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台湾は「利用できる存在」なのか?

日本にとって台湾とは「対等な関係で接する相手」ではなく,「利用できる存在」なのでしょうか? ひとりの台湾系日本人という立場として,一部の日本人が主張している「台湾は親日」などという「主張」にたいして,「疑問」をいだいています。 このような「主張」がされる背景には,「東アジアには対日感情の悪い国や地域がある」という「指摘」があります。そして,そういった「指摘」を「前提」にして,「台湾ならば,トモダチになれるはずだ。」という「淡い期待のようなもの」をする人々が,日本社会にはいます。 「東アジアには対日感情の悪い国や地域がある」から,「台湾ならば,トモダチになれるはずだ」,という「淡い期待のようなもの」は,ひとりの台湾系日本人としては,「腑に落ちないもの」があります。ほんとうに,日本と台湾の友好関係について向きあうのであれば,「対等な関係の構築」が「筋」であると,わたしはおもいます。 しかしながら,「台湾ならば,トモダチになれるはずだ」,あるいは,「台湾こそ,日本にとっての東アジアの“最後の砦”だ」などという「前提」からうかがえることは,台湾にたいして「上から目線での関係」を要求していることです。ひとりの台湾系日本人として,台湾が「上から目線」でみられることは,許せないことです。 仮にでも,「東アジアには対日感情の悪い国や地域がある」ということが「事実」であれば,日本人が行うべき行動は,そういった国々,そういった地域との「関係修復」に全力で取りくむことであり,「関係修復」への「努力」をおこたり,さらには,「台湾にすがる」ことではないと,わたしはおもいます。 「上から目線の日台友好」,「日本有利の日台友好」,わたしは,このようなものをのぞみません。

みんなの回答

  • kantansi
  • ベストアンサー率26% (658/2438)
回答No.4

今の台湾の政権党である国民党は、まさに日本が日支事変を戦った相手です。 中共政府はさも自分たちが、侵略者である日本軍を打ち破ったかのように国民に宣伝していますが、 日本軍はほとんど中共の八路軍とは戦火を交えていません。 日本軍が国民党軍と戦って、国民党が疲弊してから、中共軍が出てきて国民党を台湾に追いやり、中国本土を乗っ取りました。 よって、国民党にとって日本は今でも憎き敵です。 台北の国民党本部には、反日スローガンや日支事変当時の写真が飾ってあるそうです。 中華民国(台湾)国民は一般的に親日ですが、今の政府は反日です。 前総統陳水扁氏の民進党は真に親日でした。 ゆえに、陳水扁氏は冤罪で刑務所に送られ、先日自殺未遂までおこしました。 今の国民党政府と中共政府は第三次国共合作を狙っています。 台湾が親日と頭から決めつけるのは誤りです。

noname#181693
質問者

補足

「台湾が親日と頭から決めつけるのは誤りです」という指摘については,「冷静なまなざし」で日本と台湾の「関係」を理解できない日本人がとても多いことは,台湾系日本人であるわたし自身にとっては,悩みの種です。正直なところ,いまの日本には「外国オンチ」多すぎるとおもうときがあります。国際理解のための努力をすれば良いのですが,排外主義的なメンタリティに手を染めているのがいまの日本人です。そういった,「醜態」をさらしていることは,系のつく日本人,いわゆる,カッコ付きの日本人ではありますが,非常に悲しいことです。 「陳水扁氏は冤罪で刑務所に送られ、先日自殺未遂までおこしました」という指摘については,「自業自得」であり,当の本人に「落ち度」があると,わたしは考えます。彼はヒーローのように扱われましたが,「メッキ」がはがれました。悲しいかな,そういうレベルの人間,「袖の下」という行為に手を染める台湾人が多くがいることは,台湾系日本人のわたしにとっては,とても悲しいことです。わたし自身,「恥」を感じるときがあります。

noname#185504
noname#185504
回答No.3

上からみるも下から見るも、力関係は歴然でしょう。国際社会では、すべき論、よりも、力がモノを言います。日本だって、大国のアメリカの言いなりで利用されています。具体的に、どう利用しているかは知りませんが、日本の方が力が上である以上、そこにはそれなりの力学が働くでしょう。しかし、民主主義国家同士、仲間であることも真実であり、敵国の中国共産党に対峙するしかないと思いますよ。 感情的な話であれば、日本人の庶民は謙虚だから、そんな上から目線で見やしないと思いますよ。政治家は、そもそもが上から目線で見る連中ばかりなので保証の限りではありませんが。

noname#181693
質問者

補足

「民主主義国家同士、仲間であることも真実であり、敵国の中国共産党に対峙するしかないと思いますよ」という指摘については,いまの日本政府には,中国の共産党と「ゲーム」をやる「能力」がありますか? そういった点は,日本人は台湾人から学ぶべきだと,わたしはおもいます。 「日本人の庶民は謙虚だから」という指摘については,「謙虚」ではなく,「陰湿で,腹黒い」というのが,「実情」ではないでしょうか? いまでも,日本人は,台湾のことを「植民地のようなまなざし」でみている人々が少なくないと,そのように思うときがあります。たとえば,「台湾風俗」などが良い例です。 「政治家は、そもそもが上から目線で見る連中ばかりなので保証の限りではありませんが」という指摘については,日本と台湾の関係については,日本の政府が中国大陸にたいして「ぺこぺこ」しているので,あまり政府は頼りにしないほうが賢明であると,わたしはそのように考えます。

  • rikukoro2
  • ベストアンサー率21% (1316/6195)
回答No.2

一応『地政学』における一つの考え方として 一、隣接する国は互いに敵対する。 二、敵の敵は戦術的な味方である。 三、敵対していても、平和な関係を作ることはできる。 四、国際関係は、善悪でなく損得で考える。 五、国際関係は利用できるか、利用されていないかで考える。 六、「優れた陸軍大国が同時に海軍大国を兼ねることはできない(その逆も然り)」 七、国際政治を損得で見る。善悪を持ちこまない。 八、外国を利用できるか考える。 九、日本が利用されているのではないか疑う。 十、目的は自国の生存と発展だけ 十一、手段は選ばない 十二、損得だけを考える。道義は擬装である。 十三、国際関係を2国間だけでなく,多国間的に考える。 十四、油断しない 十五、友好,理解を真に受けない 十六、徹底的に人が悪い考えに立つ 十七、科学技術の発達を考慮する  そもそも国際間の友好なんてものは砂上の楼閣だと思います 「国家に真の友人はいない」 キッシンジャー 「隣国を援助する国は滅びる」  マキャべリ 「我が国以外は全て仮想敵国である」チャーチル

noname#181693
質問者

補足

では,そういった「前提」を超えて,人間ができること,人類ができることとは何ですか? 「知識」をひけらかしているだけで,「策」がみえてきません。著名人の格言を加えたからといって,「良い,効果的な回答」になるとは,わたしはおもいません。

回答No.1

「日本」などという“存在”があるとお思いですか? 国境など、人間の心の中にしか存在せず、今や情報も経済も 産業もボーダレス化しており、我々の衣食住全て、世界中の 人々の順調な営為に依存しています。 そこにおいて、「日本にとって」とか「台湾とは」という考察は 遊び以上のものではなく、実質的な議論は(日本という制度と 法的な契約関係にある)一個人にとって、台湾において生活 している個々人が有益であるかどうか、というものになります。 台湾にも日本に反感を持つ人の多い外省人も多く、また比較的 親日的といわれる本省人にも反日的な人はいるわけで、 「台湾は(全てが)親日的」などというのは、上から目線も下から 目線も意味のない、情緒的な表現以上ではあり得ません。 ただ、世の中には血液型占いだって実勢を得ている訳で、 こうした情緒的に流されがちな日本を嫌いなら、嫌って下さい。 それが日本人に実態です。

noname#181693
質問者

補足

あなたが考えている以上に,「国家」を「強調」したがる人々が,日本社会にはいます。とくに,「排外主義的なメンタリティ」をもっている人々に,多くみられます。さらには,あなたが考えている以上に,「日本のアジア蔑視」も,「問題」であるとされています。 そういった<考え方>をもっている人々が多くいますので,わたし自身にとっては,台湾系日本人というバックグラウンドをもっていることから,いわゆる「上から目線」で台湾のことをみている日本人がいることは,非常に遺憾なことであり,許しがたいことです。 「世の中には血液型占いだって実勢を得ている訳で、こうした情緒的に流されがちな日本を嫌いなら、嫌って下さい」という指摘については,わたし自身は,日本社会や,日本人の,「流されやすい」ところは「良くない点」として受けとめています。 つけ加えて,わたし自身,いわゆる「反日」ではありませんが,あなたのコメントを拝見すると,まるで,いわゆる「反日」をうながしているという「印象」が強くします。 「日本を嫌いになってください」などというコメントは,非常にショッキングなものです。 そういう<言葉>にたいしては,売り言葉と買い言葉ではありませんが,「それなりの見解」があるものと,わたしは考えます。わたしは,わたし自身はのぞまないのですが,いわゆる「反日」になることもできます。そういうことを,いまの日本人は求めているのでしょうか??? 「それが日本人“に”実態です。」 最後は,「ニホンジン」らしく,「揚げ足を取る」コメントにしておきます。 それが日本人“の”「醜態」です。

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