お人好しは賢明、それとも愚者？

質問

正直なところ、わたしはパートナーになってくれる異性以外の人々とは、関わりたくないと思うときがあります。

そのような人々と関わったとしても、得にならない、利益にもならない、時間やお金のロスではないかと思うときがあります。パートナーになってくれないのですから。

社交辞令であっても、人前でペコペコする人々は多くいると思います。なんてお人好しなのだろう。そう思うときがあります。そして、不思議なことに、そういった人は魅力的であるとされます。アウトゴーイングなところが良いのでしょうか。

パートナーさえいればいい。そう思う人は少なくないと思います。そのほうが、パートナーの方にとっても、色々とメリットがあると思います。

恋愛という文脈ではありますが、お人好しであることに、どんなメリットがありますか？

回答No.4

eroero1919

子連れ狼などの原作者で知られる小池一夫さんは、「マンガの主人公には、あえて欠点を作る」とおっしゃっています。何でもこなせる完璧に強い主人公というのは、読者の共感を呼ばないそうです。女の子にはだらしがないとか、ついつい情に流されるとか、そういった欠点、弱点があることで読者は主人公に共感しまた応援をするそうですよ。

それはごもっともだと思いますね。マンガや映画の主人公に限らず、愛される人というのは、どこかしら欠点というか、抜けたところというか、そういうのがあるんですね。日本でおそらく一番愛されているキャラクターの一人であろう長嶋茂雄さんは数々の天然ボケエピソードが有名です。天才バッターでありながら、ベースを踏み忘れてホームランをフイにするような隙が、「あんなにすごい人もなんだか身近に感じる」というふうになるのでしょうね。

その昔、千石イエスというおじさんがいました。何人もの女性と同居して自分は働かず、女性たちはスナックなどで働いて千石イエスおじさんの面倒を見ていたので、ハーレム暮らしのうえにヒモ生活とはなんともうらやまけしからん！ということで一時期大変話題になった人でした。
当初は何人もの女性をたぶらかす女殺しと思われていたのですが、実はこの千石イエスおじさん、聖書の教えの通りに生きていた人で、何しろ聖書には「上着を奪う者があれば下着をも差し出せ」なんて書いてありますから、教えを忠実に実践したらエライことになります。実際、とんでもなく騙される。でも、どんだけ騙されてもそれでも聖書の教えに忠実に生きてしまう人だったんですね。偉人なのかバカなのか分かりません。
だけど、そのあまりに純粋な生きざまに女性たちが心打たれてしまって、「放っておくと悪い奴に騙されるから、私たちが面倒を見てあげる」ということで夢の（？）ハーレム生活をしていたそうですよ。

だからたぶん、質問者さんがモテないのは、なんでもできるからではなくて、利己的であるからなのだと思います。質問者さんからすれば、「私はあなたさえいればいいから、あなたにもメリットがあるはずだ」となるのでしょうけれど、相手からすれば「結局あなた（質問者さん）は自分のことだけで行動しているので、その提示されているメリットも自分のことだけを考えているに過ぎない」ということになってしまうのではないでしょうか。質問者さんが自分自身が他人に利用されるのが嫌なように、他人も誰かに自分が利用されるのは嫌なものです。お人好しはそういった利害関係をあまり深く考えずに利他的に行動してしまうので、それがかえって魅力として感じてしまうというのはあると思いますよ。

自衛官から聞いた話なのですが、極限状態の厳しい訓練にいて、仲間が倒れたときに、人はその倒れた奴の水筒の水を飲む奴と、倒れた奴に自分の水筒の水を飲ませてやる奴の二種類に分かれて、他のパターンはないそうです。ナチスのユダヤ人強制収容所でも、一日にパン一個しか与えられないのに、そのパンを病人の枕元に置く人がいたそうです。
で、その人の心中がどうであれ、もし自分が一緒にいるとしたら、自分が倒れたら水をくれる奴と一緒にいたいと思うのはそれはそれで自然な感情なんじゃないでしょうか。そうすると、みんな同じことを考えれば、倒れたら水を与える人の周りには自ずと人が集まるのだと思います。

お礼

コメントありがとうございます。

説明不足ですみません。

基本的に、わたしは利他主義を支持していますが、その一方で、人間不信でもあります。それは、わたし自身の問題ではなく、外国出身の親の影響があるからです。

相手に対する思いやりは大切ですが、騙されることはあってはなりません。非常にプロテクティヴである必要があります。自分の利益も守らねばなりません。

外国につながる日本人という立場は、容易に説明することができません。日本国籍をもちながらも、非常に異質であることを自覚しないと、日本社会で生き抜くことは難しいと思います。

ハードウェアが少々異なるので、ソフトウェアの扱いに慎重にならざるを得ないのです。他意はありません。
また、日本人にたいしては、分け隔てなく接しているつもりです。それが、非モテ扱いされるわけですから、恋愛ほど難しいものはないと思うのです。

回答No.3

rokometto

人に良い印象をもたれると困った時助けてくれる。
人に悪い印象をもたれると逆に追いつけられることもある。

味方を増やしておくことに無駄はありませんよ。
むしろ自分を守るための保険、究極の自己中でもあります。

恋愛ということは異性に限る、と勝手に解釈しますがあなたは異性についてどれだけご存知でしょうか。
男と女って全く違う傾向を持った生き物ですよ。
自分の知識や経験だけでうまくいくことなどまずありません。
そんな時アドバイスを聞ける相手を持っておかなければちょっとこじれたらそのままサヨウナラです。

やっぱ自分のためなんですよ。
募金やボランティアでさえ自分のためです。
効率主義のアメリカなどでもボランティアや里親は自分の人生の可能性を広げるものだとされてますしね。

だから自己中と言っても周りに利益を出さないのは、私にとっては自己中ではなく自分を守れない、守る手段を持てない人なんだなとちょっと哀れにさえ思ってしまいます。
結局お人よしはデメリットもあるけどメリットもあるのです。
デメリットは利用されやすいことですかね。
でも結局守ってくれたり知恵を貸してもらえたりしますよ。

お礼

コメントありがとうございます。

仲間をつくることは重要なことです。

しかしながら、人間関係とは、投手と捕手の関係に非常に似ています。信用できるわけではありません。でも、信頼関係は構築できます。

わたし自身、基本的に人間不信です。それは、わたし自身の問題ではなく、外国出身の親の影響があるからです。いまだに、外国人、外国籍で日本で暮らすことは容易ではありません。

これは、生まれが関係するのですが、生まれは、恋愛のみならず、結婚にも大きな影響をもたらします。いまの日本社会でも、たびたび、結婚差別の問題が報道されます。

回答No.2

hirotan1879

実はパートナーとかも何時裏切るか分からないから、普段から　(ソロでもイケますのよワタクシ）　とアピールしてリスクを分散するのでしょう。

因みに
日本のパートナーは同盟国アメリカですが、実はあちこちで浮気しまくっているのは周知の事実。

したがって日本も大陸を含めて独自の戦略を。。　とか実力が伴なわないのに変な人（ちゃん）にラブレターを贈って大失敗したのが前の政権でしたね。

お人よしを宣伝する必要は有りませんが、自立できる人格であることは宣伝しておいた方が良いのでしょう。

お礼

コメントありがとうございます。

面白いかな、自立 自律できる人は、モテません。

なんでもできる人は、わたしもそうだと思いますが、パートナーをつくる必要がないと思われるので、モテません。

表向きには、いろいろな条件をつける人々は多くいると思いますが、自分の欠点を埋めるためにパートナーをつくる人々は多くいます。

そうじゃないのに。

回答No.1

noname#188683

＞人前でペコペコする人々は多くいると思います

これは、社交辞令とはいわないし、お人よしとも違うと思うんですが…。
腰が低い、という表現が一番適切だと思います。
貴方が言いたいのは、社交性が高いなどのことなのでしょうが。

あなたのいう「お人好し」であることのメリットは、
周囲との関係を上手に構築することにより
自身の幸福度を高めることが出来ることでしょう。
微細にいうと、防犯や趣味興味の交流などです。

逆にパートナーと自分さえいればいい。
という言葉にはメリットがありません。

二人っきりで生きていくことは不可能だもの。
二人っきりで無人島で生活するならともかくさ。
あなたの話は一応文明社会での生活を元にしてるのでしょ？
人が周囲にいる状況で孤立することにメリットがあるとはいえません。
（質問文にそのパートナーの方にとっても色々とあるメリットが説明されてたら良かったです）

これはもう、ケチかコミュ症の領域ですから。

お礼

コメントありがとうございます。

良く言えば腰の低い人、悪く言えばおバカさん、だと思います。

カップルを見るたびに、＜爆発＞しちゃえ!!、などと思うことがあります。よくあります。幸せを独占しているのだと思うことがあります。

モテるには、特殊なもの、生まれながらにして兼ね備えているものが必要だと思います。

モテないので、妥協、打算が必要になります。だから、パートナーだけと一緒の人生や、さらなるオルタナティブを見付けなければなりません。

うわべだけに惹かれてしまう人々は多くいると思います。悲しいことです。