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日本の桐について
日本国内で、最高級の桐の産地を教えて下さい!
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やはり日本国内で最高級の桐材の産地は、量・質共に会津でしょう。 会津桐の本場にある「会津松本」さんのホームページに、会津桐の歴史や 特徴が載せられています。 http://www.aizu-matsumoto.co.jp/kiri-mishima.html 【会津松本-会津桐の特徴】 抜粋しますと >>「江戸時代まで遡る会津桐の歴史」 >>会津桐の歴史は遥か江戸時代にまで遡ります。 >>当時会津の藩主であった保科正行(注:正之の誤り)公により桐の植林の奨励策が出され、 >>それ以後、会津松平藩の一貫した政策として続けられてきました。 >>江戸時代から現在まで桐の研究や植林が精力的に行われ続けています。 >>「会津の厳しい寒さが最高の桐を生む」 >>今や会津で桐を見かけることは珍しいことではなくなりました。 >>それだけ、最近は中国の桐等、外国の桐が多く出回っていますが >>外国の桐は暖かいところで育っている為、木目と木目の間隔が広く >>スカスカの桐材に育ちます。 >>決して桐たんすに適した桐材とはいえません。 >>ある程度知識のある方が見れば一目瞭然で外国の桐材ということがわかります。 >>「柾目の会津桐を使用したたんす」 >>桐は、暖かい季節にぐんぐん成長します、 >>そして寒い季節に成長した分絞まります。 >>その為、桐に寒い冬は必要不可欠な存在です。 >>会津盆地は東は磐梯山・猪苗代湖を含む奥羽山脈、南は会津高原と呼ばれる山間地、 >>西は越後山脈、北は飯豊山地に囲まれています。 >>会津の厳しい寒さと湿潤な風土は桐にとってとても適しているのです。 >>このことは生産量が国内の約30パーセントを占めており、 >>日本一となっていることからもわかります。 >>もちろん、量だけでなく木材としての質も会津の桐は日本最高級品です。 >>とくに柾目(まさめ:丸太を製材して板材とする場合の木取りにおいて、 >>木の中心から放射状に製材した板材のこと)の美しさと光沢には絶大な定評があります。 抜粋が長くなってしまいましたが、やはり生産量が国内30%で最高品質を 維持していることからも、最大最高の桐の産地と言えるかと思います。 それにしても、会津という地域と、会津松平氏の藩祖・保科正之公には つくづく感服します。 藩祖で名君の誉れ高い保科正之公が、産業の要として桐材の 大規模な植林を行ったことや、「八重の桜」で詳細に触れられた 藩祖の家訓を守り列強の新兵器で固められた新政府軍を最も苦しめた 会津魂がこもった、今もって提供される最高品質の桐材に 改めて偉大さを感じ入る次第です。 いかがでしょうか。 参考になりましたら幸いです。
お礼
大変参考になりました!ありがとうございました!