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歯科衛生士と歯科技工士の定着課題とは?
- 歯科衛生士および歯科技工士の募集が問題になっています。若い人材が定着しないことは社会的損失とも言えるでしょう。
- 歯科診療所には歯科衛生士が不足しており、歯科技工士は高齢化が進んでいます。これにより歯科医療の質や効率が低下する恐れがあります。
- 若い歯科衛生士や歯科技工士の定着には、働きやすさや将来性を考慮した環境整備が必要です。歯科界全体でこの課題に取り組むべきです。
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同意見です。 わたしは10年以上前から、歯科医師仲間に同様の意見を 幾度も話していますが、ほとんどの方はあまり関心がない ようです。 この1~2年、やっと歯科医師会でもこのような議題が あがっているようですが、時すでに遅しの感が否めません。 どうしてこのような魅力のない歯科業界になってしまった のか? これを追及して解決することがやはり重要でしょう。 私見を申し上げると、その原因は 「歯科大学の教授をはじめとして、大学の人材育成を怠っ たこと」 これに尽きると思います。 昔の医学部がそうであったように、私大で裏口入学等で医学 教育レベルの低下した期間は、やはり看護師等の人材は同様 にかなり低下していて、その反省から今現在のように比較的 レベルの高い教育がなされています。 それに伴って看護師等のレベルアップも必要とされて、大学 の看護科にまで教育のレベルアップされています。 それに比べて、歯科の方は、国立はほかの理工系より偏差値 が低かったり、私大では地方の無名の女子大よりも偏差値が 低いのが現実です。 当然若手歯科医師の医療熱意はかなり低下していて、勉強と いえば「どうやったらお金儲けができるのか?」といった 乏しい発想のレベルの歯科医師が多いのが現実です。 また、若手歯科医師の多くは、歯科医師会に入会する割合も低 く「歯科界全体で考える」ということはますます難しくなって いるように思えます。 それ故わたしは、まず大学教育の編成がなければ無理だと思い ます。 医学部のなかに歯科を組み入れるか、 程度の低い歯科大学は廃校にするか、定員をもっと減らすか、 こういった取組みをして、いまの歯科大学の教育スタッフの 勉学を促す必要があると思います。 いまの歯科の教育スタッフのなかで、医科の教育スタッフ と同等に意見交換のできる歯科医がはたしてどれくらいいる のかを想像すれば、早急な対策が必要なことはこの点にあると 思えるのですがいかがでしょうか?
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- localtombi
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私は、歯科衛生士や歯科技工士の待遇がどうなっているか分かりませんが、人材が定着しない原因のひとつは、「報酬の少なさ」「歯科医院での待遇の低さ・悪さ」にあるのではないかと思いますが、どうなのでしょうか? 要するに専門的技術・技量を身につけていても、所詮歯科医の補助役、下請け的な役割であり、個別のしっかりした身分的な地位なり経済的なポジションが、「歯科世界・業界」において確立されていないことが原因のような気がします。 それと、仕事の内容としてどうしても裏方のイメージが強くて、歯科業界のなかで埋没している印象もあります。 >歯科衛生士がいないので仕方なく歯科助手を置いています これも仕方なくなのか、歯科助手の方が賃金が安いしそこそこ役立つので、だったらわざわざ衛生士など置かなくてもいいや・・・という歯科医の意識の方が大きいのでは?と思いますがどうでしょうか? そういう感覚だったら、歯科医にしてみれば本音を語らずに人材不足を理由にできます。
お礼
人材が定着しない原因のひとつは、「報酬の少なさ」「歯科医院での待遇の低さ・悪さ」にあるのではないかと思いますが、それが現実です。 何が問題かと言えば、歯科診療報酬の問題に帰着します。 国の低医療政策の犠牲であり、言わば構造の問題であり、歯科医師の責任とは言えませんね。 ご回答参考になりました。 ありがとうございます。
お礼
おっしゃるとおりだと思います。 ごていねいな回答に感謝します。 ありがとうございます。 改革・改善するのなら、何時かでなく「今」ですね。 歯科医療の良識が期待されます。 歯科医師を医師にするくらいの国の発想も必要に思われます。 つまり、歯科医師が過剰なら2、3年の医科教育で歯科医師を医師にするのも一考かと・・・ 医師を6年~8年で増やすより近道です。 また、病棟薬剤師のように病棟歯科医師制度の創設も提案したいですめ。