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時計の分針の逆回転はNG?
スピードマスタープロフェッショナルを使っています。 どこかのサイトで時計を合わせるときに、分針を逆回転させてはいけないと書いてありましたが、本当でしょうか?
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NO.9です。更に補足… 私の逆転の話ですが、年中やらなければ問題ないです。そんなにやわではない。しかし、本質のアンティーク含めたショップは時計の作動確認や状況確認で若干の正転~逆転します。これはあくまで作動確認の一環であり、常用使用とは別問題。組立完了後のチェックの一環にすぎません。ユーザーがどのような扱い方してもその場で壊れない事を確認する意味でもあります。 本質一般ユーザーには、本当のプロは逆転の作動はほとんど間違いなく進言しません、聴いたこともないし、プロの扱いは本当に丁寧です。ちなみに最高精度のパテック・フィリップ等の高級時計ですら、特にアンティークですがメンテナンスや購入ににそうした解説をしています(彼ら(国内トップの時計師)は並みの修理時計師レベルではない。ガタガタですら調整できるスペシャリスト達です)。こうした点である意味、時計師の技量のレベルが見えるんですネ~。 壊れるパーツがどこか?確かにわからないです。あくまで機械構造の組み合わせ。その時の部品の弱い部分が損傷するのです。余寿命診断なんてできるものではないので、その理論論法もナンセンスです。 ただ、あくまでユーザーとして大事に壊さず最適の条件でという意思でのお話。実際逆転など年じゅうして荒く使って香箱の歯が折れた事例もあります。時計修理の人もその後全体の状態を見てバックラッシュの増加や無理な作動の結果をリサーチされてました。個人的な一例でしょうけど。これも皆無ではないのです。理屈と原理から起こりうル現象の一つです。誰もが、どれもがではないです。ただ、機械とは人間以上に融通きかない部分もあります。そして人間と一緒でいつ壊れるか?予測はつかない。車でも機械モノはそうです。その中でベストを尽くすのが本来の姿です。 ちなみに歯が折れたのは現行の90年代の某社の時計。ムーブメントは現代も作られています。 情と理があるのですが、本来あるべき姿、あるべき使用法を守ることが最終的な機械の保全でもあると存じます。 自ら地雷踏みに行きますか? 安直なお話かどうか…ご判断はお任せします。ただ私の話は全部リアルで、1本だけじゃなく何本もある事例です。分母が生産数から見ると圧倒的に少ないですが…。 プロもいろいろありますし、小生の拙い見識と経験も大したことないですが、あらがち誤りも無いと自負する次第です。 拙い経験と私情も過ぎましたが…失礼しました m(__)m