーズすることあり) ゲート・エキスパンダーです、コンデンサーマイクで環境雑音で困った時にはお勧め、レシオを1:1.15~1.2くらいスレッショルド-20dBくらいで使うとほぼ違和感なくノイズを減らせます。 ・「ReverberateLE」+「Bricasti M7のIR音源」 配信にも使える軽い動作のサンプリングリバーブと業務用ハードウエアリバーブ(40万円くらいらしい)のIR音源、M7のIR音源は無料で使えるものとして個人的には最高音質だと感じます。 ・「Ambience」 ↑上記のようなIRリバーブが難しいと感じる場合はAmbience リバーブあたりから始めるのがお勧め。 ・「QX24」 イコライザー/エキサイター これも倍音付加タイプのエンハンサー・エキサイターですが、低域・高域の周波数・バンド幅が調整出来ます、声の輪郭強調に使えます(BBEにちょっと近いのかも?)。 ・「AIRCITER」 声にシルキーさを与えます、リバーブの後に入れればWIDEのツマミでリバーブの横への広がりを増やすこともできます。 ・「Lisp」 使いやすいディエッサーです、歯擦音が多い場合に。 ・「WOK EMONIZER」 CHORUSのボーカル版みたいなものかも、ほんのわずかにピッチシフトされた自分の声が左右に現れることでステレオ感なども広がります、どちらかというとお遊び要素的なエフェクタですが節度もあるので真面目な使い方にもいけそう。 ・「KeroVee」 いわゆるケロケロです、完全に遊び要素ですがたまに使うには楽しいかもしれません。 上記のようなエフェクタを使う場合にはUA-55のダイレクトモニターはOFF,DAWのインプットモニターONでの配信になります、そうしないと声がダブリングして配信されます。 追伸、 John_Papa 様、評価を入れていただけたようで恐縮です、John_Papa 様の回答は大変参考になりますのでよく拝見させていただいております、ありがとうございました。 それでは。
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- John_Papa
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こんにちは。 基本はNo.1回答どおり、インサート端子を使うもので問題無い筈です。 評価1票を入れさせていただきました。 そこからのアレンジになりますが、少しアブノーマルな使用法をご紹介して置きます。 BBEの出力をインサーションケーブルではなく、別のPHONEケーブルでUA-55に繋いでしまう方法です。 マイクアンプの部分利用という訳ですね。 この方法では、MG82CXの GAIN COMP EQ を通過した音がBBE→UA-55に入る為、MG82CXのFXは利用できませんが、美味しい味付けをしたものを鮮度良く録音する事ができます。これ(COMP・EQ経由)はYAMAHAミキサーだけの特徴のようで、他社では、GAINの直後にインサートを経由しますので、 COMP EQ が要らない場合は他社を選択される方が良いでしょう。 YAMAHAはマニュアルにブロック/ レベルダイアグラムを付けてくれる数少ないメーカーですので、音の通り道を巻末のブロック/ レベルダイアグラムで対照されると、経路のどのタイミングでFXに分岐されるのかなどミキサーを理解する大きな助けになりますよ。
お礼
回答ありがとうございます! そのような使い方もあるのですね!なかなか奥が深いのですね…、また勉強してみます。 ありがとうございました。
- cotto3
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こんにちは。 >YAMAHAのMG82CXを検討しているのですが、482iのエフェクトをマイクのみにかけることは可能でしょうか? 出来ます、 一般的にはミキサーの(マイクを挿したチャンネルの)INSERT端子からインサーションケーブル(インサートケーブル)で外部エフェクタに接続します、 http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=394%5ESTP201%5E%5E ↑の様なケーブルを使います、白っぽい方をエフェクタのINに赤い方をエフェクタのOUTに挿して使います。 この様に配線すれば、マイクの音にBBEのエフェクトがかかったあとに82CXの内蔵エフェクトもかけることは出来るはずです。 >(PCからの音にもエフェクトがかかってしまわないのでしょうか) 上記に書いたやり方ではマイクのみにエフェクトがかかります。 ※ミキサーのMAIN(STEREO) OUT→UA-55のラインIN、ヘッドフォンはUA-55に挿す、放送の配信デバイスは「MAIN」という場合です。 >また、MG82CXを使用することによって、自分がモニターする音をPCからの音のみにすることは可能でしょうか?(現在は自分の声もモニターしている状態です) 配線の工夫と配信デバイスをMAINでなくUA-55の1-2にすることで出来なくはないと思いますが、自分自身の声をモニターしないやり方での配信はまったくお勧め出来ませんので、よほど特別な事情が無い限りその様なやり方はしない方がいいです。 どうしてもという場合はそのご事情をお書きいただければと思います。 >素直にファンタム電源と482i、エコー等のエフェクター(TC HELICONのE1等)を使用した方がいいのでしょうか? そもそもBBE482iはライン入力しかないはずですからマイクは直接繋げられないです、ですのでファンタム電源ボックスを買ったところでBBE482iには繋げられないですね、 ファンタム電源とマイクプリの機能が両方必要なのでアナログミキサーのINSERTを利用するのは一つの適切なやり方とは言えると思います、 ファンタム電源を持った(出力がラインレベルな)マイクプリアンプでもいいですけどね。 ちなみにTC HELICONのボーカルエフェクタのことはまったくよく知らないですが、出力は相手のマイク入力に繋ぐ前提だと思うので・・・?、ラインレベルから比べると音量が足りないんじゃなかったかなとは思いますけどもね。 以下、個人的に思うところの余談です、 持ってるI/FがUA-55ならば、声に対してのエフェクタとして何かを買う必要はあまりないんじゃないかと思います、 UA-55は一般に売ってるI/Fの中でも特にレイテンシが小さな機材ですから、SONAR等を使ってボーカルにがしがしVSTエフェクトをかけた状態でも殆ど問題なく配信は出来ます。 (※UA-55のダイレクトモニターはOFF、SONARのインプットモニターONで使用) エンハンサー・エキサイターも無料のVSTとしていろいろ入手も出来るはずです(一例:J1000のQX24)、 Reverb(エコー)にしても今はVSTの方が音質的に有利になっています、一般的に買える値段の外部機器のReverbよりは概ね優れているはずです、 ということで、よっぽど飛び道具的なエフェクトが必要ってことでないならVSTエフェクトをマイクにかけての配信でいいんじゃないでしょうかね、 飛び道具的な価値としてはTC HELICONの比較的高額なボーカルエフェクタに乗っている「ハーモニー、ピッチ補正」あたりにはそれなりに価値はあるとは思いますけどもね。 それでは。
お礼
とても丁寧に回答して頂きありがとうございます。 ミキサーとインターフェイスの繋ぎ方はなんとなく理解出来ました。 自分の声をモニターしたくないという点は、ただの希望だったので大丈夫です。 と、、色々また調べて、USBでPCと繋ぐことが出来るタイプのミキサーとI/Fを一緒に使うメリットってあるのでしょうか?音質的なアドバンテージが得られる等の効果はありますか? エフェクトに関しては、前にSONARを使ってエコーをかけてみてなんかイマイチ(使うエフェクトが良くなかったかも)だったので、敬遠してましたがこの際に少し調べてみます!ありがとうございました!
お礼
またまたありがとうございました! エフェクトの具体例まで教えていただいて。。感謝しきれません! ちょっと機材の購入はまた考えて、SONARをいじってみようかと思います。 ありがとうございました!