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食器のタンパク質汚れは水のほうが落ちる
食器のタンパク質の汚れは水のほうが落ちると聞きました。 お湯で洗うと、タンパク質が固まって汚れが落ちにくく臭いの元になるそうです。 ということは高温の食洗器で洗うと、油汚れは落ちてもタンパク質汚れは落ちにくいという ことですか? 食洗器を使い出してから食器が匂うようになったと言う人もいます。 水だと油は落ちにくいけどタンパク質汚れが固まってこびりつくよりはまだましなのでしょうか? 食洗器は水だけでも使用できますか?
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タンパク質が熱凝固しない温度(65度以下)では、細菌も熱殺菌されず、熱乾燥もすすみませんので、臭いの元、食中毒の元です。 殺菌とは、細菌のタンパク質を熱処理することと同義。 タンパク質を効率的に剥離、溶解するために、食洗機では、アルカリ性の界面活性洗剤で科学的に分解します。化学反応のためにも熱処理が必要。 手洗い用食器洗剤は、手の保護のために中性から弱酸性でしかつくれず、タンパク質やでんぷんの分解能力が低いです。 食洗機は水だけで使用すると、汚水を皿にかけて汚しているだけになります。 日本の食文化は、ごはんが主食でありこびりつきやすく、漆器など熱に弱い食器も多く存在するため、 欧米の食文化に比べ、なんでも落ちる家庭用食洗機が作りにくいので、なかなか普及しませんし、完璧な商品が発売されません。