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カセットダビングのニーズが無かったのは?

http://okwave.jp/qa/q8365567.htmlhttp://okwave.jp/qa/q8373104.html で質問しましたが、どうしても理解できない為、大変失礼であるのを承知でもう一度質問します。 約30の回答をいただきましたが、次の2点については当時を知らないため、全く理解できませんでした。 イ:レコードは傷つきやすいため、テープにダビングしておこうという考え方が高かったのではないか? レコードは聴くたびに盤と針の双方が消耗していくため、レコードはめったにターンテーブルにはかけず、普段はカセットにダビングして聞くというスタイルを取っていた方が多かったと聞きました。 どこかの質問でも「レコードはそうそうターンテーブルにかけるものではなかった」と聞いたことがあります。再生機器も、少なくとも録音したカセットデッキがあるので、ウォークマンやカーステレオが無かったことがダビングニーズが低かったという理由にはならないと思います。 ロ:昔のカセットデッキは、今のよりずっと性能が良かったのでは? オーディオブームと言われた1970年代後半をピークに、カセットデッキの出荷台数は減り続けており、10年余りで約1/10にまで落ち込んだという資料もあります。この為、1970年代終盤が最もカセットに勢いがあった時代と思われます。実際、CDになってからはカセットダビングが減ったという資料もあります。 1970年代後半のカセットデッキは、少なくともバブル崩壊後のCDラジカセよりはまともだったと思いますが、カセットデッキの性能向上はそこまで遅かったのでしょうか??

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回答No.9

>一時期ダブルMDのコンポもありましたが、昔は何故ダビング専用は人気が無かったのでしょうか? MDはMD自体が流行らなかったですね。 カセットはかなり使われていたのでカセットのダビング用でWカセットというのはありました。 それでレコードですが、CDなどのデジタルならどのピックアップでも同じデータが得られますけど、レコードはカートリッジが変わるとかなり音の傾向が変わったりします。 そうやって自分の好みの機器でレコードを聴くというのが流行りでしたから同じものをダビング用にもうひとつそろえるなんてのは無駄ですよね。だから普通に聴くためのステレオシステム一式をダビングにも使うということなんです。 お手軽なポータブルのいわゆる「電蓄」だとカートリッジ交換はできませんし、音だってでるというだけのことで比べればすぐわかるでしょう。 カートリッジ交換ができるものは針圧調整などもできないといけませんから、そういった機構も組み込むとそれなりの図体、価格にならざるを得ません。1、2万円でダビング用の機器をつくるのは無理だったと思います。 いま現在はレコードをCD(SD)にするための機器がありますけど、あれは「電蓄」程度のものですね。レコードをかける環境がいまはほとんどないので、仕方なく使うものです。

klht2prea
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 MDと同時期には、Cカセットのデジタル版であるDCCが出ていました。 DCCデッキで従来Cカセットが録音できないことや、テープ方式の弱点を引き継いだことで消えていきましたが、それでも生き残れるすべはあったのではないかと思って質問をしたこともあります。 レコード全盛期にカセットがデジタル化されていれば、ダビングニーズも増えたのではないかとも思いますね…

その他の回答 (16)

  • chandos
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回答No.6

>オーディオブームと言われた1970年代後半 >をピークに、カセットデッキの出荷台数は >減り続けており 失礼ですが、その情報のソースは何でしょうか。 ちなみに、通産省(現:経産省)の資料によると、デッキの出荷台数のピークは80年代末という事になっているように聞いておりますが。 >昔のカセットデッキは、今のよりずっと >性能が良かったのでは? 「今のカセットデッキ」とはいったい何ですか? 現在カセットデッキはTEACが細々と作り続けているだけで、オーディオブーム全盛期の状況と比べること自体が、あまり意味があるとは思えません。 >テープにダビングしておこうという考え方 >が高かった その根拠は何ですか? 「レコードはめったにターンテーブルにはかけず、普段はカセットにダビングして聞くというスタイルを取っていた者」の数がオーディオファンに占めていた割合を具体的に提示しないと、質問自体が宙に浮いてしまうような印象を受けますが。。。

klht2prea
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 >失礼ですが、その情報のソースは何でしょうか。 「松下・ソニー生き残り最終戦争(デジタル・サウンド)―DCC対MDの読み方」という本です。 1993年出版ですが、その本によればカセットデッキの出荷台数は1980年に207万台あったものが、1991年には25.3万台にまで減ったそうです。

  • John_Papa
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回答No.5

こんにちは。 60代です。今までタイミングが悪く、回答に参加できませんでした。 軽く、歴史のおさらいを。 カセットテープはコンパクトカセットと言ってました。Lカセットなんてのも有りましたが普及せずに消えましたね。 1962年にオランダのフィリップスが開発しました。 1965年にSONYの働きで特許が無償公開され、翌1966年に国産カセットが発売されました。 ラジカセの登場は1968年アイワです。モノラルです。 音楽用にローノイズカセットテープが登場するのが1972年、ステレオカセットデッキもこれ以降です。 ウォークマンが登場するのが1979年 FMのステレオ放送が全国的に(沖縄は1984年)できるようになったのも1979年です。 エアーチェックの時代になる訳です。 CDの生産が開始されるのが1982年 ポータブルCDプレーヤーは1984年 CDラジカセは1985年以降です。 レコードプレーヤについてですが、物理的振動をピックアップして電気に変える方式のため、余分な振動を極力少なくする事が求められました。通常、振動の発生源はモーターとスピーカーですので、モーターはサスペンションで浮かし、駆動力はベルト等で回転力だけを伝える。床などを伝わってくるスピーカーの振動はインシュレーターで食い止める。なおかつレコードを置くターンテーブルを重くしてフライホイール効果で一定の回転を保つ。など、フワフワでありながら重くするというのが常識でした。この方向はバブル崩壊後まで続きます。一方サーボ技術も進歩しますので軽量コンパクト化も図られます。ジャケットサイズのLPプレーヤが登場したのは1972年です。ただ、ウォークマンやラジカセなどのように移動しながら聞くことができるLPプレーヤは実用に至りませんでした。これが、LPラジカセなる形態が供給されなかった最大の原因でしょう。 『レコードは傷つきやすい』というのはいささか疑問で、オートチェンジャーは家庭用はあまりありませんが、業務用はそこらじゅうに有りました。レコード現役世代でなくても「ジュークボックス」という名称をお聞きになった事があるかもしれません。無骨な機械によって手荒な扱いをされる割には痛みが少なかった記憶があります。 オーディオマニアがレコードを聞く場合は、レコード溝を押しつぶさない方が正確な再生ができて痛みも少ないだろうという考えが一般的で、針が溝の中で浮遊するような軽すぎる針圧で逆に痛めてしまう事も多かった。 イ: 『レコードは傷つきやすいため、テープにダビングしておこうという考え方が高かったのではないか?』 その通り。音楽用のテープが発売され、ステレオカセットデッキが発売されると、LPからダビングしてカーステレオやラジカセ・ウォークマンで聴く事は多くなった。ただ、室内でオーディオセットで聞く場合は必ずしもカセットで聞くとは限りませんでした。LP直接との差は決して小さくは無かったからです。 ロ: 『昔のカセットデッキは、今のよりずっと性能が良かったのでは?』 デッキの性能もあったでしょうが、カセットテープの進歩が凄まじかった時代でした。 磁気テープは録音の際に、録音ヘッドに交流磁界を掛けてテープ磁性体の磁化効率を高めますが、オープンテープの場合は、磁気テープに合わせるべくその都度調整してましたが、カセットの場合は、テープをTypeI~TypeIVの4種類に分けてユーザーが調整する事無く固定のバイアスで適正な特性(中には意図して味付けした特性を持たせる場合も有った)が得られるようになっていました。録音バイアスは4種類ですが、イコライザはTypeI用とTypeII~IV用の二種類でII~IVは互換性があります。(高級カセットデッキでは、自動的にオープンテープさながらのバイアス&EQ調整を行う機種まで発売されてました。) 高域特性が良くダイナミックレンジの広いテープはそれなりに高価でした。TypeIVのメタルテープの重量が重くて、古いデッキや安いデッキではテープが回らないって事も有りました。現在は、TypeIIIは全く作られておらず、TypeIVやTypeIIも限られたところでしか売られてないようです、価格comを見てもTypeIばかりで残念な限りです。 仮に、性能の良いデッキを作っても、その性能を生かせるテープ媒体が有りません。 音楽用途が、カセットより音質やコストに優れたMP3など圧縮音源にニーズを奪われてしまったという事になります。

klht2prea
質問者

お礼

ありがとうございました。 >LP直接との差は決して小さくは無かったからです CD直接との差はもっと大きいですが…

  • yucco_chan
  • ベストアンサー率48% (828/1705)
回答No.4

まぁ人それぞれでしょうが、 イ 多くの人は、友人が購入したレコードをカセットテープにダビングして聞いていたと思います。 大卒初任給が8万円位で、ステレオ装置が、最安商品でも約10万円(テープデッキはオプション)の 時代です。 ラジカセは、モノラルが当たり前で、ステレオ録再が出来るラジカセはすごく少なくて、 モノラルの2倍くらいの価格でした。 そこまでお金を出すなら少しがんばってステレオ装置を買う人が多かったので、ステレオラジカセは あまり売れなかったと思われます。 前スレは、見ていませんが、経済的な理由でレコードを購入できなくてテープにダビングして聞く スタイルも多かったのではないでしょうか? 著作権保護法の考え方も、今ほど煩くなく、その後ダブルデッキなるものも発売され、テープから テープへのダビング機能がもてはやされました。 ロ 1970年代の後半から1980年代初めがピークなのでしょうね。 販売台数の低下と共に技術開発も低下しますので。 レコードとダビングしたテープの音質の差は気にならなくても、 CDとダビングした音質(特に残留ノイズ)の差が気になり、テープにダビングする事が減ったのでしょう。 CDのコピーは合法(今でも)なので、レンタルCDからのコピーが増え、あえてテープに落す理由が なくなったのもテープデッキの衰退に拍車をかけました。 と言う事で、今のCDラジカセのテープデッキ部分は、ニッチ市場向けの安かろう悪かろう製品。 CDラジカセが5~6万円で売れるなら、1980年代までの性能以上が出せると思います。 一部のマニア向けテープデッキは1980年代までの技術に+αしたものと思われます。 私は、2000年代初頭に3万円でテープデッキを購入しました。 マニア向けの高額商品以外では、市場から消えつつ最後のあるまともな商品だと判断したからです。

klht2prea
質問者

お礼

ありがとうございました。 質問とは関係なくなりますが、3万円のカセットデッキでも安く感じますね… (確か、MDコンポのオプション品が4万円ぐらいだったと思います)

  • meitoku
  • ベストアンサー率22% (2258/10048)
回答No.3

50代後半男性です。 イ:ダビングニーズが低かったという理由 この時代はセパレート(アンプ・チューナー・レコードプレーヤー・カセットデッキ)のオーディオ機器が主流でした。 アンプの電源を入れる。レコードプレーヤーの電源を入れる。カセットデッキの電源を入れる。アンプにて再生音源をレコードプレーヤーにする。出力先をカセットデッキにする。 カセットデッキを録音待機状態にする。レコードプレーヤーに針を置く。待機状態解除 で録音が開始されます。 途中でテープを裏返す必要があります。録音時間に制約が有るからです。 今の様にCDを再生すればカセットやMDが録音を開始する様な機能はありませんでした。 各機器も高額でしたし背面のケーブル類の接続にも知識が必要です。 ミニコンポの様なものも有りませんでした。 ロ:所詮ヘッドとテープを擦りあい音を録音します。 テープ製造メーカーは競って高音質のテープを発売・販売店はデモ品を配り購入促進をはかりました。 カセットに物足りない方はオープンリールデッキを購入しました。 カセットに比べテープ幅が広く物凄く良い音をだしました。 がヘッドフォンで聴くとノイズやゴースト等がわかりました。 CDデッキをメーカーのモニターに応募して借りました。 当時10万円位したでしょうか。 衝撃でした。 とても澄んだ音でコンパクトな円盤に音が入っていました。 車載用CDプレーヤーも本体のみで10万円程で別にアンプも必要でした。 時代の流れとともに進化しますね。

klht2prea
質問者

お礼

ありがとうございました。 でもカセットがワンウェイなら、CDでも途中でカセットを裏返す必要があり、レコードとあまり変わらない気がしますが…

  • cubetaro
  • ベストアンサー率24% (1289/5171)
回答No.2

 ニーズはありましたよ。  ただ、当時はほとんど国産だったので、コンポが高かったのです(7万~10万くらい)。  ミニコンポでも5万くらいしましたね。  まず、ミニコンポを買った人間は、レンタルレコード屋でレコードを借りて、カセットテープにダビングします。  友人たちは、そのカセットを借りて、ダブルデッキのラジカセで自分のテープにダビングという感じです。  -------  当時は技術革新が緩やかだったのですが、CDが出たあたりから、技術革新と海外へのアウトソーシング(低価格化)が激しくなって、急速にアナログメディアが衰退した感じです。  アナログなモノは開発に時間や手間がかかるのですが、デジタルなモノはPCで簡単に開発・検証が出来るので、デジタル化してから急速に進化していったのだと思われます。  (その頃、PC(CPU)の進化も激しかったので)

klht2prea
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 CDは音質が良い分、カセットにダビングすると音質劣化がレコードより強く表れるので、レコード時代のほうがダビング意欲は旺盛だったのでは?という考えですね。

  • pluto1991
  • ベストアンサー率30% (2017/6677)
回答No.1

レコードプレーヤーとカセットデッキの時代ですね。 >>1970年代後半のカセットデッキは、少なくともバブル崩壊後のCDラジカセよりはまともだった う~ん、少し観点が違うような。 昔からハンディタイプはラジカセとよばれたけど、それはモノラル版であり、ステレオ版のラジカセが出るのは相当後の時代です。 それだけ、ステレオにするにはコストの掛かる時代だったのでしょう。 ハンディタイプでない据置型「カセットデッキ」は当然ステレオ。 この時代、ステレオは「コンポ」の時代ですから、アンプがあり、カセットデッキがあり、プレーヤーが一番上に乗っていたわけですね。カセットデッキだけなかったなんてシステムはありません。必ずありました。 レコードから好きな曲だけピックアップしてオリジナルのカセットを作るのが楽しみだったし、全曲バックアップ的に録音もしていました。友だちにあげたりしたしね。 ただレコードよりカセットのほうが音質が劣るのは常識でしたから、やはり大音量で聞くときなんかはレコードをかけていましたよ。 今のように、「目隠ししたら聞き分けられない」というようなレベルではなくて、明らかに違ってましたね。 一度でもカセット→カセットのダビングなんてしたら音がどんどん眠くなってくぐもって、だからレコード→カセット1回のみ。というのが最低限、ギリギリ音質を維持できるダビングという感じでした。

klht2prea
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 >レコードよりカセットのほうが音質が劣るのは常識でしたから CDでも同じことが言えますので、ダビングすれば音質が劣ることが、ダビングニーズが無かった理由とはとても思えないのです…

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