都市部は私立が強いですね。
地方は公立が強いです。
和歌山は微妙ですね。私立で強いのも清風南海、近大和歌山、智弁和歌山の3校ぐらいですよね。近大と智弁の2校は最近の学校ですし。「私立の強い県」とは言えないでしょう。
都市部でも微妙な温度差はあります。大阪は公立でも北野、天王寺と京大、阪大に相当数行かせる高校があります。大阪は私立王国でも無い。
奈良は公立と私立の進学校が満遍なくあります。
しかし神戸と京都は明らかに私立の方がずっと強いです。
埼玉、千葉は意外と?公立が強いです。県立千葉や浦和高校は東大30名以上行かせてますからね。
神奈川、東京は圧倒的に私立ですね。
ただ
東京の白鳳や日比谷が東大2ケタ乗せるなど公立、私立の壁は無くなって来てますね。
京都も公立の堀川が京大50名、西京(公立一貫校)が京大を0→30名にしました。
京都でこれを勝る実績を持つのは洛星と洛南の2校だけです。
京都教育大と京都女子の伝統校2校は抜かれちゃいましたね。
だから「公立か私立か」と言う2択よりも今はインターも含めて子どもの相性とかその学校自体の強みが重視される傾向になっていると思います。
都市部でも愛知と福岡は公立王国です。札幌や仙台もそうですね。広島は人口比の割には私立が多く、私立進学校も多いですね。
沖縄も割と進学校には国立、私立が多いですね。
ですから「私立が公立よりも上」と明らかに言えそうなのは
東京、神奈川、京都、兵庫、広島、沖縄の6県のみと言えそうです。
ただ目立つのはどうしても都市部の私立なので私立が強い印象になりますね。
合格実績の強さ(東大合格上位10校のうち9校、京大合格者のうち6校が国立・私立です。私立高校は全体の7%程度しかなく、また一般に公立高校の50%-70%程度の学生数しかいません。)だから個で見れば私立は強いのですが全体で見ると(特に地方では)圧倒的に公立に名門校が多いですね。