オーストラリアの歌…といえば、そりゃもう、『Waltzing Matilda』がなんといっても定番。
Once a jolly swagman camped by a billabong
Under the shade of a Coolibah tree
And he sang as he watched
And waited till his billy boiled
You'll come a-waltzing Matilda with me
Waltzing Matilda, Waltzing Matilda
You'll come a-waltzing Matilda with me
And he sang as he watched
And waited till his billy boiled
You'll come a-waltzing Matilda with me
(以下略)
そのむかし、一人の陽気な放浪者が
川池のほとりで野宿していた
ユーカリの木の木陰で
そして彼は、紅茶沸かしが沸くまで
待ちながら歌った
どうだい、あんたもおいらと一緒にマチルダを担いで旅に出ないか
マチルダを担いで旅しよう
マチルダを担いで旅しよう
(以下略)
マチルダとは荷物をまとめて持ち運ぶのに使い、野宿の際のスリーピングバッグの役目も果たす布袋のこと。この放浪者はたまたま近づいてきた羊を捕まえて食べてしまい、三人の警察官に追われる身となって、結局投身自殺してしまう…とまあ、あまり楽しくはない歌詞なのです。
ちなみに、『Waltzing Matilda』は「ウォルチング・マチルダ」ではなく「ウォルシング・マチルダ」と発音するのが正しく、意味も「ワルツを踊るマチルダ」ではなくて「放浪用の布袋」といった意味になります。
それはともかく、この『ウォルシング・マチルダ』はオーストラリアでは大変に有名で、これまで何度もオーストラリア国歌に…という声が上がっているほど。
また、第三次大戦後の終末的な世界を描いたネヴィル・シュートのショッキングな小説「On The Beach」を映画化した邦題「渚にて」では、核戦争の被害を比較的受けなかった南半球のオーストラリアが舞台であることから、全編を通してこのウォルシング・マチルダが流れています。わたしも、この映画では強いショックを覚えながらも、この曲の美しさに魅せられたものでした。
お礼
ありがとうございました。 今日は日本vs豪州のサッカー試合があったそうな。 豪州には縁もゆかりもなく、 行ったことすらないオイラだけど、 いい曲ですね。 望郷の念はどこの国の人にもあるんですね。 国籍や祖国はアイデンティティの一部なんでしょうか。 去年の六月、豪・ブリスベンの街角で、 台湾人が集まってフラッシュモブをやったみたいですね。 http://youtube.com/watch?v=iyyiZWArXQk http://youtube.com/watch?v=tIQ9H5Kg7A8 (私自身は外国に住んだことはないのですが、) 少しうらやましくもあります。 日本人はこういう事しませんからね。 さて、豪州といえば、(たまたま豪州だっただけだけど、w) 当方、YouTubeをネットサーフィン中に、 偶然こんなものを見つけてしまい、 椅子から転げ落ちそうになりました。wwww My Boomerang Won't Come Back - Charlie Drake http://www.youtube.com/watch?v=_prtbj4MtDU ドザクサに紛れてブッシュ(bush)大統領まで!www (画像は投稿者さんが勝手に付けたものらしい。) この歌手、聞いたことないんだけど、 ひょっとして豪州では有名人なのかな?