存続します。
米国の保険会社が参入するには、健康保険制度が邪魔なので、
これを廃止させて、保険会社が参入しやすくする……
ということを言う人がいますが、これは間違いです。
なぜなら、メリットがないからですよ。
米国が本気で狙うならば、健康保険制度に、米国の保険会社を
組み込む方がよほど利益になる。
例えば、○○健康保険組合という組合が、健康保険制度の
一翼を担っているのですが、よくよく考えると、
組合でなければならないという理由はない。
国の制度として、公平であれば、米国の保険会社が
組合と同等の仕事をしても、組合員には影響ない。
健康保険には強制加入なので、保険会社が、
被保険者を募る手間もない。
こんなに、美味しい話はないのですよ。
では、どこで、利益をだすのか?
それは、早期発見と病気予防です。
日本の健康保険は、出来高払いなので、
病気が軽い、病気にならなければ、組合の利益が上がる。
でも、組合なので、利益に無頓着です。
でも、会社となれば、違います。
健康診断を受けない、再検査を受けない、
医師の指導を守らない……という人からは、
バカ高い保険料を取るなどのペナルティをかけるでしょう。
健康診断を受ける、再検査を受ける、
医師の指導を守る……という普通の人と比べて、
そうするのが「公平」だからです。
だから、健康保険制度がなくなるというのは、間違いです。
一方、国民健康保険、後期高齢者、介護などの赤字の部分は、
今まで通り、政府が責任を持つことになるでしょう。
お礼
有難うございます。 そうですよね。存続しないと困ります。