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教員を続けるべきか
- 小学校教員の仕事に悩んでいます。一人でこなす仕事量の多さや他の先生方の支援のなさに嫌気がさし、保護者とのトラブルで自信を失いました。
- 適応障害と診断され、仕事に対する意欲も湧かなくなりました。学校の雰囲気や管理職の対応も気に入らず、辞めるべきか迷っています。
- 半年ほどしか続けていない職を辞めるのはもったいないと思いますが、病院の先生からの休職も進められており、迷っています。アドバイスをお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。お悩みですね。 さて、なかなか難しい問題ですし、既に、心がある程度深刻な状況に入っている方にどのように申し上げたらよいかさらに難しいですが、身近に似たような「ぼろぼろ」なった新任教師の方がおられたのでご参考になればと思い、回答してみます。 ポイントは、「鈍感・傲慢を目指してあと半年だけは何とかやってみる・・・」 他の方からいろいろなご意見もあるようですが、厳し目のご意見の多くは現在の教師の仕事をあまりご存知の方々ではないようです。 肯定的であろうが否定的であろうが、多分、「子供10人に向けて30分のお話」さえ経験がない人々であり、一日中「理解できるように精一杯お話」(授業)をしてさらに「生活・安全」に気を配り、「企画」を行い、挙句の果てにそれを「けなされた」経験のある方がこのページに投稿する機会は少ないでしょうから(笑)。 もっとも、私も教師ではない(ただし、ある”子供の集団”とのおつきあいは濃厚で、感情的には多少理解しますが)ですし、身近に教師になった方が出て初めて知った問題も多いです。 まあ、実は、質問者さんでさえ、教師の仕事をきちんと理解していたわけではないことを今更ながら思い知ったところでしょう。 特に、教師になろうという方々には、意欲を持ち、自分のイメージをしっかりと持った方が多い一方で、このような実態を知ってしまった方は実際の就職を避けることも多いので・・(そのため、塾の先生になったりします。そちらはそちらで難しいですが) さて、そのような意欲的であった質問者さんには、あえて、”一度、その意欲を封じ、企画を淡々とこなし、子供やその親に対して多少なりとも傲慢であること”をお勧めします。 せっかくのご意思を殺ぐようで申し訳ないですが、そのご意思を無駄にして捨てろという意味ではなく、「既に良い意思と感性を持っておられるので、(その意思の乏しい人間と違い)もうその意思を育てる必要はない。むしろ、いずれそれを花開かせるために、一度は、馬鹿にされることを覚悟で、鈍感・単純・凡庸に徹して、機械的行動を身に付け、外部の無理解を受け流す鈍感さを育てる必要がある」というところでしょう。 私も、せっかくの意思をお持ちの方に好きでこんなことを申し上げたいのではありませんが、現代の小学校は相当に過酷であることを理解できる方は少ないです。 「子供のことを考えれば途中で投げ出すのは無責任」という回答もありますが、それを現実の問題として最大に感じている画面の向こうの回答者の皆さんではなく、質問者さんでしょうから。 知らない方に向けて、多少の誇張も含めて例えてみれば、 ・新任で(研修期間もなく)4月1日からただちに担任。(私はこれに一番驚いた) → 突然プロサッカーチームのマネージャーを一人でやることになったようなもの。 ・企画が目白押し。特に新任なら提案と下働きを同時にさせられるし意外に先輩も冷淡。 → 町内会のお祭りの幹事を毎月やるようなもの。 ・親が教師を馬鹿にして言いたいことを言ってくる → スーパーの苦情処理係りをやっているようなもの。ごもっともなものもあるし解決不能な単なる不満もある。精神的には最も辛いがとにかく聞くしかない。 ・毎日の授業。子供はすぐに飽きてしまう。 → ”君のプレゼンはつまらないね”が口癖の上司に毎日プレゼンをするようなもの ・で、結局、「教師のくせに」と言われる → 他の回答者さんの回答を見れば感じられるでしょうし、その中に、学校活動に濃厚に関与している人は少ないでしょう。私はそこそこ「濃厚に関与」しましたが、それでも少し前まで教師を特別視してしまう傾向は否めなかった。 私も、教師(特に新任)がこのような過酷な職場で猛烈なサービス残業(若手の残業がかなり多い私の職場よりもさらにすごい)に支えられていることに驚きつつ、大変に意欲的な「身近な方」が「故障」していくのがわかっても適切なアドバイスは出来ずにいました。 ただただやっと言えたのは、「もっと手抜きをしたらいい。いや、手抜きをするべきだ。グダグダの企画や、非協力的な親(協力的な場合は逆に偏ったりする)に馬鹿にされることに慣れて無関心となったらいい。君の仕事は相手が機械でもなく、札束や不動産でもなく、生きている子供なのだから、最後は”笑顔のための余力”を残すのが、君にとっても子供にとっても必要なこと」・・・・ (まあ、このアドバイス自体もプレッシャーだったかもしれない) 結局、ご当人はぼろぼろの状況から何とか脱出しました。もっともそれは、1年経って計画や手順、保護者の意見のツボどころが読めるようになったことや、後輩も採用されて雑務の一部を引き受けて(押し付けられて)くれることになったことが大きな要因と思います。(先輩の手助けも多少はあったようですが、ちょっと私の職場ほど濃厚ではない) 一方で、私のアドバイスが利いたわけではないと思いますが、ご当人はある種の鈍感さも身につけたようで、「子供のため」を熱っぽく論じていた若者の口から子供や学校に対するいささか傲慢な発言が出るようになったことは喜んでよいやら悲しむべきなのやら・・・。まあ、社会がこの程度に無理解である以上、頑丈さは必要で「無事これ名馬」・・・。 (なお、その結果、先輩方に相談してもなかなか良い答えが返ってこなかった理由もわかりました。先輩方も、へとへとに疲れて”鈍感”になっている方が多いらしい) さてさて、長くなってしまいましたがいかがでしょうか。 既に心(脳)の中に恐怖心が植えつけられてしまった場合には専門家の指導に従うべきでしょうが、多少なりともお役に立てば幸いです。 (なお、私の「身近な方」の小学校は、公立校ながらあるモデル校であり企画などの面で特に特殊だったかもしれませんが、最近では採用3年以内の離職率が約3割(特に意欲的な方が多かったような気が)でお一方はご遺体(!)でした。でも、地区の親御さん方はおかまいなしですし、教育委員会も実態から逃げようとしているわけではなさそうですが対策に苦慮しているようです。なお、”身近な方”は現在は別の小学校に異動になり、一息ついていささか暴走気味(笑)の熱意でがんばっています。まあ、鈍感さは少々残ってしまっていますが・・)
その他の回答 (15)
子供たちが、保護者が何を求めているのか?少しでも耳を傾けた事はありましたか? うちの息子は、新任でいきなり担任になった先生に当たった事が2回ありますが、雲泥の差でしたよ。 一人は、初めて保護者と顔を合わせた時 「私は子育てをした事がまだありません。なので、先輩である保護者の皆さん、私に色々教えて下さい。」と言いました。 その言葉通り、こういう時はどうしたら良いか?こんな時、子供はどんな気持ちなのか?先生の方から、アドバイスを求めて来ました もう一人は、アドバイスどころではありませんでした。授業参観に行けば、話す言葉は、低学年では理解出来ない様な説明。諭す事をせず叱る。クラスの子供達から笑顔は消え、「先生に叱られるから」が第一声になる始末。 確かに、難しい試験を突破して得た職業でしょう。しかし、子供相手ならそれだけではダメなんです。 親しかり、教師しかり、子供たちから教わる事は多々あります。 一年目くらい何クラスかある学年の担任をしたい と書かれていますが、自身がまだ教わる立場だと言う事を理解しない間は、担任にはなって欲しくありません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そういう保護者がいるから困るんです。あなたにそこまで上から言われる筋合いはないと思い、読ませてもらいました。
- toshipee
- ベストアンサー率10% (725/7148)
経験を積んで何が上手くなるかといえば、「する前に、聞く」ってことが上手くなるんだよね。ちょっとした雑談の時に「今度こんなことを使用と思ってるんだけどどう思う?」なんて。だから、けっしてやり方が上手くなったわけではないのよ。だから親の反発を招く。「育てていない者が何を考えるのか」と。 それをしていないから、そうなるんだよね。ノータッチと言うが、社会人なんでタッチしてこないのはそっちなんだわ。まず、その殿様姿勢を考え直そうよ。「新人なんだから間違えるのは当然だから、フォローしろ」って態度では、誰も助けない。どこの職場でもそう。 ノータッチできない形を作り出そう。それは、教育実習や、教育係に教えられるモノではないぞ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 別に殿様姿勢でもなく、聞くべきことは聞いてメモをとって、実践に移しているつもりですが…
- star460219
- ベストアンサー率43% (223/512)
私は教師ではありませんが、小学校でミニバスのコーチをしております。 私のような立場でも、親御さんの中には「モンスター」的な方もおりますので、お気持ちは良くわかります。 実際私も、親御さんたちに対するストレスで胃と十二指腸に潰瘍ができました。 しかし、ほかの方が回答されている通り、私は指導している子供たちを一番に考えますので、いくら辛くても逃げようとは考えませんでした。 仮に保護者とトラブルがあったとしても、それは一過性のもので、それをきっかけに自分がINに入ってしまうのは、あなた自身の弱さではないでしょうか? その自身の弱さを、そういうトラブル等を理由に正当化されているように感じられます。 また、同僚の悪口等・・被害妄想的なものもあるのでは? 今の時代の教師・・大変な職業だというのは私も感じます。 しかし、大変なのは「あなただけ」ではなく、同僚の教師、延いては全国の教師が大変なのではないでしょうか? 適応障害等、現実から逃げる口実を自ら作っているのはないでしょうか? きついことを言えば、そのような教師に教鞭を執ってほしくありません。 あなたも、信念を持って教師になられたはず。 その信念を貫く気持ちがあれば、今の状況も良くなるのではないでしょうか? 病は気から・・ あなたの気持ち・考え方次第だと思います。 自分自身で現状を変えられないのであれば、児童のためにも早く辞職するべきだと考えます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そのようなご経験をされてきたんですね。参考になります。 もう少し粘り強く続けてみようかなと思います。
- sayapama
- ベストアンサー率37% (3925/10438)
病院の先生が進めるようにすぐに休職するべきです。 色々な人に迷惑をかけるのは大人社会ですので仕方がないとして、学校の子供たちに迷惑がかかる事だけは最小限にとどめるべきです。 たとえ病気とは言えども、やる気がなくて、子どもたちとも意欲的に接することができない教諭からは、子どもは何も学べません。 まずはキチンと休職し、病気を直し、もう一度教職というものをよく考え直してみましょう。 そして「子供たちのために働きたい」「何でも良いので、子どもたちのためになる事をしたい」と思えるようになったら復職を考えましょう。 たとえ半年であっても、子どもの前で「先生」と呼ばれたのであれば、貴方はプロの先生です。 おのれの事はさておき、子どもたちにとって自分がどうすることが一番良いのかを考えて行けば、おのずと道は開けると思いますよ。 すくなくとも「もったいない」なんて思っている内は、教壇には立たないでください。
お礼
ご回答ありがとうございます。 子どもたちに迷惑なのは一番自分がよく感じていることです。
- yumi0215
- ベストアンサー率30% (1335/4411)
今は自分の事しか考えられないのかもしれませんが、子供たちのことも考えてあげてほしいですね 担任の先生が途中で学校をやめてしまうのってかなり衝撃的なんですよね。 どんな仕事でも責任はありますが、子供たちとかかわる仕事を選んだ時点で自分よりも子供たちのことを優先で考えられる人でいてほしかった。いろいろな人への迷惑や半年しか続けていない仕事を手放すのはもったいななどは自分の事だけですね。 子供たちはどうなるのでしょう。担任が変わるだけなんて簡単なものではない。成長してく大切な時間を預かり大人になるための手助けをするという尊い仕事をしているという自覚、どれくらいあったのでしょうか。 適応障害と診断されたのでいろいろと仕方がないことはあると思います。ですがそれは子供たちには関係ないということだけはしっかりと意識していただきたいですね。なぜ先生になることを選択したのか。どのような先生になりたかったのか。子供たちにどのような成長をしてもらいたいと思っていたのか。 考えていただきたいことはたくさんありますが、それらについての自己責任を十分意識して判断してみてください。 先生という職をやめるのであれば子供たちにはきちんと状況を説明して「適応障害」についても理解してもらったほうがいいでしょう。最後に担任の先生から教わる社会勉強です。それだけでも子供たちの成長の一つとなります。 ※たぶん教職には向いていないと思います。休職ではなく転職されたほうがいいと思いますよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そんなに嫌味を含んでくださるのなら、回答していただかなくて結構でした。
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お礼
ご回答ありがとうございます。 こんなにも現在の学校現場を知ってくださっているとは、驚きでした。 よく理解しておられる方の回答だなと思いました。 現代の学校のあり様を知ってくださっている方が、少なからずいることに安心いたしました。 教師になったんだから子どもに対する責任をもて、甘えるな、そんな意見ばかりで、正直耳が痛かったからです。そんなこと自分が一番よくわかっていることなので(^_^;) アドバイス通り、いい意味で鈍感になれたらこの仕事ももっと楽な気持ちで続けられるのかなと思います。とりあえずまずは、三月まで続けてみようかなあ、そんな希望が生まれました。 本当にありがとうございます。