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セカンドオピニオンの受け方
中3の息子のけがの状態がなかなか良くならず、今通っている先生の治療方法のままでいいのか 不安になっています。セカンドオピニオンを受けてこのままでいいのかを別の先生に診断してもらいたいのですが、紹介状をかいてもらうなど必要な手続きはどのようなものがありますか? 同じような経験をされた方、いらしたら教えてください。 息子の状況は、 3月末に部活中に転倒して左上腕部を骨折しました。 2週間ほど三角巾で釣っただけの状態で様子を見ましたが、ずれがひどくなってきたので、 ひじから肩にかけて針金を入れて固定して2カ月後6月初め針金を抜きました。 その後、リハビリはせずに普段通りの生活をしていいといわれましたが、 息子いわく「痛くて肘が伸ばせない」と2週間近く肘が曲がった状態で過ごしています。 術後、レントゲンは撮っていません。 このまま、肘が曲がらなくなってしまったらどうしようと不安です。 この治療内容も
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- Knotopolog
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最近,家内の病気について,実際にセカンドオピニオンを実行して,幸運にも成功した者です. セカンドオピニオンとは,現在の主治医(の意見が「ファーストオピニオン」)以外の他の医師の意見を聞くだけの手続きです. セカンドオピニオンの医師に治療して貰う場合は,ファーストオピニオンの医師の紹介状(診療情報提供書・現在までの治療の資料)を提示して,新たに治療を依頼しなければなりません. 私の家内の場合は,ファーストオピニオンの医師が行った検査とほとんど同じ検査を,セカンドオピニオンの医師も行い,検査結果・診断結果は全く同じでした.つまり,ファーストオピニオンの医師の検査・診断結果は正しかったのです. 以下に,セカンドオピニオンに関する資料を記述しておきます.ご参考にして下さい. セカンドオピニオンとは http://www.luke.or.jp/guide/outpatient-care/second-opinion.html ご参考のため,上記サイトの抜粋を下に示しておきます. -------------------------------- ★ 5.セカンドオピニオンとは? 主治医の意見「ファーストオピニオン」に対し,主治医以外の意見を「セカンドオピニオン」といいます.セカンドオピニオンには次のような利点があります. ●異なる医師の異なった意見が聞ける. 異なる診療科の異なった治療法を知ることができる. ●主治医の診断・治療方針に誤りがないか確認できる. 診断・治療について複数の専門医間で検討してもらえる. ●自分に最も合った治療法および治療医を選ぶことができる. さらに以下のような応用も可能です. ●患者さんには困難な専門的交渉を,もう一方の医師に代行してもらう. ●手術は遠隔地の名医にしてもらい,術後検診や抗がん剤の処方は地元の医師に頼む (地域を越えた医療連携). ●手術・放射線・抗がん剤治療のそれぞれを,異なる施設の外科医,放射線科医,腫瘍内科医に 分担してもらう(診療科の枠を越えた医療連携). セカンドオピニオンの取り方を紹介した『がんに勝つ法・セカンドオピニオンのすすめ』 (南雲吉則編著,エール出版社)も参照してください. ★ 6.セカンドオピニオンを希望するとき主治医にどのように相談すればよいでしょうか? セカンドオピニオンはあなたの当然の権利です.主治医の機嫌を損ねるなどと心配する必要はありません.次のように相談しましょう. ●セカンドオピニオンを受けたいときには協力していただけますか? ●この病院に帰ってきたときは再び受け入れていただけますか? ●病理結果(細胞診や組織診)のコピーと今の説明のコピーをいただけますか? ●治療方針の決定に有用な検査結果やレントゲン写真を貸していただけますか? もし, あなたの主治医があなたの幸せよりも自分のプライドを優先して, セカンドオピニオンに協力しないならば,あなたの生涯の主治医にふさわしくありません. 新たな主治医を捜しましょう. ★ 7.カルテ開示とはどのようなことを指すのでしょうか? カルテ開示のことを「カルテ全文のコピー」だと思っている方がいます.裁判のためならそれも必要ですが,それをコピーする人の労力も考えてください.セカンドオピニオンのために必要なのはカルテの全文ではなく,病理結果のコピーとレントゲン写真です.病理やレントゲンの所見が患者さんに難解な場合は,わかりやすい説明文を付けてもらいましょう.紹介状(診療情報提供書)をもらえれば,なおよいでしょう.医療情報の所有権は患者さんにあり,医師はいかなる理由があろうともその開示・提供を拒んではいけないことになっています. ★ 8.セカンドオピニオン医にはどのように相談すればよいでしょうか? セカンドオピニオン医に次のことを聞きましょう. 他の病院の診断に対するセカンドオピニオンをお聞きしたいのですが協力していただけますか? ●(病理のコピーやレントゲンを渡して)前の病院の診断に誤りはありませんか? ●この治療法を勧められましたが,先生ならどの方法を勧めますか? ●(前の医師と意見が異なる場合)それはなぜですか? 科学的根拠があれば教えてください. ●主治医に意見書(または報告書)を書いていただけますか? ●サードオピニオンが必要でしょうか? ●今後も協力していただけますか? -------------------------------- 以下も,ご参考にして下さい. セカンドオピニオン(ウイキペディア・wikipedia) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%94%E3%83%8B%E3%82%AA%E3%83%B3 セカンドオピニオンの基礎知識 http://www.2og.jp/kiso.html セカンドオピニオンの受け方・探し方 http://allabout.co.jp/gm/gc/302581/ 以上です. 息子さんの治療は,最大限お急ぎになられた方がよろしいでしょう. 幸運を祈ります.
お礼
knotopolog様 とても詳しく回答いただきありがとうございました。 息子のために明日主治医と思うことを話してこようと思います。 それでも、治療に不安がのこる場合は、教えてもらったセカンドオピニオンをお願いする方法を 参考にして資料をもらってこようと思います。 tenkaippmm