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「開催されました」という言葉遣い
他にも同様の質問をされていましたが、「開催されました」という言葉遣いを ビジネスとして使う場合に疑問があります。 たとえば、 自社で開催したイベントにお客様にきて頂いた後に、 報告書をお送りするような場合には「開催されました」ではなく、 「開催いたしました」が正しいのではないでしょうか。 「第○○回 ○○○勉強会を開催いたしました」というような言い方では ないのでしょうか。 自社主催は「開催いたしました」であり、他者主催は「開催されました」と いう言い方だと思いますが間違いでしょうか?
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正しいか間違いかでいえば、あなたの考えは間違いだ。ただ、いいところを突いている。 知っていると思うが、れる・られるは4通りの用法がある。受身・尊敬・可能・自発だ。このうち、受身形は、事実を客観的に伝達したい場合や、主語をものごとにすることで控えめに伝達したい場合に用いられることがある。 自社主催の勉強会につき「勉強会が開催されました」と表現するのは、正にそのような意図をもっている使い方だ。 この使い方を知らないのだとしたら、それは言葉に対する経験不足・知識不足などの理由によるものであって、咎めを受けるものではない。知っておいて損はないということだ。 他方、れる・られるを受身形で用いるのは、一般的には避けたほうがいいといわれることが少なくない。他の3用法と混同されるおそれがあるためだ。 したがって、文章の前後関係などから他の3用法と混同されるおそれがなさそうな場合にだけ、受身形を用いるのがよいといえる。特に、的確に伝達することを要求されるビジネスシーンでは、受身形を用いることに対しては慎重になるのが望ましい。 この点で、あなたの考えはいいところを突いているといえる。 勉強会でいえば、主催が自社・他社のいずれであっても、文章の前後関係などから尊敬・可能・自発に受け取られるおそれのない場合に限り、「勉強会が開催されました」としてよいといえる。
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- pate_brisee
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おなじく専門家ではないので 一般論といいますか個人的な感想ですが、、、 される、には二種類の用法があるように思います。 1)受動 2)丁寧(この場合、細かくいうと尊敬) 開催される、を 2)ととると、おかしいことになります。 でもこの場合はただたんに 1)の意味で使っているのは明らかで なおかつ 受動は、文法上そういういい方がある というだけのことで、態度が受け身である という意味じゃないわけで、、、 確かに、より丁寧に表現するなら 開催されました よりも 開催いたしました のほうが丁寧です。 しかし、その場のいいまわしもあります。 前後の文章になんども いたしました が多ければ 致す の重複をさけるために あえてさけて、開催されました と 書く場合もあります。 個人的には、致す とか いただく が重なる文章のほうが みにくいように感じています。これも好みですが、、、 開催された といういいまわしは、 ビジネス文書で通じないかというと そうでもないと思いますよ。 自社をさすのにぜんぶ 丁寧語をつかわなきゃならないという マナーでもないですし、、、 受動態を使用していけないというわけでもないですし、、、 たとえばある学校のブログで 校長が 過日、我が校の運動会が無事開催されました と書いたとします。 これを、他校や市や区の委員会むけに 印刷して配布したとして 開催されましたとはなんだ! 開催いたしましたが正しいでしょう!と 異論をとなえる人がいたとしたら そのほうが、??ということになりませんか。 好みの範疇だと思います。
お礼
ご回答を頂きましてありがとうございました。
- ddeana
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>自社主催は「開催いたしました」であり、他者主催は「開催されました」という言い方だと思いますが間違いでしょうか? 言語学者ではないので個人的感想となりますが、私ならばご質問者様同様、自社開催の場合は、「開催いたしました」とします。理由として「~される」という言葉は相手(主に自分より目上の人)に敬意を払う為の尊敬語であり、自分もしくは自分の属するグループに対して使う言葉としては違和感があるからです。
お礼
ddeanaさんの仰る感覚は、まさに私と同じです。 ご回答を頂きまして有難うございました。
お礼
ご回答を頂きまして有難うございます。 受身形の言葉遣いについて学ぶことができました。 「的確に伝達することを要求されるビジネスシーンでは、 受身形を用いることに対しては慎重になるのが望ましい。」と 言う御助言をいただきましたので、文章の前後をしっかり把握して 「〇〇されました」という表記を心がけます。 有難うございました。