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クラウン伝統のペリメーターフレームについて教えて下

9代目まで続いた クラウンのフレーム構造ですが いろんな文献を見ていると ただのフレームでは無く 『ペリメーターフレーム』と書いてあります。 普通のフレーム構造とペリメーターフレームとでは 何が違うのでしょうか? 図解入りのリンク等が有れば 有り難いです。 よろしく御願い申し上げます。

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  • yotani0425
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回答No.1

こんにちは。 その昔(70年代)にGM系のディーラーでメカニックをしていた者です。(今は現役引退ですが) フレーム型式についてはWikiにも載っておりますが、概略では大分類はセパレートとモノコックに分かれ、その中でセパレートのうちのラダー型・バックボーン型・Xフレーム型・ペリメーター型などの種類があったと思います。 ラダー型は今でもトラックに多く使われていますし、フロント・リヤ共サスペンションにリーフスプリングを用いていた時代の乗用車(戦前タイプなど)にも多くありました。 その後、フロントサスペンションが左右独立式が多くなってきて、バックボーン式(ロータスエランやトヨタ2000GT)、RS41時代のクラウンのX型フレーム、その後GMが最初に用いたペリメーター型などに変化していきます。(Xフレームも元を正せばGMのコピーですね) 以下に図も載せますが、ラダーやXフレームに対してペリメーター型の大きな違いはフロアの中央部に構造材が通らないことだと当時、GMで習いました。 よってフロアが(シートも)低く出来、室内高を確保しながら車体高が下げられることが特徴ですね。 全体のよじれはボディーと共に負担する形だったはずです。 その後は、徐々にモノコック型式に移行していくことについてはご質問者さんもご承知だと思います。 Xフレームについて(RS41のクラウン) http://www.asahi-net.or.jp/~rf7k-inue/izen/no-11/rs41/rs41.html ペリメーターフレームについて(65年のキャディラック) http://blogs.yahoo.co.jp/belair58chevy/19165370.html 長くなりますので多少端折りましたが、ご参考の足しになれば幸いです。

DOHCVTEC
質問者

お礼

ははーっ 誠に申し訳ありませんでした。 解答が来たらメールが来る設定が、なってなかったみたいで 御礼が大変遅れて誠に申し訳御座いません。 凄く解りやすい御説明 有り難う御座いました。 仰る通り、フレーム構造とモノコックの違いを記述したモノは ヤマ程有るのですが、それぞれのフレーム構造についての記述は ナカナカ有りませんでした。 しかも、元現場の最前線のお方からの貴重な御意見 感謝に痛み入ります。 ペリメーターフレーム… 初めて見ました。 ホントに周囲をぐるりと囲む感じですね。 クロスメンバーの類いがほとんど無いので 曲げ剛性(前後・左右)には効き目がありそうですが ねじり剛性には厳しそうですね。 参考に付けて頂いた「Xボーンフレーム」は 何やら、ただならぬ曲線美を感じます。 パッケージングには不利でしょうが 温故知新で何かのアイデアになりそうですね。 本当にどうもありがとうございました。

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