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カイガラムシ退治
シャコバサボテンにぎっしりとコナカイガラムシと思われるものが付着しています。歯ブラシで少しとりましたが、すべてとるのに大変です。いい方法があればお教えください。オルトラン粒剤を散布するのはいかがでしょうか。
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はじめまして。 サボテンのような多肉植物にカイガラムシが着き、難儀なこととお察しします。 歯ブラシでカイガラムシを駆除するのが効果的とはいえ、葉肉を傷つけないよう 細心の注意を払わねばならないのが、何とも歯がゆいことかと存じます。 カイガラムシの除去を扱ったサイトを色々探しましたが、 多肉植物に着いたコナカイガラムシについては 下記のサイトが詳しく述べているので、添付します。 http://www.mirai.ne.jp/~panther/plants/akuterikku.html 【アクテリック乳剤の使い方 サボテン・多肉植物等のカイガラムシ、コナジラミ駆除】 このサイトによりますと、ただ単に散布するだけでは効果がないので、 効果を最大限に引き出す方法が述べられています。抜粋しますと >>【温室・ハウスの場合】 >>1 カイガラムシの場合、目に見えるレベルの虫をある程度ハンドリングで掻き落とします。 >>2 アクテリックを規定量(1000倍)に希釈して散布液を作ります。 >>3 温室やハウスであるならば、そのすべての植物に夕方に散布します。 >>4 温室やハウスの扉や窓を閉めて密閉します。 かなりキツイ匂いがしますので、入らない方がいいでしょう。 >>5 翌日、温室やハウスの扉や窓を開放します。 >>【温室やハウスがなく、植物の数が少ないような場合】 >>1 カイガラムシの場合、まず、目に見えるレベルの虫をある程度ハンドリングで掻き落とします。 >>2 アクテリックを規定量(1000倍)に希釈して散布液を作ります。 >>3 植物に夕方に散布します。 >>4 散布後、ビニール袋を被せて密封し、日陰においておきます。 >>5 翌日、ビニール袋をはずします。 そして、卵(や蛹)には効果がないことから、以下のように定期的な薬剤散布も 奨められています。 >>アクテリックであっても卵には効果がありません。 >>卵は2週間程度で孵化しますので、散布から2週間経ったら、再度アクテリックを散布します。 こうすれば、卵では薬剤をかわしていたカイガラムシも幼虫に孵ったとたん 薬剤散布の波状攻勢にひとたまりもなくやられるでしょう。 カイガラムシによく似た、自由に飛び回るコナジラミもこの方法で退治できます。 この他、カイガラムシを油膜で覆い窒息死に至らしめるボルンや 成虫になるのを抑えることで退治したり、成虫に対しては産卵数を抑えたり、 ふ化しない卵を産ませる作用があるベニカDXやベニカDスプレーも効果があるみたいです。 http://www.sc-engei.co.jp/navi/gaichu06.html http://www.sc-engei.co.jp/guide/syo00514.html 【ベニカDスプレー】 http://www.sc-engei.co.jp/guide/syo00101.html 【ボルン】 http://www.sc-engei.co.jp/guide/syo00517.html 【ベニカDX】 駆除用の薬剤を販売店のアドバイスを受けつつ購入し、効果的かつ定期的な散布で カイガラムシを完全駆逐できることを願っています。 いかがでしょうか。 参考になりましたら幸いです。