こんにちは
>今はオフラインキー、Eメカ付き、C管を使っていますが、インラインキーやEメカなしやH管が気になります。
フルートのバリエーションは、普通は…
1)オフセット配置の「カバードキー」+Eメカニズム付きモデル
2)インライン配置の「リングキー」モデル(規定値はEメカニズム無しまたはオプション)
3)オフセット配置の「リングキー」+Eメカニズム付きモデル
上記1)~3)に対してC足部管(最低音がC音のC管用の足部管)、H足部管(最低音がH音のC管用の足部管)を選ぶかです。
ご存じだと思いますけど、EメカニズムはカバードキーシステムのE音を出しやすくするためドイツで発明されたので取り付けるとドイツ式、インラインリングキーは、フランスでよく使われるためフランス式と呼ばれることがあります。
フランスでインラインリングキーにEメカニズムを付けた楽器を使う人はほとんどいないとのことです(-。-; あとソリストでH足部管を使う方も
オフセットリングキーの楽器は、インラインリングキーの構えにくさを解消するために作られました。
インラインカバードキーは存在意義が無いためありません。
>オフラインからインラインへの変更、Eメカ付きからEメカなしへの変更
指の姿勢が一番の問題です。オフセットは楽ですがインラインは左手肘をより深く入れなくては指が届かないので辛いですよ(^^;
さらに辛いのはリングキーなので指先の腹がちょっとずれたら息漏れして音が鳴りません。
でもランパルさんを始めフランスのフルート吹きの演奏は華やかですばらしいですね(^^)
オフセットからインラインへの移行に際してリングキーの穴に蓋をしてカバードキーのように扱える補助具(ヤマハ リングキーパッチ)が売っています。
>、C管からH管への変更はかなり苦労するものでしょうか。
H足部管への変更はオフセットカバードキーからインラインリングキーへの変更に比べれば、たいしたことは無いですが音程のバランスが C足部管と異なるため、C足部管の奏者とアンサンブルをするときはちょっとだけ気を遣います(^^;
>また、インラインキーのEメカなしは楽器がシンプルになるので、できればそうしたいと思っていますが、その考えは意味のないことでしょうか。
(^^)v
Eメカニズムは同時に蓋するキーを増やすものなのでヤマハのイデアルの金モデルのように調整ねじがついていることが望ましいですよ(クラリネットやサックスでは普通にあります)。
おのおののキーのバランスが崩れると意味の無い飾りになってしまいますから。実際、調整が悪くてEメカニズムが機能していないのに普通にE音を吹いているアマチュアをよく見ます(--;
お礼
ありがとうございます。とても参考になりました。