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オカメインコの遺伝について、教えて下さい
お婿さん迎えの参考にさせて下さい。 シナモンパール♀(系統・spなど不明)と ヘビーパールパイド♂で繁殖した場合 生まれる柄はなんでしょうか? 宜しくお願いします。
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- pseudos
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先に回答しております pseudos です。 【お礼】をありがとうございます。 最後に少しだけ。m(_ _)m > パイドがとれないのであれば 上記については、確かに「ヒナ(♂♀共に)は「ノーマル(パイド スプリット)N pd」です」と考えられます。但し、回答No.1でも触れたように、オカメのパイド スプリット個体は、主に後頭部 などに色抜けが現れることが多いため、ヘビーパイドとまで言われると辛いですが、ごく控えめなパイド状態であれば 期待できるかも です。^^ ちなみに、うちのオカメ(手乗り・1羽飼い・メス)は ノーマルグレーのパイド スプリット(両親は、ホワイトフェイス ノーマル♂とシナモン♀)でしたが、スプリットにしては パイドの要素が強く現れた個体らしく、後頭部以外に 尾部にも色抜けが出ました(色抜け具合が珍しいと、オカメ飼いの方に教えて頂きました m(_ _)m )。色々と興味深かったです。^^
- pseudos
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Nos.1&2の pseudos です。 【お礼】をありがとうございます。 ● > 続けての質問、失礼しました。 > 詳しく、丁寧に教えてくださるのでつい・・・。 私は、ご質問1件に対して、回答を複数件 投稿することも多い(追記 なども多々します)ので、それ自体は構いません。^^ ですが、今回の件では、回答2件の内容・考え方に重複が多いので、「仔の性別は何でもよいのですが ノーマルしか生まれないペアは避けたいと思いまして・・。」(「これ」が、質問者さまの根本的なご希望ですよね?)といった内容を、もし 一番最初の時点からお書き添え頂けたならば、質疑がより効率的だったはず と思いましたので、書かせて頂きました。いらん話で失礼致しました。m(_ _)m ● > 仔の性別は何でもよいのですが > ノーマルしか生まれないペアは避けたいと思いまして・・。 上記について、今回の件では、「シナモンパール♀」の持つシナモンとパールの各遺伝子を活かせるようなペアリングを考えれば、「ノーマルしか生まれない」事態にはなりませんよ。^^ 「仔の性別は何でもよいのですが」については、確かにその通りでしょう(実際、雌雄の産み分けなど 非現実的ですし)。^^ ただ、羽色の遺伝の考え方の都合上、性別によって結果(発現する羽色)が異なる場合(伴性遺伝〔性染色体に遺伝子が乗る遺伝〕では、性別の発想は必須です)があるため、情報の一つとして書かせて頂きました。回答が冗長になりまして、恐れ入ります。m(_ _)m 但し、「性別によって結果が異なる場合がある」発想が念頭にあると、逆に、生まれてきたヒナの雌雄判別が、羽色を知るだけで(そのヒナの性成熟を待たずとも)事足りる場合もあるんですよ。^^ ● > 私には非常に難しいですが > 教えて頂いたのを見ながら、考えます 上記については、生物学の専門用語(性染色体 劣性遺伝 とか)をぶっちゃけた表現にせず・あえてそのまま用いておりますので(その方が、ググり などがしやすいかと)、堅苦しい記述になっているのは 申し訳ないことです。m(_ _)m これまでの回答の記述について、どの箇所がどう難しいのかを具体的にお知らせ頂ければ、分かる範囲で対応させて頂きます(私も 勉強中の身ですので、「分かる範囲で」ということで ひとつよしなに)。m(_ _)m
- pseudos
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No.1です。 【お礼】をありがとうございます。 > もし宜しければ、ご回答頂きたいのですが > パイド、シナモンパール、ルチノーを生んでもらうには > ♂は何を選ぶべきなのでしょうか? 上記については、恐れながら、新規のご質問として立てて頂く(もしくは、最初のご質問の時点で書いて頂く)べき内容だと思います…。^^; 従って、今回は、考え方のヒントとして ざっと述べるに留めますので、一度、質問者さまご自身でも お考え頂けますでしょうか? ご質問の「シナモンパール♀」に「パイド、シナモンパール、ルチノーを生んでもらう」上で、考えるべき羽色の遺伝形質とその遺伝様式は、以下の通りです。 常染色体 優性遺伝: ノーマル(N) 常染色体 劣性遺伝: パイド(pd) 性染色体 劣性遺伝: シナモン(cn)、パール(pl)、ルチノー(lu) 「シナモンパール♀」のスプリットについては、回答No.1と同様に、無いものと考えます。 ● 回答No.1と同様に、まず、性染色体上の遺伝を考えます。ここで問題となるのは、シナモン、パールとルチノーです。便宜上、シナモン・パールとルチノーに分けて書かせて頂きます。 ここで、ヒナ♀の場合を先にすると 考えやすくなります。と申しますのは、ヒナ♀(ZW)のZ染色体は♂親由来・W染色体は♀由来です。問題となる羽色の遺伝形質(シナモン・パール・ルチノー)は、全て性染色体 劣性遺伝で、Z染色体上に遺伝子が乗ります。従って、言い換えれば、『♀(ZW)の場合は、♂親由来のZ遺伝子の遺伝子型が、(♀親の遺伝子型を考慮するまでもなく)即、ヒナ♀の表現型として発現する』(← ここ、重要です!)となるからです。 ◯ そこで、「シナモンパールのヒナ♀を産んでもらう」場合は、♂親にシナモンパール個体を選べばOKです。この場合、下記のように、ヒナ♂もシナモンパールとなります。 シナモンパール♂: Z(cn pl) Z(cn pl) シナモンパール♀: Z(cn pl) W ↓ ヒナ♂: シナモンパール Z(cn pl) Z(cn pl) ヒナ♀: シナモンパール Z(cn pl) W 但し、「♂親がノーマル(シナモンパールのスプリット有り)。遺伝子型は Z(cn pl) Z(- -) 」の場合でもアリです(但し、ヒナに ノーマルも生まれますので、シナモンパールが生まれる確率は 半減します)。 ◯ 同じく性染色体 劣性遺伝の形質であるルチノーについては、「ルチノーのヒナ♀を産んでもらう」場合は、♂親にルチノー個体を選ぶと、以下のようになります。 ルチノー♂: Z(lu) Z(lu) シナモンパール♀: Z(-) W ↓ ヒナ♂: ノーマル(ルチノーのスプリット) Z(lu) Z(-) ヒナ♀: ルチノー Z(lu) W そして、ここからお分かりかと思いますが、ヒナ♂がルチノーとなるペアリングは 存在しません(「シナモンパール♀」がルチノー遺伝子を持たないため〔前述の通り、スプリットの可能性は割愛しています〕)。 但し、シナモン・パール・ルチノーの各遺伝子を全て同時に持つ場合(これは、あり得ます)、見かけ上「ルチノーパール」になってしまうはずです…。^^; ● 次に、常染色体上の遺伝です。ここで問題となるのは、ノーマルとパイドです。 ただ、回答No.1を再度ご覧頂きたいのですが、「シナモンパール♀」の常染色体の遺伝子型は「N N」であって、パイド遺伝子を持ちません(スプリットの可能性は割愛)。 ここで、仮に ♂親にパイド個体を選んでも、既に 回答No.1で述べたように、ヒナ(♂♀共に)は「ノーマル(パイド スプリット)N pd」です。従って、「パイドのヒナを産んでもらう」ペアリングは存在しない となります。 長文失礼致しました。
お礼
続けての質問、失礼しました。 詳しく、丁寧に教えてくださるのでつい・・・。 仔の性別は何でもよいのですが ノーマルしか生まれないペアは避けたいと思いまして・・。 私には非常に難しいですが 教えて頂いたのを見ながら、考えます ありがとうございました。
- pseudos
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● 最終的には、質問者さまがご自身で判断できるようになった方が便利かと、私個人的には思いますので、余計な情報かも知れませんが、結果(「生まれる柄」)だけでなく、その過程も書かせて頂きます(過程が不要の際には、読み飛ばして下さい m(_ _)m )。 > シナモンパール♀(系統・spなど不明)と > ヘビーパールパイド♂で繁殖した場合 今回問題となる羽色の形質(ノーマルグレーも一緒に挙げます)と遺伝様式は、以下のようになります。 常染色体 優性遺伝: ノーマル(N) 常染色体 劣性遺伝: パイド(pd) 性染色体 劣性遺伝: シナモン(cn)、パール(pl) なお、今回のオスの「ヘビーパールパイド♂」について、パイドは、色抜けの程度(ライト~クリア)に関わらず、遺伝子的には全てパイド(pd)となりますので、以下は、「ヘビー」については割愛致します。 今回のメスの「シナモンパール♀(系統・spなど不明)」については、以下は、スプリットは持たないものとして考えさせて頂きます。ちなみに、パイドのスプリットがある場合は ヒナの羽色に影響しますが、パイドのスプリットを持つ個体は、主に後頭部 などに色抜け(ブチ)が現れることが多く、その表現型を見た時点で、パイド スプリットであることが推測できますので、その色抜けの言及が無いことから、パイド スプリットも同様に割愛致します。 ◯ まず、性染色体上の遺伝を考えることにします。今回のオス・メスの遺伝子型は 以下のようになります (ここで問題となるのは、シナモンとパールです。以下、遺伝子型を シナモン・パールの順で表し、遺伝子を持たない場合は「 - 」で表すこととします)。 性染色体は、オスZZ・メスZWとなり、Z染色体上に、上記の羽色についての各遺伝子が乗ります。 パールパイド♂: Z(- pl) Z(- pl) シナモンパール♀: Z(cn pl) W 上記の両親から生まれるヒナは、以下のようになります。 ヒナ♂: パール(シナモンのスプリット有り) Z(cn pl) Z(- pl) ヒナ♀: パール Z(- pl) W ◯ 次に、常染色体上の遺伝を考えます。今回のオス・メスの遺伝子型は 以下のようになります(ここで問題となるのは、ノーマルとパイドです。以下、遺伝子型を ノーマル・パイドの順で表します)。 パールパイド♂: pd pd シナモンパール♀: N N 上記の両親から生まれるヒナは、以下のようになります(性別を問わず)。 ヒナ♂♀: ノーマル(パイドのスプリット有り) N pd ● > 生まれる柄はなんでしょうか? 上記より、「ヒナ♂♀共に、表現型は ノーマルパールとなる(パイド スプリットが有りますので、後頭部の色抜け などは 発現する可能性有り)」と思います。シナモンとパイドのスプリットを有する場合については、前述の当該部分をご覧下さい。 なお、ご存知かも知れませんが、オスのパール模様は、生殖腺ホルモンの影響から 性成熟と共に消失していきますので(壮年期を過ぎると復活する とも)、オスについては、見かけ上は「ノーマル(パイド スプリット)」になるだろうと思います。 間違い などありましたら、すみません。m(_ _)m ご指摘頂ければ幸いです。
お礼
ご回答ありがとうございました。 自分でも色々調べるのですが、理解に苦しむ部分が多いです。 このペアだと、親と同じ種は生まれないのですね・・・ もし宜しければ、ご回答頂きたいのですが パイド、シナモンパール、ルチノーを生んでもらうには ♂は何を選ぶべきなのでしょうか? ♂は両親・spしっかり判った者を購入予定です。
お礼
こんばんは ご丁寧にありがとうございます。 ルチノーパールはぜひとも素引きしてみたいです。 パイドのペアリングがないのは 理解しました。 パイドがとれないのであれば 仔は親とは違う柄が素引きできればと思ってます。 この度はたくさんの情報ありがとうございます。