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言語侵略の歴史
図書館で歴史の本を読んでいると、 戦前はカタカナ語は敵性語として禁止され、 ストライクをよしとか言っていたそうだ。 分かる範囲で結構なのですが、日本、諸外国の言語侵略の歴史 を教えて下さい。 江戸時代、蘭学は習っていたので西洋の言葉がこの国にそのまま普及うしたのだろうか。 著名人が日本語が犯されている状態をどのように著書などで 言っているかも知りたいです。 ちなみに櫻井よしこ氏は日本人はカタカナ語を使うべきではないと述べてました。
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>戦前はカタカナ語は敵性語として禁止され、ストライクをよしとか言っていたそうだ。 昭和初期のごく限られた時期だけです。 大正デモクラシー、大正ロマン、モゴ、モガなんて言葉を聞かれたことはありませんか。 軍部は方言のきつい全国の兵士を管理する必要上、軍隊内だけで通用する用語を多数作りました。 命令や報告が間違ったらとんでもないことになります。 敗色が濃くなってから一般社会にまで持ち出して強要しただけの話しです。 >日本、諸外国の言語侵略の歴史 日本は外来の文化を貪欲に吸収してきました。 遣唐使などという書物だけを輸入することを、命がけで300年近くもやって除けたのは世界史上で日本だけです。 漢字が入ってきたお蔭で抽象概念を表す言葉が豊富になりました。 明治になって西欧から新しい学問が大量に入ってきました。 このときに、沢山の言葉を作りました 文化、文明、民族、思想、法律、経済、資本、階級、分配、宗教、哲学、 理性、感性、意識、主観、客観、科学、物理、化学、分子、原子、質量、 固体、時間、空間、理論、文学、美術、喜劇、悲劇、社会主義、共産主義 共和国、大統領、合衆国、共産主義、社会主義、民主主義、 自動車、汽車、電車、飛行機、鉄道、 数え上げたらきりがありません。 この学問の名称や経済用語、政治用語はそのまま、中国や韓国で使われています。 (言葉の逆輸出) 現在セッセと中国製の言葉に変えているようです。 中華人民共和国という国名は和製の熟語の塊りです。 文化が交流して、新しい物品や思想が相互に伝播すれば、自然にお互いにとっての外来語が増えます。 日本は仮名文字、しかも平仮名と片仮名と2種類の表記方法を持っているために、自由自在に外来語を表記できます。 かな文字を持たない中国は四苦八苦しています。 仏教の仏様の名前も古代インドの言葉の音をそのまま漢字の音で表記したものが多数あります。 現在でも、漢字圏外の人の名前を表記するのには、絶望的な努力が強いられています。 江戸時代の外来語は沢山あります。 カステラ、ボーロ、ギヤマン、カッパ、どんたく、ブランコ、パン、ビスケット、コップ、天麩羅、襦袢、煙草etc 桜井のオバサンが何を言っているか知りませんが、パソコンで使われている用語を、全て源氏物語などで使われている大和言葉にしてからにして下さいとお伝え下さい。 百歩譲って、明治時代にやったように、全て新しい漢字表記にしてからにして下さいとお伝え下さい。
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日本が国際社会で生き残るためには、考え方が古い気がします。 現在のシンガポールの発展は、英語普及の上に成り立っています。 その英語のも遥か昔は、ドイツ語が田舎地方で訛った言語とされていました。 マニュフェスト、パフォーマンス、バイオテクノロジーなど、訳さす使ったほうが便利な言葉は多いです。英語だけでなく、中・韓の言語もわかるように勉強しておけば、彼らの実態がより明白に解ったと思います。 秋葉原のJKなどの言葉は、日本語が侵されていると言えるかもしれません。
- Him-hymn
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★375年以降、ゲルマン民族大移動で、民族そのものが移動したため、言語地図も塗り替えられた。 ★イングランドで、1066年の the Norman Conquestにより、フランス語がイングランドの貴族社会の言語となった。(なかば英語禁止状態) ★イギリスは植民地侵略とともに英語を押し付けた。インドなど、今は、共通言語が英語となっている。 ★日本は韓国併合以降、日本語を強要したし、満州でも同様の政策をとった。 →なお、日本は「敵国語を憎む」という考えから敵国語を使わない方針でしたが、アメリカなど正反対で、敵の情報を盗めと言わんばかりに、日本語を一部の人たちに研究させ、暗号を解読したりしました。そこであの戦争は勝負がついていたと思いますね。 →カタカナをばかにしたらいけませんよ、櫻井よしこさんが何といおうと。 日本は、中国大陸から、さまざまに言語的影響を受けてきました。そういう外国の言語を取り込んできたのが日本の歴史です。そして、日本はカタカナという現代的文字を作りました。これにより、外国語表記をあるていど見分けがつくように書くことに成功しました。 中国語の場合、カタカナもひらがなもないので不自由です。やっと、ピンイン(発音をアルファベッドで書くものーー読みにくい)や簡体字などが使われるようになってきましたが、カタカナと比べれば不便です。 江戸時代、蘭学は習っていたので西洋の言葉がこの国にそのまま普及うしたのだろうか。 →長崎の出島での「国際」(国の際での外交)交流だけですから、蘭学によって西洋言語が普及したなどと思えません。 著名人が日本語が犯されている状態をどのように著書などで言っているかも知りたいです。 ちなみに櫻井よしこ氏は日本人はカタカナ語を使うべきではないと述べてました。 →櫻井よしこ氏がカタカナ語を使わなくてもいいですし、いまだに文語を使う人もて、かまいませんが、それを押し付けてもらっても困りますね。 以上、ご参考になればと思います。
言語は他が言語するなんて多くあります。 たとえば、英語はゲルマン語系ですが、フランス語からも多く入っているようです。 アラブに関連する地域ではでは確かペルシャ語にはアラブの言葉とかいうように入ってきてたと思います。 逆に日本語も世界に伝播したりします。 ようは乱れて使ったり入ってきたりはダメな気はしますが、影響を遮断するというのは逆に不自然です。