大卒、就活、転職経験者です。数社内定を貰いました。
1番早いのは体育会に所属すること。特に役職に就けば強い。
次いでインターンかな。インターンへの動機、PRは1,2年生の経験で培う。
インターン合格の為の話のタネには1,2年生の留学(語学)、サークル、資格。資格は宅建、簿記、TOEICなど。
3年の12月には絶対に書類にして出さなきゃいけないのだから1年のうちに完結するぐらい前倒しして行う。
近年では1,2年のうちからITベンチャーでバイトするのも多い。
中学や高校での部活動と同じで、変に損得考えても続かないし、興味のありそうなことを毎日まじめに取り組めばいい。
中堅大の子を見て感じたのは(僕は慶応でバイト先は皆バラバラ)、例えば『経済学部で2,3年過ごしているのに経済学の本をまともに読んでない、それなのに自分は経済学者レベルか何かと勘違いしている、アルバイト以外特質すべき行動を取らずにだらだらと過ごしている、大企業に入りたいと思っている、プライドは高い、けれど同じぐらい大学名のせいで入れないと思っている』と言う人が多かった。言いづらいんだけど人としてのスペックが低いというか。バイト自体は僕よりもずっと出来る人たちだったから「人間、向き不向きはあるのだろうかなあ」とかは思ってしまった。
シュウカツでも同じミスをしてて、受験先企業の創業者も主力商品も知らない。売上も利益率や株価推移も知らない地点で面接に望もうとする。そんなのスパイクを履かずにサッカーの試合に出るようなもんで最初から負けにいってるようなもの。ただこういうのは普段から類似した準備と行動を取っておかないと、急には出来ないのだと思う。やるとしてもストレスばかりが高く、精度やスピードは鈍ってしまうだろう。
学がないような奴は9時始業なら9時に来るんだろうなあ、と。ほんとは会社も「俺は学歴が低いから7時に行って働いてやる」と言うのを暗に求めていると思うし、そういう奴は自然と浮かび上がってくるものだ。でも中堅大の子は「なるべくラクしたい、安全でありたい、報酬はしっかり貰いたい、高学歴へのコンプレックスと下位大への醜い差別意識」と言うダメ人材が多いんじゃないかな。
普段からそれと逆のことをやってれば自然と道は開けると思う。
僕は勉強を重視してたわけでも専攻でも無かったけど経済学の古典なら教養として2,3冊は読んでいた。学内でもそういう人は多かったし、1,2年から留学やサークルでバリバリ動き回ってシュウカツや公務員対策も早い奴では2年、遅い奴でも3年の春夏から取ってた。
金はない、時間はないと言い訳する奴もいない。
差別する人もいない。
それが当たり前だったし、そんな奴がいても「イタい奴」として浮くだけだった。
そういう風にサークルなどで学内、バイトで学外の学生と過ごす事が多かったんだけど、大学名以前に人としての差を痛感した。
また大学の規模もあるんだろうけど、学内では様々な人がいたので必ずしも方向性や価値観は一定じゃなかったし「あいつはあいつ、俺は俺」みたいな割り切りも出来た。自分の強みに特化する、(明らかにスペックが違う以上)結果で勝負するのではなく自分の強みや努力に焦点を置こうとか思ったり。シュウカツ後、そういう差は如実に出るなーと思った。低学歴がいかんと言うわけじゃないけど、中堅大とかだと能力や性格面で非常に似た人間とつるむ事が多いと思う。行動もルーチン化するし。そういう人は外国とか他の組織に出た時に弱いんじゃないかな。勉強もだけど意識的に自己改革をしていくべきじゃないか。校風とかスペックと言ったらお終いだけど、バイト先の奴とか見てるとこの辺が凄く弱いなと思った。
結果、学歴もあるかもだけど校内の奴は大手にすんなり行ったし、バイト先の奴はみんなよくわからないところに就職を決めてった。
学歴のことを言われがちだけど現実は学歴以前に20歳そこそこで履歴書を伏せて2,3分話すだけでも相当な差がついちゃってると思う。
ですから、大事なのは
部活動のキャプテンが持つようなはっきりとした意志と、毎日の行動の積み重ねだと思います。
「大企業就職」と1万回唱えても1次面接すら受からないし、偏差値ランキングも1,2回見ればいいわけで、その後チェックしたり何万時間書き込んだところでクソの役にもたたないわけで、もっと実用的で意味のあるキャンパスライフを送りましょう、それが1番就職に直結するじゃないですか、と思います。
あとは実感値ですね。
学生時代そういうの見てて人間の個人差、能力差は痛感したし、
FランにはFランの生き方があると思うようになりました。レベルの低い公務員だけ狙い撃ちして勉強をするとか、エリートが嫌がる歩合制や体力勝負の仕事に就くとかでもいいんです。それが絶対に嫌だとかならしょうがないけど、そういう生き方の方が楽だったり幸福だったりすることもあると思うんですよね。
学生時代にそういうトレーニングをしてなかったら、まず受からないし、上手く受かっても大手入って最初から成果を求められて苦痛でしかないと思う。「学生時代にそういうトレーニングが出来なかったと言うのはつまり人格・能力的にそういう人なんだから」そういう人向きの仕事に就くのが1番だと思う。
基本的に就職活動は、「学生時代の経験を売る」わけですからそこでまともなエピソードが無くなると厳しくなります。逆に問題意識を日々取り組んでる奴は「シュウカツごとき」って感じになりますね。
何かしらをやってる奴はシュウカツ以前にバイト先とか部活動の先輩を通じて「うちにどうだ」とお声がかかってることが多いんですよ。そういう「ごほうび」のためにキャンパスライフを過ごすのは邪道としても、お声がかからないのは「自分がどっか足りない部分あるんだな」ぐらいには暗に思っておいて欲しい。
自分を評価してくれない組織を飛び出してまったく違う方向性を見出すとか、あるいは今のポジションで評価される軸を作ってくとか大事だと思います。
ちなみに僕は異性とバイト関係は重視してなかったし評価も低く、反面自分の興味のある分野や仲間との行動は進んでやってました。苦手なとこから逃げるべきではないけれど、どっかしら得意分野は持っておいて伸ばしてった方がいいと思います。
面接ではその辺が評価されることが多かったのかなと思います。面接はほとんど落ちなかったです。
そういう風に3年の12月に「普通に」突入してもそんなに良い結果は得られないんだと思って欲しい。
ごく身近なレベルでいいから、1週間1ヶ月と言う単位で周囲の信頼や尊敬を得て欲しい。それの繰り返しだと思いますよ。