名鉄西尾線の車両編成

質問

通勤時の混雑の緩和ができるものならお願いしたいと思うのですが
なにか良い方法があるんでしょうか？
現状2両編成なので4両にできないかと思います。
問合せに電話したら取り合ってもらえるんでしょうか
署名を集めるとかしないとダメなのでしょうか

回答No.1

kandglose · ベストアンサー

はじめまして。

＞通勤時の混雑の緩和ができるものならお願いしたいと思うのですが
＞問合せに電話したら取り合ってもらえるんでしょうか
＞署名を集めるとかしないとダメなのでしょうか

おそらく、上記の方法では取り合ってもらえないと思います。
署名は有効な手段かと思いますが(西尾線廃線問題でも高校生が頑張っていましたね)
営利企業である鉄道会社では既に手一杯かと考えます。
１.鉄道会社側でも、それぞれの車両運用について最大限効率的なダイヤを期して
　 都度時刻改正を行っており、明らかな増収見込みがつかない限り実現は難しいでしょう。
２.名鉄西尾線末端部分(西尾～吉良吉田間)・蒲郡線において廃線問題が取り沙汰されていた、
　 または現在でもくすぶっている状態で、名鉄も懸命に自治体の要請に応えているものの
　 すでに一企業による企業努力では限界を超えていること。
他にも理由があるでしょうが、大方上記の背景があり増結はなかなか難しいと思います。

お気持ちはよくわかります。当方が住む地元でも近年普通列車の最短編成が2両になり
この間通勤時間帯に乗りましたが、着席できないどころか車内が満杯で下車する際
大いに苦労し、もう2両増結できないかと思わず呟いたことを思い出しました。
JRの幹線なんですが、採算が取れない列車だと自治体との協力関係が無いと
なかなかテコ入れしてもらえない状況にあります。

もし陳情するなら居住地の市町村役場か、県に上げてみてはいかがでしょうか。
署名をするとしても例えば「交通事故死者ワースト１の汚名を返上し事故による
経済的損失を回避すべく、パークアンドライド用の駐車場整備と西尾線列車増結の
実現に向けての社会実験の実現」を大義名分として挙げ、
建設的な意見陳情を行われた方が良いかと思います。
http://www.slowly.or.jp/uploads/pdf/134.pdf
【都道府県・交通事故死者数年別ワースト１０】

といいますか、愛知県では既に10年前からこの手の社会実験を行っているようです。
http://www.pref.aichi.jp/0000035501.html
【愛知県「パーク・アンド・ライド」】
http://www.pref.aichi.jp/0000033790.html
【「店舗利用型パーク・アンド・ライド社会実験の概要」】
アピタ阿久比店（名鉄植大駅）、イオン東浦ショッピングセンター（JR緒川駅）、
キャスタ・イトーヨーカドー犬山店（名鉄犬山駅）で行われた社会実験では
概ね好意を持って受け止められたものの「駐車場に車を停めて電車に乗り換えることについて
抵抗意識が見られ、特に非利用者で高い傾向が見られる」という結果が得られています。
そのうちのほんの何％かが鉄道利用に転じるだけでも違うと思います。

官民一体となって鉄道利用がしやすくなるようハード・ソフト両面で整備し
鉄道会社が積極的な営業施策をやりやすいような環境を作って行けば
利用客の増加が確実に見えてくることで、名鉄さんも動くでしょう。
他方、交通事故死者が少しでも減れば、それによる愛知県民の経済的損失も回避でき
一石二鳥かと私は考えます。

なお、富山市ではかつて高山本線にて列車増発の社会実験を
>>富山市は、車社会の進展、少子・高齢社会の進展が著しく、
>>このままでは深刻な都市問題を引き起こすことが懸念されています。
>>本市では、それらの問題に対応するため、公共交通の活性化を図り、
>>その沿線に諸機能を集積させる『コンパクトなまちづくり』を推進しています
と捉え、積極的に社会実験に官民共々協力する態勢でした。
実際に「社会実験」では、鉄道利用客の増加が実現し社会実験で列車を
増発した分のダイヤがそのまま消えずに残ったということらしいですね。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~thlt/takayama/takayamaripot.pdf
【高山本線活性化社会実験の調査リポート】

富山市にできて、愛知県ではできないということはないと思います。
上記により質問者さんが冒頭で挙げた車両増結の願望が実現へ向け前進すると考えますが
いかがでしょうか。

お礼

大変貴重なお話ありがとうございます。やはり簡単なことではないのですね…。日ごろ利用している名鉄ですが、どうも企業としては信用できない部分が多く、正直あまり期待していません。
どこの鉄道も似たような問題は抱えているのですね…。世の中便利になることのほうが多いですが、それの犠牲になるものも少数利用者にとってはつらいことですね…。