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経済繁栄の後に民主主義の実現であって、逆は無い!?

ある国が経済繁栄を実現するためには、 私有財産権、科学的合理主義、資本市場、輸送と通信 などの条件が整っていることが必須であり、その先に 繁栄→国民の力の増大→民主主義 という流れが実現できる…そうでして、このベクトルが逆に向かうこともあるけれども、逆、すなわち民主主義から経済繁栄に向かう力は、最初の流れより弱いそうです。 この認識があれば、アメリカも、イラクやアフガニスタンの戦争で民主主義を押し付けようとするアプローチを取ることも、なかったのではないでしょうか? しかし仮に外部の強い力で、ある国に私有財産権、科学的合理主義、資本市場、輸送と通信などを整備しようと思ったら、一体何から手をつけて、どういう行程で進めればいいんですかね?

みんなの回答

  • hekiyu
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回答No.3

”この認識があれば、アメリカも、イラクやアフガニスタンの戦争で 民主主義を押し付けようとするアプローチを取ることも、 なかったのではないでしょうか?”    ↑ 1,米国の真の目的は民主化ではありません。  イラク戦争は石油目的であったことは、国際政治学者  の間では常識です。 2,民主化というのはあくまでも建前です。  大義名分に過ぎません。  本当の狙いは、米国寄りの政権造りです。 3,石油と米国寄りの政権。  この二つがあれば、その国が民主化しようが、独裁で  あろうが、関係ないのです。  その証拠に、米国はサウジ、北朝鮮に民主化を押しつけよう  とはしないではありませんか。    ”しかし仮に外部の強い力で、ある国に私有財産権、科学的合理主義、資本市場、  輸送と通信などを整備しようと思ったら、一体何から手をつけて、  どういう行程で進めればいいんですかね?”      ↑ それは、かつて日本が韓国や台湾にやったと同じ方法を採れば よいと思います。 つまり、港湾や教育といった各種インフラの整備から 始め、時間をかけて育成していく、といった方法です。

回答No.2

>経済繁栄の後に民主主義の実現であって、逆は無い!? 逆もありますよ。 どちらの方向が「弱い」かなんて定説は無いでしょう。 >しかし仮に外部の強い力で、ある国に私有財産権、科学的合理主義、資本市場、輸送と通信などを整備しようと思ったら、一体何から手をつけて、どういう行程で進めればいいんですかね? まず、資金を用意し、その資金をその国に貸し付け、その国で輸送インフラや通信インフラを整備します。 同時に軍隊を送り込み(占領軍です)その国の憲法と各種の法律を制定し、押し付けた方を守らない国民は厳しく処罰することです。 両方のプロセスを同時並行に進めればよいでしょう。

  • at9_am
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回答No.1

> 私有財産権 私有財産権については、大抵の国や社会で存在しています。共産主義国家でさえ、公式には否定していましたが厳然として存在していました(制限はありましたが)。 全くないのは原資共産社会と呼ばれる、要するに全くの未開社会位です。 それをどういった形で守るか(つまり略奪などを防ぐか)、というと治安を何とかする以外に方法はありません。 > 科学的合理主義 一般に科学的合理主義にあふれた社会なんて日本にもアメリカにもヨーロッパにも存在しません。 > 輸送と通信 頑張ってインフラを整備しましょう。 といっても、アフリカの奥地でも携帯電話が通じたり・・・。 > アメリカも、イラクやアフガニスタンの戦争で民主主義を押し付けようとするアプローチを取ることも、なかったのではないでしょうか? かつてアメリカが現地の反米的政府に対抗するために軍事力を持った勢力を育てましたが、それが後のフセイン政権になってアメリカと戦争しています。 アフガンはソ連とアメリカの代理戦争の結果です。 いずれの地も、それなりに民主主義的な(宗教的だったり選挙によるものではなかったりしましたが、少なくとも建前上は大部分の合意の下に運営される)政権が存在しました。 民主化が進んでいないのではなく、アメリカなどに反発する意識が薄れていない、という方が適切なのではないですかね?