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スチル(1枚イラスト)はなぜ傾いたものが多い?
どうでもいいような疑問かもしれませんが、ふと気になったので……(^^; ノベルゲームや恋愛シミュレーションなどで用いられる『スチル』『イベントCG』、小説(ラノベ)の挿絵、あるいはそれらを表現した1枚のイラストとしての作品などには、なぜか傾いているイラスト(カメラを傾けて撮影したようなアングル)が多い気がします。 それらイラストを表現する媒体(たいていの場合は長方形)では、四辺それぞれの長さよりも対角線のほうが長いので、長方形の中でできるだけ被写体を大きく描くために傾けてあるのかな、とも思いますが、それ以外にも理由はあるのでしょうか。
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写真や絵画の勉強をすればわかるんですけど、 黄金率やフィボナッチ数など、画面構成は読者の心理まで数学的に完成されているのです。紙やモニタの画面比が黄金率をもとに比率が決められているので。 だから、商業的な1枚イラストで読者の興味をひくには、垂直で構成された画角を壊さないと、心理的に関心を持たれないのです。 それを計算ではなく、経験的に習得したイラストレーターが、構図を壊します。 画角の傾け方も安定する角度があるので、みんなほぼ同じだったりします。それは23.4度。 赤道傾斜角とよばれる地球の地軸の傾きと同じです。
お礼
なるほど、きちんと理由があったんですね。『どうでもいい』だなんて、イラストレーターさんたちにちょっと失礼だったでしょうか(汗) 私は、画角が傾いていないイラストのほうが安定している感じがするので、そのほうが好きですが。 まあ、私の個人的意見はともかく、ご回答ありがとうございました。