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写真を印刷する際の「dpi」について
こんにちは。 写真を印刷する際の「dpi」についてお聞きしたいことがあります。写真については全くの素人のため、稚拙な質問になってしまっているかもしれませんが、ご了承ください。 私が先日撮影した写真をパソコンに落とし込んで画像を開き、画像のプロパティを見たところ、「dpi」が「72dpi」になっておりました。この「dpi」について色々ネットで調べましたところ、パソコンの画面上で見るだけであれば、この「dpi」という概念は不要で、画像を印刷する際の写りのなめらかさ、美しさを考える上で、この概念が意味を持ってくるということを知りました。 「dpi」の数値を上げる方法としまして、photoshopや無料のソフトなどでできるということでしたが、私はphotshop element11を持っておりましたので、それでやることにしました。 数値を上げるのは簡単なのですが、photshopの場合、「画像の再サンプル」にチェックを入れている場合、dpiを上げるとあわせてピクセルも上がり、データの容量が上がりますが、ドキュメントの大きさは変わりません。このチェックを外して、dpiを上げると、ピクセルは連動せず、代わりにドキュメントの大きさが上下します(dpiを上げるとドキュメントの大きさが小さくなり、dpiを上げるとドキュメントの大きさが大きくなる)。 その中で私がお聞きしたいことは、例えば、dpiを「72」→「350」へと変え、それにデータ容量(ピクセルの大きさ)も連動させ、容量を増やし、画像を印刷した場合の画像の写り方、美しさとデータ容量は一定のまま、dpiを「72」→「350」へと変更し、ドキュメントの大きさを小さくし、その画像を印刷した場合の画像の写り方、美しさとは、dpiの値が同じだから、同じと考えてよろしいのでしょうか?もちろん、ドキュメントの大きさが違っており、写り出される画像の大きさが異なるため、美しさの比較は難しいかもしれませんが、計算上は、紙への写り方は両方とも同じような気がしますが、誤っておりますでしょうか? このような疑問を持ったのは、dpiの値の変更をする際、皆さん、データ容量が増えることを非常に気にされているためです。データ容量が増えることによるデメリットとして、私が想定しているのは、画像の編集がしにくい、画面上に現れるまでの時間がかかるなどといったことで、画像を印刷するという点においては、データ容量が増えても関係ないことと思われ、私のように写真を印刷しようと考えている者にとっては、むしろ、どのような大きさで、どのような写り方で印刷されるかを気にするため、データ容量は余り気にしないで良いと思いますが、何か重大な勘違いをしていれば、ご指摘下さい。 長くなりましたが、どなたかご教授いただければ、幸いです。
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- hayasi456
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>その中で私がお聞きしたいことは、例えば、dpiを「72」→「350」へと変え、それにデータ容量(ピクセルの大きさ)も連動させ、容量を増やし・・・・・、計算上は、紙への写り方は両方とも同じような気がしますが、誤っておりますでしょうか? その考えで良いと思います。 photoshopでの一般的に解像度を変更する場合、 「画像の再サンプル」のチェックを外します。 そうするとドキュメントの幅、高さが解像度にリンクして変わり ピクセル数は変化しません。 参考URL http://www.graphic.jp/technical/check_psd/data_size03.php 余談 ハイビジョンTVは画面が大きくてもビデオプロジェクターで100インチスクリーンに投影しても 画素数1920×1080 ですね。 大きな画面は離れて見れば画像の粗さは見えないから許されるのでしょう。 プリントもしかり、駅張りの線路越しに掲示しているポスターは近くで見るとかなり粗い画像もあります。 私は1200万画素のデジカメを通常は500万画素に設定しています。 (何故500万画素かはパソコンの処理能力が低いのが理由です。) カメラ店でワイド4ツ(254x365mm)にプリントしてもらったこともあります。 A0などポスターサイズにプリントしてもらう時は1200万画素で撮るでしょう。 お節介ついでに photoshopをお使いなら切る抜きツールでトリミングしてプリントも可能です。 http://digibibo.com/blog-entry-744.html
- Hoyat
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DTP屋です。 解答欄の文字制限から考えると答えれるものではないですがかいつまんで・・・ 画面の表示においてもdpi(厳密にはカラー画像の場合は「ppi」ですが)は無関係ではありませんよ? ディスプレイ上では1ピクセルにつき1ピクセルで表示されるから関係ないように思われがちですが。そのディスプレイの方が解像度を持っているのですから。 で、「解像度」と言うのは言ってしまえば「画素の密度」です。 dpiはdot par inch、つまり「1インチ当たりに何ドット入っている」を表している数値です。 この解像度が細密であれば細密であるほど美しく見えるというのはあながち間違いではありませんが、それは再現側(出力側)の方も高細密である場合での話です。 無駄に高解像度であった場合は、編集できないどころか出力できない状態にも陥ります。 印刷するのもコンピューターが計算処理するんですから、ですから皆データ容量に気を使うのです。 で、質問で挙げられている350dpiですがこれは商業印刷(雑誌など)なかでも今はあまり使われない「グラビア印刷」での「原寸(実際に印刷される大きさ)」で推奨とされる解像度であって金科玉条の解像度ではありません。 グラビア印刷は印刷線数が175線なので「その倍密の350dpiがいいかな」程度で出された物なんです。 実際にはデータが175dpiでも大して変わりませんし、今のカラー印刷の主流はオフセット印刷で133線ですられている物がほとんどなので原寸で133dpi程度でもあまり問題は起こりません。 Photoshopで「画像の再サンプル」にチェックを入れている場合は、ピクセル間に穴埋めを行なって(これが「再サンプル」)解像度を上げていくので画質は実は上がりません。 昔ほどMacやPCの性能低くはないので、劣化はかなりせずにすみますが、言ってしまえば「Photoshopが作画している」だけなので、場合によってはより汚くなる場合もあります。 写したままの画像を綺麗に印刷したいなら基本的には「画像の再サンプル」にチェックを入れずに大きさをまず変えてください。 むしろイマドキのデジカメの場合は元データが高ピクセル数データなので、データ容量を下げるために「画像の再サンプル」にチェックを入れて調整する方が多いかと思います。 「写真印刷」の場合は場合によっては600dpiとかもっと高い解像度を要求される場合もありますが、それはあくまでも「原寸」に限った話で、例えばサービス判写真を印刷するのに「A4の大きさで600dpi」なんてデータで印刷したら作業効率が著しく落ちます(印刷できない場合もあります)。 こんな感じでしょうか