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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ピーター・パンの日本語版について)
ピーターパンの日本語版について
このQ&Aのポイント
- J・M・バリの「ピーター・パンとウェンディ」の日本語版の小説が欲しくて探したところ、福音館文庫、岩波少年文庫、角川つばさ文庫、講談社青い鳥文庫の四種類が見つかりました。
- 福音館文庫版を読んだ感想としては、他の三冊と比べて大きな違いはないと思いますが、読む感じや雰囲気には違いがあるかもしれません。また、後ろの二つの表紙はポップに描かれているようです。
- 他にも日本語版がある場合は教えていただけると助かります。
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質問者が選んだベストアンサー
お示しに成られた、4つの叢書ですが、福音館文庫と岩波少年文庫とは比較的原書を忠実に訳す傾向があります。児童向けとですから多少難しい言葉を易しいものに言い換えるなどはありますし、水滸伝のように長いものを縮訳するなどの例がありますが、お示しの作ではその心配はないと思われます。 青い鳥文庫は巻によっては相当の書き換えを行っているものもあり、先ず読み易くが先に立っているようです。Mルブランの「奇岩城」など相当の書き換えを行っており、岩波少年文庫の忠実で分りよい訳と対照的でした。 角川つばさ文庫はこの中では比較的新しい叢書で記者のうけたイメージでは巻によって随分違いました。 原書の訳として読む場合は、岩波書店のものか福音館のものが良いと記者は思いますので、良い選択をされたと思います。 他の訳ですが、そもそも原書が小説版(小説版の題名を訳すと「ピイタアとウェンディ」になる)以外に院本版があります。 院本版の訳は戦前の戯曲全集の類に入っており古い岩波文庫にも入って居ましたが、先ず入手が難しいでしょうし、院本は慣れないと読み辛いです。 小説版の訳は他に、新潮文庫にも入っていますが、少し古いので若い人には読み難いかも知れませんし、態々探して迄と云うものとは思えません。 ご参考にならば幸甚です。
お礼
LN-TF様、丁寧なご回答をありがとうございました。 やっぱり、子供向けに書き改められる分はあるんですね。 先日福音館文庫版を読んで、今まで知らなかった深いストーリーにとても感動しました。 原作にできるだけ忠実なものを選びたかったので、福音館文庫版を選んで良かったです。 その一方、角川つばさ文庫のような子供向け作品との雰囲気の違いも楽しんでみたくなりました。 是非手にとって確かめてみようと思います。 今回は本当にありがとうございました!