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番傘の接着剤
古い(約80年前)番傘が出てきました。一部破れているので和紙と柿渋で修理しようと思うのですが、本体の竹骨に和紙を貼るには、その接着に何を使用したものでしょうか。通常の 糊 は雨ではがれると思うので。
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古い製法にこだわるのならば「膠(にかわ)」です。 動物のコラーゲンを精製したもので、「にかわ木よし」 と言って、気や紙の接着剤に使われました。 しかし、今の世の中は膠はほとんど使われなくなり、わずかにある 少量のものも効果です。 そこで、木工用ボンド(ポリビニールアルコール)はいかがでしょう。 天然素材ではありませんが、かなり近いものです。 適度な柔軟性があり、骨組みに負担をかけません。
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- mac1963
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回答No.3
膠(にかわ)です
- jobzero
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回答No.2
80年前なら、膠(ニカワ)でしょう。ニカワとは別名、煮皮と呼ばれ、動物の皮や骨や魚などの煮詰めた液を濃縮し乾燥して保存していました。 太古からの接着剤として重用されてきたのです。特に大工や木工職人たちは自分で作ったもので、木工用に大変優れていたようです。 しかし、あなたがニカワで修理するのはおそらく無理と思います。第一、ホームセンターでも売っていないと思いますので。 近年、ゴム系接着剤が普及していますのでこれで充分です。 代表的なのがセメ○イン(黄色ゴム系)でしょう。接着面の両面に薄く塗り、少し生乾きして指で触れてみてぺタッとした感覚のところで(ベチャベチャしたまますぐ貼ってはダメです)、張り合わせると良いでしょう。 仕上げは、紙の色に合わせて、油絵の具か車のスティック型リペア用塗料(ホームセンターで)で充分と思います。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。とても参考になりました。無理してでもニカワに挑戦したいと思います。