うそに傷つきたくない
社交辞令ってあるじゃないですか、あれって要は「自分が印象悪くならないためのうそ」ってことですよね。
小学校低学年の時は、みんな正直で嫌なものは嫌だというし、好きなものは好きという。
しかしそこから年を重ねることで、すこしずつすこしずつ本音が言わず、うそをまぜていく。
別に嘘をつくことは悪いとは思っていないんです。俺だって嘘をつきます。
しかし、年を重ねていろんな人と接し、いろんな経験を積んでいくと
「あ、うそついているな。本音はこうだろうな」と察することができるようになってきて。
というのも、プライベートな話題なので内容はかけないのですが、昔すごい嘘をつかれてから相手を疑う癖ができました。
疑う理由は傷つきたくないから予防線を張りたい、たったそれだけです。
もちろん初対面ではこの人が嘘をついているなんて見分けがつかないんですが、接していく中でいままでの会話の内容やトーン、しぐさ、目の動きとかで少しずつ分かってくるんです。
うまいたとえができなくて申し訳ないのですが、旦那の雰囲気や言動で浮気をしていると見抜く妻みたいなものなのかな。
息を吸って吐くように嘘をつく人はともかく、人って嘘をつくと大小さはあれど必ず後ろめたさと気まずさからどこかしらに行動が出るんですよね。
それが長い時間接していくと、目が泳いでそらしたり、聞いてもないのに詳しい解説をはじめたり、話口調が早くなったりとかで、人それぞれどこか嘘をつく時にパターンも出て瞬時にわかってしまう。
疑うとネガティブにしかならない。嘘を見抜くなんて意味がない詮索なんです。
この疑心暗鬼を何とか追い払いたいんです。
なにかいい方法はありますか?