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往年の世界の名機の音は・・・?
- オーディオ歴40年の筆者が往年の名機について語る
- 弦楽器の値段やオーディオ機器の高級化についての考察
- 筆者がまだ聴いたことのない憧れの機器についての質問
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パラゴンを購入したことがある人がまわりにいます。 その人いわく、本当にお金をかけたが、いい音にできなかった。 っと言っております。 そして、ジャズ喫茶にいけば、意外とパラゴンはおいてあります。 都会じゃなくてもパラゴンを置いてあるお店は結構あります。 私も2件のお店で聴いていますが、正直2件とも良い音とは思えませんでした。 低音が不明瞭ですし、音もやせていました。色気もありませんでした。 そして、目立つ音だけ聴こえているような感じで、他の音は埋もれている感じでした。 私の周りで、パラゴンを聴いたことがある人で、パラゴンのことをよく言う人はいないです。 現代の優秀録音みたいなCDでパラゴンをならせば、それはある程度良い音はすると思います。 しかし、録音の古いレコードを聴いた場合はどうなのでしょうか・・・。 それでもジャズ喫茶に来ているお客さんは、みんな聴き入っています。 私には、ひどい音にしか聴こえませんが、みなさんはこれがパラゴンの音だから悪いわけはない。 と思って聴いているのかもしれません。 その音が分からない私の耳がダメなんだと言われてしまいそうです。 パラゴンならハーツフィールドの方が圧倒的に好きです。 きっと、鳴らすのが非常に難しいスピーカーなのではないでしょうか。 低音の容積が少なすぎるようにも感じますし、 真ん中の反射板に音を当てるっという方法なら、 メトロゴンやミニゴンの方が圧倒的に聴きやすいと思いました。 ミニゴンの音は素晴らしいと思います。 やわらかくて、近くで聴いても遠くで聴いても、うっとりしてしまいます。 あと、オリンパスも何回も聴いております。 私が聴いたのは、ドライバーがLE85の3WAYのものです。 ちょっと箱の容積が小さいと思いました。 私にしてみれば、低音が重く聞こえました。 クォード ESL これも何回もお店で聴いたことがありました。 ハッキリ言えば、あまりに雑誌の評判がいいので、購入も考えていましたが音を聴いてやめました。 意外と普通の音に感じました。 これと同じお金を払うなら別の選択肢もいっぱいあると思います。 マークレビンソンのプリアンプは聴いたことがありません。 オルトフォンのSPU-Gは地元の近くのリサイクルショップで36000円位で売っていました。 これは素晴らしい音だと思いました。 今まで使用していたカートリッジから、これに変えたとたん、まるっきり変わりました。 高音や低音がそんなに伸びている感じはしないですが、音はとても太くて伸びがあります。 すべて私のあくまでも個人的な意見です。 世の中には、素晴らしい音で、パラゴンやオリンパス、ESLを鳴らしている人もたくさんいると思います。 その人たちの中には、ものすごく時間をかけて、あきらめずにこのスピーカーを鳴らしてやるんだ。 っという執念にも近い感情でアンプやセッティングに一生をかけることを決めた人もいると思います。 私のように、お店や喫茶店で、決してベストではない場所で聴き、 そして、ベストではない、ありあわせの組み合わせでしか聴いたことのない音を語ることは、 本当はしてはいけないのかもしれません。 しかし、私の印象は上記の通りです。 そして、関係ありませんが、私はスピーカーにJBLのハークネスをしようしております。 ハッキリ言って、なんでこのスピーカーを購入してしまったのか、本当に悔やんたこともありました。 手放したくても、重たくて手放すのがだるい・・・。っと思いながら、色々と試行錯誤して、 ネットワークを純正のJBLから、自作に変えてみたり、マルチアンプにしてみたり、 アンプをパワーのあるものから、真空管アンプまで色々と試してみて、 そして、今は満足とはいえませんが、音楽を楽しめるまでになっております。 質問文の中の機器は、名機と呼ばれるのですから、本領を発揮させることができれば、 どれもすばらしいパフォーマンスをするのは間違いないと思います。 質問文で、億単位の楽器の話をしていますが、逆のことも言えると思います。 プロが演奏すれば、10万円の楽器でもプロの音はでる。と雑誌で書いてありました。 まさにそうだと思います。素人が100万円のギターを購入しても、それは素人の音しかでません。 質問者さまは、かなりのテクニックがあるから、意思どおりの音が出せるのだと思います。 テクニックがない人が、億単位の楽器を使用しても、意思どおりの音は絶対だせません。 プロのテクニックと、最高の楽器で、最高のパフォーマンスになると思うのです。 オーディオも同じだと思います。 鳴らす人次第ではないでしょうか。 友達に、古いミニコンポなのにすごいいい音で鳴らしている奴がいます。 音楽が好きだけど、オーディオに全く興味がありません。 ミニコンポといっても古いので、結構大きいです。スピーカーのウーハーも30cmあります。 そいつは、なんにも気にしないで、コンクリートブロックの上にポンとおいてあるだけなのですが、 その置いた場所が奇跡的によかったのかわかりませんが、 いつも「うちよりも良い音だなぁ」っと思って聴いております。
その他の回答 (4)
- ok2775
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マークレビンソン LNP-2Lです。 これは元オーディオ機器の販売店勤務から独立して自分で 音楽喫茶を始めた人が店で使っていたプリで、随分長い間 聴かせてもらっていました。いつも感心していたことは、レコードを 選ばないプリという印象でした。どの曲を聴いても嫌な感じがしなくて いつまでも聴いていたくなるようなプリでしたね。 自分が選んだのはGASのセーベというプリです。このプリはLNPとは逆の 自己主張が強いプリでしたが、25年間の間使っていました。 スピーカーではご質問のアイテムではありませんが、ALTEC A-7の音を 健康ランドで聴いたとき大変な衝撃をうけましたな。実におおらかであって 心の奥にまで響き渡り、オーディオの本当の素晴らしさを感じました。 あたかも自分のセットが故障しているようにも感じましたね。 機会がありましたら一度お聴きになってください。
お礼
ご回答ありがとうございます。 LNP-2Lの貴重なご感想を頂きとても参考になりました。 ALTEC A-7・・・劇場用のスピーカーですね。いつか一度聴いてみたいものの一つです。
- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ ご愛用の人にはお叱りを受けるとは思いますが、あえて。。。。 パラゴンは、ハイファイオーディオ製品では在りません、当時の大型アメリカ車、やたらに大きくふわふわのサスペンションで跳ねの様な形状が人気、燃費?快適性?高速性?コーナリングやブレーキなど、本質の部分とは違った良さで当時はもてはやされました。 パラゴンも、広いリビングに、デーンと置いて、音質がどう、とか言わずに鳴らしておくモノ、というスタンスです。 このスピーカーで、当時のアメリカンジャズを楽しむ、という人も居ます。真偽はわかりませんが、有る人のレポートでは、正面1.5mで、座布団に正座して聴けば、非常に独特の音楽空間に浸れるそうです。 ESLも非常に独特なサウンド、非常に大きな振動面積なのですが、低音感が少なく、小口径フルレンジの平面バッフルのようなバランス、ただし、通常のダイナミックスピーカーではまず得られないと思われる繊細なサウンドは多くのファンを産み出しました、問題は梅雨がある日本ではトラブルが多かった。。。 レビンソンはごめんなさい、パス。 SPUはとにかく骨太で音の芯が通っています、あれこれ細かい事を言わず、とりあえず聴いておけ、っていう感じ、細かい部分も非常に良い個性が有りますが、好むかどうかは人それぞれで分かれてしまいます、オリンパスやESLほど、賛否が別れはしませんが、そういうモノです。 なお、どれも所有経験は在りません、自宅以外で聴かせてもらったというものと、店頭試聴やその他の情報などを元にした、個人的感想だけです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 このコーナーで他の何人かの方達と同様、よく回答されておられる常連さんのお一人ですよね? かなりいろいろと試聴されておられるご様子でそれぞれ確固たる感想をお持ちですね。 ちなみにご自宅でのオーディオ機器はどのようなものをお使いなのでしょう・・・(興味津津)
no.1で回答したものです。 楽器の話、とても納得してしまいました。 億単位の楽器は、私は生で聴いたことも見たこともないのに、 楽器のことを書いてしまったのは、本当に申し訳ありませんでした。 失礼なことを書いてしまいまいた。 実は、私もLE8Tは大好きです。 家庭では、LE8Tで十分だと思ってます。 それか、CAV V-70ですね。
お礼
再度のご回答ありがとうございます。
- yosifuji20
- ベストアンサー率43% (2675/6115)
パラゴンは40年も前にサンスイのショールームで聞きました。 当時サンスイはJBLの代理店をしていたのです。 ただそのスタイルはすごいと思いましたが、音はそれなりで感激はしなかったですね。 どちらにしてもあのサイズのホーンでは重低音は無理です。工作はすごいけれども音としては適した設計とは思いませんでした。 パラゴンは大阪梅田のジャズ喫茶に置いてありました。当時私の年収の半年分くらいという超高級機でサイズもかなり大きなものでしたが、これは良かったですね。 ジャズのドラムやバスの低音は、これは我が家ではとても出ないと思いました。でも高嶺の花でした。 ESLはこれをダブルで使用した装置を聞いたことがあります。その方は低音に横幅が1.5mくらいある大型のウーファーを付加していました。ESLの仕組み自体低音は無理なのでこれは仕方ないと思います。 またその人は大音量ではユニットが断線するとのことで、そのために交換用のユニットをいつも持っていました。 この装置で弦を主体の室内楽を聞かせてもらいました。その繊細さはまたたとえようがないというものでした。 実は私はSTAXのコンデンサーSPを使っていたことがあります。 やはり中高音の繊細さは独特のものがありますが、低音は全く出ません。室内楽には良いが交響曲には向いていないという感じでした。 ちなみに私は今はGOTO-UNITのホーンとドラーバーを中高音に使っています。基本的に自作なので完成品のスピーカーは殆ど使ったことがありませんが、いろいろやった結果ここにたどり着いたということです。このユニットは知る人ぞ知るという製品で、たぶんホーンとしては世界最高と思います。 JBLやALTECなどとはまた違う世界です。 ぜひ一度どこかでお聞きになることをお勧めします。 私はこれでもうこれ以上の投資はやめにするつもりです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 私も、パラゴン=JAZZ喫茶というイメージが強くて・・・ アメリカのだだっ広いリビングには悠々と置けるのでしょうがね・笑 いつか機会があればパラゴンが置いてある店で一度でいいから愛聴盤のクラシックを聴かせてもらいたいと思っていますが・・・ ESL・・・室内楽にはいいみたいですね。仰せのようにSTAXはコンデンサースピーカーの分野で我が国の草分けですね。アームUA-7はその美しいスタイルとトレース能力は群を抜いています。これに匹敵するのはSMEくらいでしょう(そういえばSMEも憧れです・・・)。イヤースピーカーは現役なのかなぁ? ゴトーユニットは噂には聞いています。超ド級マニアの方が使っているイメージが強いです。(コンクリートホーン?)ご回答者さまも遍歴の末にこれに辿り着かれたのですね・・・機会があれば是非一度聴いてみたいと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 じっくりと読ませて頂きました。 きっとご回答者さまは良い耳をお持ちだと思われます。 パラゴン・・・私自身、あの圧倒的な外観と使用ユニットから「これはきっと凄い音がする」と思い込んでいたのでしょう。おそらく実際の音を聴いてみてがっかり?するかも知れませんね。 オリンパス・・・これはかつて某著名なオーディオ評論家が自宅のリスニングルームに置いていてメインスピーカーとして使っている写真を見たことと、その落ち着いた家具風のエンクロージャーに好感が持てたのですね。そういえば最も新しいJBLのスピーカーシステム(確か1台300万位)を最近、専門店で聴きましたが出てきた音は予想に反し、色彩感や深みの無い全く平面的な感じで失望した覚えがあります。昔、友人がLE-8Tに惚れ込み、専用のTRアンプを友人の電子工学エンジニアに依頼し設計・製作してもらい鳴らしていましたが、これは素晴らしい音でした。元々、良い音の出る可能性のあるもの(素材・設計・作り)であれば、じっくりと取り組めば必ずいい音になるのですね。 楽器のことを書いておられましたが、確かに腕のある人であれば安物の楽器でもある程度はいい音がします。が、しかし限界はすぐに分かります。つまり、表現出来る幅が極端に少ないためにそれ以上に奏者の可能性を引き出してくれないからです。名器といわれる楽器はこれから出そうとする音を自然に導いてくれるというか、信じられないくらい器(うつわ)が大きくて、頼れる存在なのですね。表現力が実に多彩で音自体も深い。勿論、プロが弾いてもいい音ですが、楽器を始めて数年のアマチュアが弾いても弓の毛が弦に触れた瞬間、その音の違いははっきり分かります。本人自身が突然上手くなったと錯覚するくらい良い音が出るのですね。それは側で聴いてても分かります(勿論、音程などは除外しての話です)。不思議ですが名器は誰が弾いても名器なのです。実に懐(ふところ)が深いというか・・・ クォード ESL・・・コンデンサースピーカーということで興味があったのですが、お話を伺いだいたいの感じが分かりました。 SPU-G・・・評判に違わずいいのですね。単に物理特性にとらわれない音楽性重視の音という感じがしました。価格的にも一番取っ付きやすいのでいつか試してみたいと思います。 オーディオもある程度、基本的な設計・合わせて素材のよさ(資質の良さ)を持っていればたとえ廉価な製品でも十分に良い音が出ると思います。 しかしながら、そのブランドというか、高価ゆえに、その魅力的な意匠的なものも含めいかにも「いい音」が出そうな予感・イメージを勝手に頭の中で膨らませてしまうのですね・・・汗