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東南アジアで白人が偉そうなのはなぜ?
- 東南アジアで白人の横暴な態度を目にすることが多いですが、その理由について考えます。
- 欧米では白人がアジア人に対して偉そうな態度を取ることはあまりないですが、なぜでしょうか?
- 白人がアジアで偉そうな態度を取る理由には、文化の違いや歴史的な背景などが関係している可能性があります。
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他の回答にもありましたが、その国の国民や文化が好きだからその国へ行くというひとばかりではありません。 欧米人にしろ、同じアジア人にしろ、その国へ行けば自分の懐具合が突然膨れ上がり、その国の金持ちのようになれるので、その国へ行って大物のように振舞い、あるいは贅沢をするために行くという動機も決して稀なものではありません。 アジアへやってきて肌の違う連中を見下し、横柄で傲慢な態度をして自分の優越感を満たしたい白人は、あなたのおっしゃるようにたくさんいます。なぜアジアなのかということを考えたとき、欧米人にとって中東アフリカというのはインフラなどの生活環境面で違いがありすぎるのではないかという気がするのです。中南米やオーストNZは同じ白人文化を共有しているために心理的な抵抗があるのかもしれませんね。アジアはその点、生活環境面では中東アフリカよりもかれらのものに近いという、つまり暮らしやすさがあるのかもしれません。そしてアジアに住んでいる連中はかれらにとって、西欧文明の原理が実践できていない下等な野蛮人なのですから。 横柄で傲慢な白人連中は自分の国の中でもそういう傾向を持っていますが、自国の文化の中ではそう簡単にそういう振舞いがしにくいというだけのことです。アジアへ来たらそうするというのでなく、普段からそういう態度をちらちらさせながらも、自国文化の中でそんなことをすると世間から袋叩きにあうためにおとなしくしているのです。だから、たまたまそのような白人と白人国で出会ったアジア人は、かれらがそういう態度を取れる状況下に陥ると、即座にひっぱたかれますね。 わたしの個人体験だと、たとえばアムステルダム空港の両替屋でマネーチェンジしたとき、大きい金種を小さくしてもらえないだろうかと丁寧に尋ねたら、わたしより20歳くらい若い白人のおねーさんが剣もほろろに怒鳴りつけてきました。かれらはそういうチャンスさえあれば、すぐに仮面を脱ぐのです。 バリ島に大勢の外国人がやってきて住んでいます。風光明媚なバリの自然に憧れ、エキゾチックな環境の中で暮らしたいと思ってやってきたひとは年寄りがほとんどで、若い人ほど物価の廉さを利用して豪勢なビラに住み、低い人件費で何人も現地人サーバントを雇い、かれらにかしづかれ、かれらを顎で使って、王侯貴族のような贅沢な暮らしをするためにバリに住んでいるということです。かれらがどれだけ金を持っていようと、自分の国の中でそんなことができるわけがありませんからね。日本も含めて、先進国でそんなことができるひとはほんの一握りのひとでしょうし、女中に料理人に庭師に運転手などといった何人もの人間を雇うような成金的ライフスタイルはもうどの国でも陰をひそめているでしょう。 で、バリで王様のような暮らしを楽しんでいる白人たちは、本当に自分が王様になったかのようにのぼせあがります。自動車の運転にしても、一方通行の場所を逆走したり、交差点の右折を対向車の目の前で行なうのです。まあ、それらは郷に従っているだけと言うこともできますが、かれらが自分の国でそんな運転をしているはずがありません。 それは住んでいるひとの話ですが、肌の色が違う人間への蔑視傾向を持っているひとでそのような王侯貴族風暮らしをする機会のもてないひとも掃いて捨てるほどいます。だから、そういうひとたちも、ほんの数日間でもいいから王侯貴族風の振舞いができるアジアに、アジア好きな白人たちと一緒の飛行機に乗ってやってくるということではないでしょうか。
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- yosifuji20
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私は東南アジアの国はいくつも行きましたが、そういう経験はありません。 どの国でも横柄な人もいればそうでない人もいるという平凡な印象です。 日本人でも東南アジアでかなり威張り散らす男性もいますよね。 だからといいて日本人全体がそうということではないでしょう。 たとえば私はかつてマレーシアの歩道の穴にはまって転び顔にけがしたことがありましたが、その時に私に絆創膏を張ってくれたのはどこから来たか解らない白人の女性でした。 あるいはヨーロッパで少々道に迷ってホテルまでのバスの中で、アメリカから来た老婦人と世間話になり、お互いに家族の状況までわかったったことがありますが、全く見下したり失礼ということはなかったですよ。 私がたまたまそうだったのかもしれませんが、そういうのは若干の誤解のようにも思いますが。
- phj
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日本がなぜアジアで唯一、独立を保持した状態で近代化できたか、ということと関係していると思います。 こういう逸話があります。 戦前の帝国ホテルでアメリカから来た黒人が会計しようとしているときに、白人のアメリカ女性が当然のごとく割り込んできたそうです。当時のアメリカはまだ差別が残っていましたので、当然のことだったのでしょう。しかし、ホテルのフロントマン(もちろん日本人)はその女性に見向きもせず、黒人の対応を終わらせ、丁寧にお辞儀をしてから女性のほうに向き合って対応をしたそうです。 実をいうとこれができるのは、アジア人でも日本人だけだといえます。 なぜなら、日本だけは独立国のまま近代化しさらに世界大戦までは常任理事国までなった国であり「白人に(というより異国人に)国家を蹂躙される」という経験を有していないからです。 白人だけでなく、アジアでも国家や民族間の対立ははげしく、支配民族が被支配民族を蹂躙する歴史を有しています。彼らとしては、支配されたら服従するのが当たり前のことなのです。 これらの点については欧米人もおなじ意識はありますが、ここ400年ほど欧米人を征服した民族はなく、逆に欧米以外のほぼすべての地域は白人によって征服されています。 ですから、白人はアジアにくると気が大きくなるんですね。 その代わり、日本は「特別」と認めていますので、日本に来た外国人がアジアの他の国のような振る舞いをすることはほとんどありません。 また、白人にとってホームグランドである自国では「寛容」をみせることがマナーになります。「オレはアジア人に対してもやさしいんだぞ」という一種のアピールです。 私もアジアの各地で横柄に振舞う白人を見ると、むかつきますね。
人にもよるかな。と。 中国では、むしろ欧米より日本人のほうがそう感じました。 あと、欧米系の場合、丁寧な言葉使いをしても相手に伝わらないこともあり、用件だけを伝える場合もあるようです。 とはいえ、築地の行動を見ていると、文化そのものを理解せずに来ている場合も多々あるようですし、マナーに関しても、アジア=(欧米から見ての勝手な偏見から)貧困層が多い、衛生的でない、見た目(スタイル)が悪い=自分たちより格下。とみるむきもあるようですが。
>アジアに来るということはアジアやアジア人に対して好感をもっているはずなのに 必ずしも、アジアに来る=理解があって好き、ではないみたいですよ。 特にアジアの文化が好きで造詣が深いわけでなく、単に「異文化だから」って興味本位で来る人もいるみたい。 そういう人が無礼とは限りません、ちゃんとした人もいるけれども、「来てはみたけれど、感覚が理解ができない」タイプの人もいるようです。
- KoalaGold
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白人はアフリカでも南アメリカでもオセアニアでも太平洋諸国でも偉そうです。植民地にしたところで上下関係が止まっています。 日本がアジアで尊敬されているのは植民地にならずに白系ロシアと戦争して勝利を上げたからです。 しかし太平洋戦争でアメリカとの上下関係をガッチリ決めたのであくまで白人が上です。 西洋人から見るとアジア人は全部ひっくるめて同じアジア人です。白人女性の横暴さとガサツさには私も遭遇しています。男性のが丁寧で優しいんですよね。
答えは簡単です。 はむかえる(刃向かえる、歯向かえる)アジア人が少ないからです。貴方も、はむかっていないでしょ?!
- hirotan1879
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まさに旧植民地だからです。東インド会社ができたのが1600年ころで、独立したのが第2次世界大戦後ですから350年支配して独立してから60年程度です。覇権主義と言います。現在中国が後がまを狙っているのは周知の通りです。