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メダカの飼育について…
メダカの飼育について質問します。メダカを頂いてきましたが実は、春先に頂いたのがすぐに死んでしまいました。メダカを飼育する上での注意点や繁殖についてアドバイスをお願いします。
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- ighdbbgi
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屋外で睡蓮鉢で飼うのか、室内で水槽で飼うのかの違いによって、気を付ける事も変わってくると思いますが、一応水槽で飼う方を想定して要点を書いてみます。 温度 夏場は特に高温に注意した方が良いと思います。 タフなので35度位までは耐えるみたいですが、水温が高いと水が汚れ易く、病気も流行り易いので、涼しい場所に置いてあげれば、それだけで生存率がグッと高くなると思います。冬は成魚で有れば水面に氷が張っても底が凍らなければ耐えられます(ある程度暖かくしてあげた方が長生きするでしょうが)。 多分水質悪化や病気による大量死を防ぐのにこれが一番有効だと思うので最初に書きました。 水 水については結構タフなので熱帯魚程神経質にならなくても大丈夫だと思います。 No.1の方が指摘されている様に魚を飼う時の水作りの基本を外さなければ基本的には大丈夫だと思います。 基本的な事はこんなサイトとかを参考にして下さい。↓ http://www.medakanoyakata.jp/column/howto_breeding.html 魚自体が小さいので飼育密度が1~2匹/Lぐらいだったら、水換えもそれ程頻繁にしなくて良いと思います。水が安定していれば、水換えは3,4週間に1回or差し水だけでも良いかも知れません。(因みに熱帯魚の基本は週に1度1/3程度と習いました。上記のリンクでもそう指示してますが。。。) 水が白く濁ったり、臭いをかいで魚臭いにおいが強ければ、前回からの間隔に関わり無く、すぐに水を換えた方が良いです。一度に水を全部換えるのではなく1/3程度水を換えて、改善されなければ、もう一度1/3換えると言う様に急激な変化を避ける様にすると良いです。 ろ過器 飼育密度が低いor水換えを頻繁に出来るのであれば、無くても良いと思います。メダカは水流を嫌うのでろ過器を付けるのであれば流れが強くならない様に気を付けてあげた方が良いでしょう。 私は夏場は千円程度の内部式ろ過器を使っていますが、冬場は止めています。夏場の水温が上がる時期は水のろ過はともかく酸素供給の目的で何かしら有った方がbetterだと思います。 大体どのろ過器も中身はスポンジ(or+セラミックストーン)+活性炭の様な組み合わせになってると思います。スポンジやセラミックにバクテリアが定着して老廃物を分解させているので、掃除する時に熱湯を使ったり、カルキの利いた水道水でジャブジャブ洗ってしまうと、せっかく定着したバクテリアを殺してしまうので注意が必要です。 餌 量をいつも食べ切る量にする様に注意して下さい。食べ残しが出たら、ネットなり、エアホースで吸うなりして取り除いた方が良いです。早く大きくしたい場合は、一度に沢山あげるのでなく、食べ切る量を数回に分けて与えたら良いです。 底砂・水草 底砂はpHを安定させたり、バクテリアを定着させたりしてくれる反面、ゴミが間に溜まり易く掃除が面倒なので水槽飼いの場合、私はあまり好きじゃありません。なお入れる場合は砂のpHに注意して下さい。 水草も水質良化・安定に一役かってくれますが、枯れたり、葉が抜けると逆に水を汚す原因になります。 メダカだと金魚藻やオオカナダモが定番ですが、どちらも抜け毛が厄介です。 また、良く水草を買うと巻貝が付いてくる事が有ります。巻貝はコケや食べ残しの掃除をしてくれますが、爆発的に繁殖する上に根絶するのがとても大変なので、気を付けた方が良いです。 私のおすすめは、水草ではないのですが、観葉植物のポトスです。挿し木の要領で、クリップや紐で水槽の上から吊るしてやると、ポトスの方の成長も普通の水に挿しているより早いですし、水槽の水質も無しの場合と比べて結構安定する気がします(私の主観)。 また病気が流行ったりして薬浴や塩浴が必要になった時に、水草は、ダメージ覚悟で一緒に薬浴するか、一旦水槽外に取り除くか、する必要が有りますがその点もポトスは楽です。(取り除く場合も水草にも病原菌が付着してる可能性を考えないといけないのですが、ポトスで有れば、気になるならそのまま鉢に植えて、また新しいのを切って来て挿し木したら良いですし。) ただ上部フィルターと蛍光灯のついたオーソドックスな60cm水槽では上に十分なスペースがなくて設置しづらいかもしれません。水位を落とせば水を吸い上げられなくなりますし。。 喧嘩 雄の縄張り意識の強い個体は、他の個体を執拗に追い回すので、それが原因で魚が死ぬ事も有るみたいです。見ている分にも結構うっとうしくてストレスになります。 これは、自分の領域に後から別の雄が入ってくるのが嫌らしく、逆にその個体が、元々他の雄の居る領域に入って行く場合は攻撃しないみたいです。 この性質を利用して、他の魚を追い回す個体を一旦別の容器に隔離して、一定期間そこで飼育して、水槽内のレイアウトを少し変更してから戻してあげると大人しくなる事が多いです。 病気 様子がおかしい個体がいたら、出来るだけ早く隔離するのが良いと思います。あとは症状に合わせて、健全な個体にも薬浴or塩浴させた方が無難です。スペースや予算が許すなら、初めから複数の水槽/容器に分けて飼育した方が全滅のリスクを減らせます。 繁殖 上記のサイトや他のいろいろなサイトで詳しく説明しているので基本的な事はそちらを参考にされたら良いと思います。 私がやってる方法を以下に紹介します。 用意する物 ・繁殖用容器(100均で売ってる底が深めのパレットや書類入れ、プラケース等が結構使い勝手が良いです。容量が2~3L程度確保出来れば十分だと思います) ・稚魚育成用の容器(サブ容器と同等の物で良いと思います。) ・不織布タイプのタワシ(スポンジ?/研磨剤の入って無いもの:ダイソーで売ってます。シュロとか、布袋草でも良いですが、これがとても使い勝手が良いです。) ・ポトスor水質安定用の植物(メダカが卵を産み付け易い形状の物は避けた方が楽) ・活性炭(多分無くても良い) ・ペットボトル ・成熟した健康なメダカ雄雌各2~3匹程度 繁殖用容器にメインの水槽から水を取って植物と活性炭を少量セットします(ネットから取り出して、良く洗った物を数カケラ)。 不織布タイプのタワシを適当なサイズ(5等分位?)にハサミで切って容器に沈めます。(1,2個ぐらいで良いです。) メインの水槽から繁殖用のメダカを移します。雄を多めにした方が良いとか、半々が良いとか意見が有るようですが、その辺は試してみて下さい。因みに経験的に雄の方が雌に比べて体が弱く死に易いので大事にしてあげたら良いと思います。病気などで何割かやられて残ったのが全部雌で繁殖できないって事も有りますので。 今の時期で有れば、日光の当たる窓辺であれば栄養状態さえよければすぐに産卵するでしょうし、冬場でもヒーターと照明を上手く使えば可能です。産卵条件(温度・日照量)についてはリンク等を参照して下さい。 順調にいけば数日中に朝雌が抱卵してるのが確認できます。 水草等が無いので唯一の選択肢としてタワシに産み付けてくれるので、それを別の稚魚育成用の容器に移して、第二段用のタワシを投入します。(経験的にポトスの根に産み付けた事は無いですが、時々地面に卵をこぼす事が有るのでデザート用のプラスチック用スプーン等で拾い集めたら良いと思います。) この間に繁殖用容器の水換えがてら(メインでもOK)に、底に溜まったフンやゴミと一緒に水をペットボトルに8分目ぐらい取って日光の良く当たる所に置いておきます。数日後に藻の類が繁殖して緑っぽい色になってたらOKです。いわゆるグリーンウォーターと呼ばれる物か、それに類する状態の水を作れればOKです。 卵のふ化と稚魚の飼育 卵を入れる容器の水は孵化直前でなければ水道水を直接使用します。(卵はカルキOK/水カビ抑制のため) 白く不透明な卵は無精卵or死んだ卵なので可能なら取り除いて下さい。放置するとカビが生えて、そのカビが周りにある生きてる卵をダメにする事が有ります。 ペットボトルの緑色液体が準備出来てたら孵化の前後(わかるなら前がbetter)に入れてあげると良いです。目的は水質の安定と孵化直後の稚魚の餌にする為です。水道水を使っても、確実に水カビを防げるわけではないので、いっそ初めからグリーンウォーターを使っても良いかも知れません。 準備出来てなければ、孵化して丸1日後位にヨーサックが無くなった頃にベビーフードか親の餌を磨り潰した物をあげれば良いですが、タイミングが難しいらしいです(早すぎると水を汚す。遅すぎると餓死)。 飼育容器が十分に大きければ、ある程度は汚しても大丈夫だと思いますが。 あとは、水質に注意しながらベビーフードを与えて、大きく育てていって下さい。 また、第二、第三段の卵を追加投入する場合、間隔が空き過ぎる様であれば、別の容器を用意した方がbetterです。先に生まれた魚と、後に生まれた魚で体格差が大きいと攻撃される恐れが有ります。 隠れられる場所が有れば、親の半分~1/3程度のサイズになったら一緒に入れても大丈夫だと思います(追い回されるけど、食べられはしない)。大きい魚と一緒の方が成長速度も早い様な気がします(単に親魚の水槽の生育条件が良いだけという可能性も有りますが。) 自分の飼育法の整理がてら書いてみました。あくまで私はこんな感じでそこそこ上手くいってますという内容なので、他の方の回答とも良く照らし合わせて参考にして頂ければと思います。
- ryuuguunotukai
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魚全般に言えることは、水が大切ということです。 すごく基本的なことですが、 ・カルキ抜きの徹底 ・水槽、オーナメントの洗浄(洗剤は使わない) ・水合わせ すぐに死ぬと良く言われる金魚すくいの金魚も、これをすると大半が生き残ります。 また、水を汚すような過度の餌やりに注意です。 飼育の本などに目安の回数が書かれていますが、あくまで目安です。水温などによって食いつきが変わります。初めはうんと少な目の量でいいと思います。 あくまで私の経験則なので確かなことは言えませんが、魚を水槽に入れて数日は餌をやらないようにしたほうがいいようです。 あくまで参考までに・・・