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デジタル絵本についてどう思いますか?
私は大学4年生の学生です。 卒業論文でデジタル絵本について調べています。 今までは紙絵本が主流でしたが、最近ではiPadなどのデジタル機器を使って読めるデジタル絵本が登場しており、その種類は日々増え続けています。 そこで皆さんの考えを知りたいと思い、質問させていただきます。 1、デジタル絵本を使って絵本を読むことに対して抵抗はありますか。 2、デジタル絵本のメリット・デメリットは何だと思いますか。 3、紙絵本とデジタル絵本どちらをお子様に与えたいと思いますか。 以上3つです。 回答してくださる方は、何十代か教えていただけると幸いです。 よろしくお願いします。
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- kousakasan
- ベストアンサー率13% (7/52)
以前、デジタル絵本を制作していたことがある60代の女性です。 1、優れたデジタル絵本を読むことに抵抗はありませんが、くだらないデジタル絵本を読むことには抵抗があります。 2、デジタル絵本のメリットは動的な表現が簡単に制作できることです。 デメリットは絵本の手触り、暖かさを感じられにくいことでしょう。暖かさとは、それを読んでくれる母親の暖かさです。 3、紙の絵本を与えたいです。
- TANUHACHI
- ベストアンサー率31% (791/2549)
こんばんは、夜分に失礼します。 (1)僕は抵抗を感じる方に属します。その理由ですが、紙の絵本には「見開きの両ページ」を使って一つの場面を表現する場合が多々あって、それがデジタル絵本ですと「見開き」にした場合に「全体が見えづらくなってしまう」との部分があります。むろんモニターを27インチ以上にすればそうした弊害を防ぐことも可能かとは存じますが、それでは「絵を見る」との作業にはなっても、絵本の世界に飛び込むこととは少し異なる感じも否めないとの部分があります。 (2)「デジタル絵本」のメリットといえば、絵と同時にそれを補完させる音楽などの要素を付加することで、より物語の世界へと子どもを誘うことにもつながる可能性を感じさせます。 一方のデメリットですが、先にもお話ししました様に「一つのシーン」を「一つの画面」として表示させるには困難な部分もあるとの点と、もう一つ「ページをめくる」際の「紙」の手触り、質感といった肌での感覚を伝えることができないとの部分もあります。 絵本の材質には画用紙の様なエンボス加工された紙もあれば、発色の良い厚紙もあり、作品によってそれぞれの材質を選ぶとの作者や編集者の個性も表されます。 (3)もし僕が親であるなら、子どもと一緒に読み聞かせをするなら、断然「紙絵本」を選びます。子どもには個人個人で興味や関心のある部分も異なり、それと共に読む時のスピードも異なるとの部分もあります。子どもによっては、一つの台詞に注目し「その前のページ」を再びめくって「意味を確かめる」ことを厭わない子どももおりますから。 なお僕は50代のおっさんで、上は30代前半から時によっては40代の方々から下は中学生高校生辺りの若者達と接することを生業とする職業の者です(全部、学校と呼ばれる世界です)
お礼
TANUHACHIさん、回答ありがとうございました。 TANUHACHIさんのおっしゃる通り、デジタル絵本では、絵本の大きさに限界があり、制約されてしまうのも事実です。どれだけの人数で読むのかによって変わってくるかもしれませんが、紙絵本の魅力は、その都度絵本のサイズなど、状況に見合うものを選択できるという点がありますね。デジタル絵本も、スクリーンに繋いで見る方法などもあるようですが、ちょっとした間に読もうとしたら準備に時間を取られそうで難しいのですね。 学校に携わる方からの意見を頂け、大変嬉しく思います。 貴重なご意見ありがとうございました。
1、デジタル絵本を使って絵本を読むことに対して抵抗はありますか。 特にはありません。ただし、それは「紙の代り」ではありません。紙の絵本を補うもの、という考えです。 2、デジタル絵本のメリット・デメリットは何だと思いますか。 メリット――紙の本のように破ったり汚したりしないで済む。 デメリット――紙の本のように破ったり汚したりできない。 デジタルのメリットって、よくよく考えてみると、それらを管理する側の大人にとって都合の良いものだったりするのですね。子供が絵本を読むとき、紙を破ったり汚したりいたずら書きしたりすることって、実は非常に大切なことなんですよ。子供はそうやって「物」との関係を築き上げていくのですね。絵本は破れるんだ。汚せるんだ。でもそうするともう二度とは元に戻らないんだ。そういうことを学んでいくんです。 デジタル、特にタブレットを子供に使わせるとき、気になるのは、「何を使っていても、すべて同じ感触だ」っていうことです。紙の絵本は、どの本もすべて感触が違う。肌触り、柔らかさ、印刷の匂い。絵本にしろおもちゃにしろ、子供用のものはすべてそうした「物としての感触」をよく考えて作られているように思います。 たくさんの絵本を与えた場合、それら1つ1つについて、触れる、舐める、噛む、叩く、臭う……というようなことが体験できる。けれど、すべてタブレットのデジタルデータで与えてしまうと、タブレットという1つのものについてだけしか体験できない。たくさんのコンテンツがあっても、実は「見る、聞く」というだけしか体験できなんですね。 これはあらゆるデジタル機器についてもいえることなんです。例えばSkypeなどでたくさんの人と話すことはできるけれど、その相手に触って肌の感触を感じたり、体温を感じたりすることはできない。幼い頃、そうした経験ができずに成長してしまったとき、それがどのような影響をもたらすのか非常に不安を感じます。 3、紙絵本とデジタル絵本どちらをお子様に与えたいと思いますか。 どちらというか、紙の絵本は必須ですね。デジタル絵本ももちろんあれば与えたいですが、なければなくてもかまわない。そういうスタンスです。
お礼
shylockさん、回答ありがとうございました。 とてもshylockさんの意見は考えさせられました。 デジタル機器が子どもたちのおもちゃの役割を担うということは、その分破られたり、落書きなどをされないので、大人にとっては都合が良いのかもしれません。 しかし、その分こどもたちは様々な体験する機会を失うことになり、私たち大人が必要な体験を奪ってしまっているのかもしれませんね。 貴重なご意見ありがとうございました。
- もこ猫ミクにゃん(@miku-chi)
- ベストアンサー率31% (3135/9945)
30代です。 自分には子どもはいませんが、2歳の姪がいます。 1、抵抗はありません。 実際に姪っ子がデジタル絵本を自分で操作して読んでいて見ていて微笑ましいです。 2、メリット:本を破かれない。ラクガキしても大丈夫。(本体にラクガキしても消せるはず) 沢山あっても場所をとらない。 デメリット:紙などの感触が分からない。 3、両方とも与えたいです。ってダメですか? どちらもいいところも悪いところもあるので、どちらかを選ぶことは出来ません。 私たち姉妹が子供のころに読んでいた紙の絵本が数冊押入れにあったのですけど、ラクガキだらけ、ページ破れ・抜けだらけ・・・でとてもじゃないけど姪に見せられる状態ではありませんでした。。。 またむかし話全集みたいな物をもっていましたが、場所をとっていたので一番下の妹が小学校入ったときに処分してしまいました。。。
お礼
miku-chiさん、回答ありがとうございました。 手に触れる感触というのは、子どもたちが成長していく上でとても大切なことですね。 幼い頃読んでいた絵本が、破れていて見せられる状態ではなかった…という体験談のように、紙の絵本ではそういった体験を通して、ものを大切にするという事に気づけるキッカケにもなるということを感じました。 貴重なご意見ありがとうございました。
- ミッタン(@michiyo19750208)
- ベストアンサー率15% (3898/25698)
1:あります 2:メリット→破れない、いらなくなったときの処分に困らない デメリット→子供が手にとって遊べない、かえるさんが飛び出してこない 3:紙の絵本 年代:プロフ参照
お礼
michiyo19750208さん、回答ありがとうございました。 メリット・デメリットを具体的に教えてくださり、大変参考になりました。 貴重なご意見ありがとうございました。
- aho0xff
- ベストアンサー率12% (218/1771)
>1、デジタル絵本を使って絵本を読むことに対して抵抗はありますか。 ありません。 >2、デジタル絵本のメリット・デメリットは何だと思いますか。 デジタルであれば将来的に不必要になったときにデータだけ捨てればいい。 単なる取り込みであれば何もできないが、はじめからデジタル前提であれば そこに何かしらの「アクション」を追加することも可能。(指で触れば動く、しゃべるなど) デメリットがあるとすれば気分的な問題や、劣化しない、破棄が簡単なゆえの 感情の入りにくさ、専用端末を用意しないと、子供に余計な機能を使われる 恐れがあるなど。後、データはともかく、端末は高い。そもそも絵本なんて そんなに数そろえるものでもないと思うし。 >3、紙絵本とデジタル絵本どちらをお子様に与えたいと思いますか。 専用端末が用意できるならデジタル。1冊2冊で十分なら紙。
お礼
aho0xffさん、回答ありがとうございました。 デジタル機器に絵本を何冊入れても場所を取らず便利ですが、専用端末の価格や、感情の入りにくさなど、まだまだ改善すべき点が多々ありますね。 貴重なご意見ありがとうございました!
- nobu1717
- ベストアンサー率17% (218/1217)
1 若干の抵抗ありますね 2 小さい頃からデジタルに染まりすぎると、ネットなどの記述を事実であると思い込みやすくなりそうです。 本であっても同じようなリスクはありますが、少なくとも出版時点で推敲されますしね。 あと、本であれば子供が自由に読んだりしやすいのも良いです。 3 本を与えたいと思いますが、携帯が楽なデジタル絵本は出先で活躍しそうですね。 便利なものは使い方を誤ると危険がありますが、だからといって否定するのも馬鹿ですから片寄らないように上手く使いたいです。
お礼
nobu1717さん、回答ありがとうございました。 確かにどちらかに偏るのではなく、バランスを取れるように私たちが選択していくことはとても必要ですね。 貴重なご意見ありがとうございました!
お礼
kousakasanさん、回答ありがとうございました。 デジタル絵本は数多く登場している中で、その中には、あまり質が良いとは言えないものが存在しているのも事実ですよね。親子のコミュニケーションを阻害してしまうようなデジタル絵本を使用してしまう前に、親が一度確認して見極めることが必要だと感じます。 デジタル絵本を実際作ったことがある方から回答がいただけるなんて感動です。参考にさせていただきます。 大変貴重なご意見ありがとうございました。