舌下で測るのと、腋下で測るのとでは、測定値が違う方が正解です。
腋下は、皮膚(表皮)の温度を測っているに過ぎないので、外界の温度にも左右されやすいですし、汗ばんでいるかどうかでも変わりますから、どうしても低めになります。
舌下や直腸(いわゆる「肛門で測る」)で測った方が、体の内部に近い(外界の温度に左右されない)ので、高めになります。
ということで、どちらも正解です。
「目的によって、どちらの測定値を使うのが正解」というのはありますが……たとえば、予防接種や薬の処方などの基準にする場合は、腋下での測定値を元にしているので、舌下や耳式(短時間で測定可能なので、赤ちゃんの体温を測るのに、使うママも多いですよね)の体温測定値だけで判断するのは困難なようです。
#乳幼児の予防接種で、耳式の測定値を申告すると、却下されることが多いです。
基礎体温を測る時は、できるだけ正確な、そして微妙な温度変化まで記録したいので、舌下の方がいいみたいだし。
お礼
詳しい回答をありがとうございます。 納得しました。 基礎体温の時は舌下のほうがいい、というのはとても参考になりました。