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鉄道の税抜き初乗り運賃

鉄道の税抜き初乗り運賃を教えて下さい。 消費税が8%に増税されますが、それに伴う料金改定の吊広告(西武鉄道の吊広告の例)を見ていると、 現行料金140円 →3%分加算で144.2円・1円未満切り捨てで144円(SUICA等) →切符では10円単位なので150円 となっています。 ただ、消費税導入時および5%への増税時には、SUICA等が無かったため、一律10円単位の値上げとしたのではなかったでしょうか。各社ともシステム上の問題で、便乗値上げでは無いと主張していたような記憶があります。 その場合、次のような計算になるのではないかと考えます。 現行料金140円→税抜き価格133円・このうち3円分はシステム上の都合での値上げ →正しい税抜きの現行運賃は130円 →8%加算で140.4円・1円未満は切り捨てで、140円 先の増税時に、3円分の値上げを認可したとの情報が見つけられません。 この情報があれば計算に納得できるのですが・・・ どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら御回答ください。

みんなの回答

  • kitiroemon
  • ベストアンサー率70% (1827/2576)
回答No.3

鉄道運賃制度には、主なものに「対キロ制」と「対キロ区間制」とがあります。 「対キロ制」はJRが採用していて、キロ当たりの運賃(賃率)にキロ数を掛けて算出します。(とはいっても、JRでは、あるキロ数の区間ごとにその中心値のキロ数を使って計算してますので、以下に述べる対キロ区間制とそれほど違いはないとも言えますが) JR東日本の下記規則の77条以下に具体的に規定されています(全JR会社分)。 http://www.jreast.co.jp/ryokaku/02_hen/03_syo/01_setsu/index.html この例でわかりますように、ここでは消費税課税前の賃率で規定されていますので、ご参考になるかと思います。(少なくとも本州3社については、消費税3%課税時以降は、この賃率自体の値上げはなかったと思います) 運賃計算では、この賃率にキロ数を掛けて端数処理した後、さらに消費税分を付加して端数処理をします。 とはいっても、10キロまでの区間や特定の区間では、この賃率とは別に、消費税分も込みで特別な運賃を設定したりしています。 例えば、消費税0%→3%→5%→8%に応じて、JR東日本では、初乗り運賃が、120円→120円→130円→140円となっていますが、JR西日本では、120円→120円→120円→120円と変化なしです。 一方、大手私鉄は「対キロ区間制」を採用しているケースが多いようです。 この場合は、キロ数に対応した区間(何キロから~何キロまで)ごとに消費税込みの運賃が決められていますので、消費税課税前の運賃は明確には定義できないのが通常です。 というのも、JRの場合も私鉄の場合もそうですが、普通運賃や定期運賃などをそれぞれ調整して、消費税増税分に「全体として」一致するような運賃値上げを申請していますので、例えば初乗り運賃だけを取り出して計算してもあまり意味はないということになります。 さらに言えば、認可されるのはあくまでも「上限」運賃であって、それを下回る運賃の設定は届け出だけで済みます。 もう一つ付け加えれば、西武の例では、2002年に消費税とはまったく別の理由で1.8%の値上げを行っています。この時も、「全体として」の1.8%値上げでした。

回答No.2

鉄道の(上限)運賃は内税で認可されますので税抜き運賃は存在しません。 税抜き運賃が必要であれば内税運賃の100/105になります。

  • f272
  • ベストアンサー率46% (8467/18129)
回答No.1

鉄道運賃,料金の改定は,国土交通省が認可しなければなりません。そして130円を140円に改定することを認可しています。つまり「先の増税時に、3円分の値上げを認可した」と言うよりはシステムの都合による3円分を含む10円の値上げを認可したのです。 しかし,これは便乗値上げではありません。消費税の増税に伴う運賃の改定は,個々の運賃を増税分だけ値上げするのではなく,運賃体系全体で消費税の増税が転嫁されるように改定するのです。 例えば西武鉄道の場合には,定期以外(切符やICカード)では平均して3.133%の値上げですが,定期券は2.540%の値上げであり,特急料金は2.774%の値上げです。そして全体では2.857%=108/105になるようになっています。