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視神経炎後のうっ血乳頭について
6年前、左目の視神経炎に罹りました。その後視力は正常には戻らず、全体に霧がかかったような状態で、特に中心部が見えない状態です。今でも定期的に経過を見るために通院しています。 2年ほど前、それとは関係なく脳のMRIを撮ったところ、多発性硬化症の可能性が高いということで、現在も定期的に脳神経中に通院しています。 先日、脳神経内科からの指示で、同じ大学病院内の眼科にて検査を受けました。その時の話は、結果は普段定期的に通院している眼科での結果とほぼ同じで、今のところ特に問題なし、定期的に経過を診ましょうとの話でした。 その結果を踏まえて先日、脳神経内科を受診したところ、右目にうっ血乳頭という所見があると先生が言っていました。しかしそれについて眼科から何も指示がないのであれば、どうしようもないとのこと。その時は別に大したことではないのかと思ったのですが、家に帰っていろいろ調べてみたところ、早急に検査等の手配をした方がよい、というようなことが書かれてあり、不安になって、数日後に検査をした眼科を受診しました。 眼科の話では、うっ血乳頭はおそらく数年前の視神経炎の影響だろうとのこと、視力その他に今のところ異常はないので特に今の段階ではどうということはない、と言われました。つまりは何か症状が出ない限り何もしようがない、予防的に何かできるということではないとのことでした。 数年前の視神経炎は左目、今回は右目にもこのような不安な所見が出ていると思うと、いずれ右目も視神経炎に罹るのでは、そうなったら左目の時のように、視力が正常に回復しなかったら、と思うと不安です。本当にこのまま何もしないで様子を見ていくことしかできないのでしょうか。 とりあえず次回の神経内科の診察の際に、またMRIを撮る予定ですが、これはうっ血乳頭どうこうということでではなく、普段から定期的に行っているものです。
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- wanko420
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多発性硬化症の場合、治療および対処法が全く異なるだろうということを前提にお話しさせていただきます。 私は、3年前に上肢静脈洞血栓症、および後頭葉脳梗塞(これは検査事故)でうっ血乳頭が見られ右目視野狭窄が始まっていたため、入院治療をしていたのですが、血栓治療のみでは失明は避けられないということで、脳圧を下げるため、腰椎シャント手術を受けました。 (当時、腰椎穿刺も行いましたが、頭蓋内圧は、メーターを振り切ったそうです) しかしながら現在も頭蓋内圧亢進症ということで脳へのシャント再手術を勧められています。 眼科専門医によりますと、2,3年はこのままで大丈夫だろう(右目右下が三日月形に視野欠損しています。左目は脳梗塞の後遺症で一部欠損しています)けれども、その先は保証の限りではないので、これ以上進行をさせないために、シャントの入れ替えを、ということだそうです。かなり迷っていますが多分手術は受けると思います。 昨年、椎間板ヘルニアを起こしたため、腰椎にこのまま入れておくことが望ましくないこと、腰椎のシャントをMRIで撮影したときに術後1年間の間にねじれが起こったようで、髄液の流れが完璧でない可能性が否定できず、頭痛も治まっていないこと、などが理由です。 うっ血乳頭はご存じの通り頭蓋内の脳圧が高いため、視神経が圧迫され起こる症状とのことですが、放置すると視野狭窄はどんどん進みいずれは失明してしまいます。ただ人によってその時期、状態は様々ですので専門医の経過観察が必要です。 現在では対処療法しかないそうで、脳の圧を下げるしか他に方法がないそうです。 眼科での視野検査(ハンフリー)及び断面検査を定期的に行い、症状に進行が見られる場合、脳外科のほうでで穿刺、シャント等の対処手術が必要になる可能性もあります。 私も半年に一度MRIとCTを交互に行って経過を見ていますが、視神経の専門でセカンドオピニオンを頂ける病院がほとんどなく困っている次第です。 大学病院ならば検査機器はほぼどこでも揃っているそうなのですが、診断できる医師が少ないのが現状だそうです。 ちなみに私もストレスフリーの生活を心がけていますが、なかなか難しいです。
- yuubee(@yuubee)
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想像すると、左眼はすでに視神経萎縮、右眼は視神経がなんだか赤っぽい、という状況なわけですか。まあ正常でもなんとなく赤っぽくて盛り上がった(腫脹して見える)視神経乳頭もないではないですが、、、そのへんは所見も取れないのでノーコメント。 うっ血乳頭、という用語自体は脳圧更新で視神経乳頭が膨隆する現象なので、炎症でおこる視神経乳頭腫脹とは違うのですが。 多発性硬化症はある確率で再発しますし、両眼に発症することもあります。 発症した場合、早い回復を望むなら早期にステロイド療法(パルスか大量)するのが必要です。(ステロイドを使わなくても最終視力は同じともいいます) 現在腫脹してみえるその視神経乳頭に炎症症状があるかは、蛍光眼底造影するとわかることもあります(蛍光漏出があるので)。しかし症状もないのにやりたくないのでしょうな。 ふだんについては、刺激物を避ける、ストレスを避ける、とかいう、おそらく説明されているであろう一般的予防以外どうしようもないと思いますが。というか、眼科でまず聞かれたんでしょうね。
お礼
やはりそうなんですね。脳神経内科でも眼科でも、大体同じようなことを言われます。一般的に心身にストレスになると思われるもの避けることが、せめて自分でできる精一杯のことなんですね。 蛍光眼底造影は発症時と、1年以上前に同じ大学病院の眼科でやったことがあります。右目の炎症がその時から現れていたのかは定かではないのですが… 来月、発症時から診てもらっている眼科の定期通院があるので、その際にも話してみます。こちらの先生にも当初から、視神経炎は両目に発症することが多いと言われていたので、もしかしてと不安になり、一人で考えて混乱していたのですが、なんとなく気持ちの整理ができてきました。丁寧なご回答、ありがとうございました。
- dsdna
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>本当にこのまま何もしないで様子を見ていくことしかできないのでしょうか。 左眼の視神経炎の原因は何(何だった)? それによってある程度の予後が予測できると思うけど。
補足
原因は全く不明です。考えられるとしたら、多発性硬化症の初発症状?ということぐらいです。
お礼
ご丁寧なご回答、ありがとうございました。 先月、視神経炎の発症以来、定期的に通院している眼科の診察があり、先生に話をしたところあらためて現在の目の状態を見てくださり、結論としては今のところ特に心配はないとのことでした。発症時の結果と今の状態とを比べても特に変わりはないとのこと、そして、視神経が細い(小さい?)と周りがうっ血しているかのように見える「偽うっ血乳頭」という状態であるとのことでした。 とは言え、病気が病気なので私も手放しで楽観はしていませんが、ひとまず安心いたしました。 ストレスフリーの生活とはいっても、なかなか難しいというか、そういうことを心がけなければいけないということ自体をつい忘れてしまいますね。