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進化して飛ぶようになったラケット

ラケットが進化して、昔と比べてボールの飛びがよくなったそうですね。 そのため、テニスのスタイルが変わったとか、フォームが変わったとか聞きます。 一方で、プロや上級者は、飛ばないラケットを使うそうです。 じゃあ、ラケットは飛ぶように進化する必要はなかったんじゃないのと思ってしまいます。 この矛盾?は、どう考えればよいのでしょうか?

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  • merciusako
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回答No.1

>ラケットが進化して、昔と比べてボールの飛びがよくなったそうですね。 確かにそうです。 デカラケ、厚ラケの登場で、ボールを飛ばしやすくなりましたし、現在はラケットの素材自体が飛ぶ素材になっています。 >そのため、テニスのスタイルが変わったとか、フォームが変わったとか聞きます。 はい。 どのようなラケットを使用するかによって、適したテニススタイルが定まり、必然的に技術も変わってきています。 >一方で、プロや上級者は、飛ばないラケットを使うそうです。 確かにプロや上級者はデカラケや厚ラケは使いませんね。 「飛ぶ」ということは、「反発力が大きい」ということです。 つまり、「インパクト時の力が大きい」ということです。 この「インパクト時に強い力を得られる」ということが重要なのです。 確かにデカラケや厚ラケでもインパクト時に強い力を得られますが、ラケットの振り抜きは悪くなりますから、コントロールが悪くなります。 「振り抜きが良いラケットでインパクト時に強い力を得られる」というのが現在のラケットなのです。 >じゃあ、ラケットは飛ぶように進化する必要はなかったんじゃないのと思ってしまいます。 一番端的に現れるのがサービスです。 男子プロの世界では、現在は200km/hオーバーはあたりまえになっています。 これは明らかに現在のラケットの恩恵です。 サービスゲームのキープがしやすくなります。 一方で、極論すればラケットのボールが当たれば返る、ということから、レシーブもしやすくなりました。 相手のサービスのコースが甘ければ、厳しいコースへのリターンが可能になったのです。 従って、シングルスに限れば、以前はサーブアンドボレーヤーが多数存在しましたが、現在はほとんどいません。 サービスのスピードを抑えて、その分ネットへ詰める時間を稼いで、ネットプレーでポイントを取る、ということがしにくくなったのです。 サービスのスピードを抑えている分、良いリターンを打たれてしまうからです。 というわけで、現在はストロークが主体のテニスになってしまっています。 ただし、インパクトの力が強くなったことで、ストロークもパワーアップ、スピードアップしています。 プロの世界では、「勝つこと」が目的ですから、より強く速いショットが正確に打てれば有利です。 まあ、ネットプレーが軽視されているわけですから、これを「進化」といえるのかどうかは分かりませんが、勝つことを目的とした場合のテニスのスピードアップ化には「振り抜きが良くインパクト時に強い力を得られる」ラケットは必然ということになります。

mk1234
質問者

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たくさんの回答ありがとうございました

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回答No.3

軽くて丈夫な新素材が開発されたので、ラケットの打球面が格段に広くなりました。ストリングも様々な特性のあるものが開発されています。私のような素人は、この科学技術の発展に大いに助けられています。実力以上に速いボールを打てたり、当たり損ねが結果オーライでナイスショットになったりするものです。 プロのレベルになると、飛びすぎるボールはボールの微妙なコントロールが難しくなるため、テンションを下げるなどの工夫をして、自分に最適なコンディションに調整しています。ただし以前のような面の狭い木製のラケットを使う人は皆無ですので、軽さと大きさには助けられているプロも多いはずです。

mk1234
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回答ありがとうございます。

  • e-toshi54
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回答No.2

プロの場合は、飛んでいくスピードの分を回転に変換したり、コントロールの分に変換しているのだと思います。そのためにオンラインぎりぎりのボールが多くなり、カメラ判定機の開発や、チャレンジシステムなどのルールまで加わったりしています。 素人目線でいうと、軽くても(250g以下)腕に負担のないラケットの登場ということになっていると思います。

mk1234
質問者

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回答ありがとうございます。