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国際政治学とは何ですか?

大学進学について悩んでいます。 私は英語が好きで、英語と何かを学ぶ、もしくは英語で何かを学びたいと思っています。 そこで、学校に国際政治学科の指定校推薦がきていることを知りました。 正直、政治学が具体的に何を学ぶ学問なのか分かりません。 ましてや国際政治学が何を学ぶのか分かりません。 国際政治学とは具体的に何を学ぶのでしょうか? 少しでも多くのことを知りたいので、何か知っている方がいらっしゃったら回答お願いします。

みんなの回答

  • TANUHACHI
  • ベストアンサー率31% (791/2549)
回答No.4

 No.3です、早々の折り返しありがとうございます。けれども誤解していますね。 >英語についてですが、座学というよりもっと実用的なものを学びたいと思っています。 文章を読んだり、自分の意見を発言したりするツールとして使えるようになりたいと思っています。 指定校のある学校では英語教育に力を入れているようなので、書きました。 政治学について、分かりやすい説明ありがとうございました。 国と国との関係には興味があるのですが、その興味が国際政治学に当てはまるのか知りたくて質問しました。 よく考えてみます。  僕が「座学」といったのは「受け身の姿勢」です。その証拠が「学ぶ」との文言にも現れています。高校生にはキツイかもしれませんが、「自らの問題意識を主体的に鮮明」にし、その上で「目的意識を持つこと」が社会科学を学ぶ上では要求されます。それほど甘い世界ではありませんよ。教員と喧々諤々の議論を交わすことのできる学生が僕は欲しい。これに対し「学ぶ」とは教員が板書する内容をノートに書き写す程度の印象でしかありません。まともな教員ならば、毎時の講義や演習で最初にレジュメを配布しあるいは報告者に報告を求め、その内容を叩き台として一校時を構成する。従って、常に自身が目的意識と問題意識を高いレベルで持ち続けることが必然的に求められ、それがゼミなどで「毎回のゼミで一度は発言しましょう」などの教員側からの要望にも繋がることになります。英語を話せても「ゼミの討議内容」に即しての発言でなければ何の意味も持ちません。この点は厳しく言います。  「自分の意見」て何ですか。これこれの事象に対し、自分はこの視点から分析し、この様な内容を提言する、ここまでいって「ようやく問題の入り口に辿り着く」世界です。  英語を含めて外国語そして日本語で「ものの内容と意味」を説明することは、その人の思考過程を具体的に提示することと等号で結ぶことになります。文字どおり哲学的な営みです。何を、どの様に考えるのかとの「主題」が先にあるのであって、たとえばモーツァルトならば音楽という言葉を通じて彼の思索を表現し、ピカソは『ゲルニカ』を絵画という彼が最も端的に表現できる言葉を使って、ゲルニカ爆撃を告発したことになります。単にツールなどという生易しいレベルではありません。  哲学者であり同時に精神医学の研究者でもあるK.ヤスパースが示唆に富む言葉を遺していますので、質問者に贈ります。曰く「言葉は思考の家である」と。  今の質問者の姿勢では社会科学はちとばかり難しい印象が僕にはどうしても拭えない。

mikanpower
質問者

お礼

さらに回答ありがとうございます。 「学ぶ」というスタンスではいけないと分かりました。 私は現在、英会話スクールに通っています。 なので、英会話の力を伸ばしたり、何かのトピックに関する自らの意見を英語で発することのできる学生になりたいと考えています。 自分で言うのもなんですが、ディスカッション等は得意で、好きです。 そのため、英語でも討論できる力を伸ばしたいと考えています。

  • TANUHACHI
  • ベストアンサー率31% (791/2549)
回答No.3

 こんばんは少しばかり大学教育に携わる者の一人です。「政治学」がどういった領域を扱うのかとのご質問ですが、政治学は動態的な学問であると同時に過去の先学達、たとえばヴェーバーやマルクスなどの提示した「理論化の後に抽象化されたモデル」と実際のケースの間にあるギャップなどを問う性質の学問でもある。  英語はそのための手段に過ぎず、政治学を含めた社会科学や歴史学では原書講読も必須単位とされ、高校で学習する文型や関係代名詞、時制や仮定法などといった細分化された文法項目ではとても太刀打ちできません。  大学で扱う語学の位置付けは「その言語を媒介として専門の学問領域に関する書物を読むための基礎的トレーニング」ですから、座学の姿勢では何も習得することなど不可能です。  この部分は特に女子学生が誤解する部分でもあり、英語を学びたいなどの場合は「英語の何を学びたいのか」を課題にすべきであって、そのためには外国語学部などで言語構造などを選択する方がよかろうかと存じます。  政治学に関しては、日本国内にも南原繁に始まり丸山眞男を始め藤田省三・萩原延壽、神島二郎・石田雄などといった先学が数多く発言を遺している分野です。  と同時に彼等は政治学の範疇と接する領域にも「政治学と関連する要素」を求めるために、社会学や経済学そして歴史学やら文学の領域にまで言及するといった具合に「幅を広げる」工夫も常に行っています。  この理由ですが、政治学が対象とするのは「人間の意識や行動」といった根源的な部分に立ち返る問題が数多くあり、そのためにはどうしても人間の足跡を辿らねばならないとの問題にも突き当たるからに他なりません。  明治時代の政治意識を知るなら、その時代に生きた人物の発言を手掛かりとするのは必然であり、そこに夏目漱石や芥川龍之介といった文学作品を遺した人物の目線で近代日本がそれまでとどう変化してきたか、それを国際社会の中でどう位置付けるかなどもオモシロイテーマにはなりえます。  現代ならば「9.11」を一つの境目として「戦争の定義」「新たな枠組みの構築」といった視点の変化に、近年は関心が寄せられています。具体的にいえば「キリスト教的価値観とイスラム的価値観の対峙」「アメリカ的なるものと非アメリカ的なるものの関係」などに相当します。  こうした分野に関心がおありでしたら、国際政治学の門を叩いて下さい。もし自分の求めるモノとは異なるとお考えでしたら、別の分野を選択するのが賢明でしょう。

mikanpower
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 英語についてですが、座学というよりもっと実用的なものを学びたいと思っています。 文章を読んだり、自分の意見を発言したりするツールとして使えるようになりたいと思っています。 指定校のある学校では英語教育に力を入れているようなので、書きました。 政治学について、分かりやすい説明ありがとうございました。 国と国との関係には興味があるのですが、その興味が国際政治学に当てはまるのか知りたくて質問しました。 よく考えてみます。

  • villa36
  • ベストアンサー率24% (96/399)
回答No.2

大昔 法学部で国際政治学のゼミを取り卒業した初老だけど、先の方が言う様に国際情勢に興味が無ければ本当にツマラナいぞ 国際社会における主権国家の経済学、社会学、歴史学等には殆ど触れずに 政策決定、安全保障、国連憲章に基づいき、国民国家の概念を超えた国際社会における概念云々・・ まあ君も核問題に興味があったり軍事オタクっぽいのなら楽しいかも

mikanpower
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 国と国との関係には興味があるのですが、「国際政治」とは何なのか具体的に良く分からなかったので質問しました。 先日模擬授業を受けたのですが、導入部分のみだったので・・・ よく考えてみます。ありがとうございました。

回答No.1

国際政治がどういうものであるか分からないのであれば、 大学でそれを専門とする学科に進学するべきではないと思います。 ちなみに、国際政治学とは、簡単に言えば 「国と国の関係はどうなっているのか、どうしていくべきか」を 政治を通じて研究する学問分野のことです。

mikanpower
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 国と国との関係については興味があるのですが、自分の興味が国際政治学に当てはまるのか分からず、質問しました。 よく考えてみます。